野田と共に遥かな高みを目指す覚悟を固めた文吾。
静央シニアの紅白戦ではレギュラー陣のA組に、野田・石浜・袴田らB組が挑むこととなる。
早くもA組に3点を許す苦しい展開のなか、B組を鼓舞し続ける野田がエース・吉見と対峙するのだった。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。
野田が意地の一発
吉見と野田のハイレベルな勝負を目の当たりにし、自分の目指すべき高みを感じて高揚していく文吾。
果敢に食らいついていく野田だったが、吉見が初めて決め球のスプリットを解禁し、空振り三振に倒れた。
それ以降、B組は木村の粘投と野田の攻守で善戦し無失点を維持するも、打線は吉見を捉えることができない。
試合終盤の6回には袴田が死に物狂いで死球を選び、ようやく出塁。
そして再び打席には野田が。
ここで集中力を研ぎ澄ました野田は吉見のスプリットを完璧に捉え、2ランホームランで1点差に迫った。
6回の反撃はここまでで終わるが、最終7回のマウンドにはいよいよ文吾が登るのであった。
文吾の初登板
左投を初めて間もないとは思えぬほどの成長を見せる文吾。
真琴との練習でベストな踏み込みの幅を見出し、ついにストライクが完璧に入るようになった。
球威で押し、水嶋と真琴から連続三振を奪う。
視察に訪れたスカウトの荒深も文吾の急成長ぶりに驚愕し、そのポテンシャルの高さを感じた。
続く吉見はセーフティバントでまだ守備はからきしできない文吾のミスを誘って出塁し、4番の鮎川との勝負に。
ストレートにめっぽう強い主砲の鮎川にも正面から挑む文吾は、爪が割れながらも全力の投球を披露する。
結局、鮎川にホームランを打たれてしまったものの、驚異的な才能、そして爪が割れても全力で投げる気迫と危うさを示したのであった。
絶対的エースの後継者
打たれたことをしばらく引きずる文吾だったが、吉見は文吾を自主トレに誘い、文吾は絶対的エースのトレーニングを知ることとなる。
地味なストレッチや身体の動かし方を学び、お寺の参道にある長い階段のダッシュでは吉見の投球を支える強靭な下半身を痛感する文吾。
文吾は絶対的なエースになるための最短距離として吉見についていくことを決心し、吉見もまた文吾をエースの継承者候補として考えている様子。
そして公式大会である日本選手権が近づき、その出場権を勝ち取るための関東大会の最終メンバーが発表される。
日本選手権に出場できるのは12チームであり、4回勝ってベスト8以上に入れば文句なしでの突破。
シニアの大会では厳しい球数制限があり、投手の層が厚いほどチームとしては有利ななかで、文吾は肘に違和感を訴えて辞退した木村に代わってメンバーに選出された。
静央シニアは大会の初戦は4番手の投手に先発させる慣例があり、文吾は4番手の投手として先発することになるのだった。
文吾、公式戦デビュー
1回戦の相手、牧田シニアは野球経験の浅い文吾が先発であることに奮起しようとするが、文吾の威力あるストレートに手も足もでない。
打線も弱小チームを相手に大爆発し、17-0の5回コールドで危なげなく勝利。
文吾も5回を投げて10奪三振、被安打ゼロと、参考記録ながらノーヒットノーランを達成する完璧なデビューを飾るのだった。
【3巻のまとめ】
紅白戦ではレギュラー陣に敗れたものの、1回のみの登板で大きなインパクトを残した文吾。
絶対的エースの吉見からも目をかけられ、吉見に師事しながらトレーニングに熱が入る。
そして日本選手権への出場権をかけて関東大会が開幕。
4番手の投手として最終メンバー入りを果たした文吾は緒戦の先発を任され、5回コールドの参考記録ながらノーヒットノーランという鮮烈なデビューを飾るのだった。
【3巻の見どころ】
この巻の見どころは、紅白戦での野田の意地の一発と、文吾の鮮烈な公式戦デビューです。
吉見のスプリットを完璧に捉えた野田の2ランホームランは、執念と集中力が光る名場面。
そして最終回、文吾が初めてマウンドに立ち、爪を割りながらも鮎川に真っ向勝負を挑む姿からは、才能と危うさの両面が浮かび上がります。

次巻へ続きます。
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