若き書道家の半田清舟は、自作を酷評されたことに腹を立て書道展示館の館長を感情に任せて殴りつけてしまい、見かねた父によって自然豊かな五島へ左遷されてきた。
自分の家は村の子供たちである琴石なるや美和、タマなどの溜まり場と化しており、都会とは全く違う村の生活に振り回されることとなる。
なるの底なしの明るさや村人たちとの関わりによって少しずつ気持ちに整理をつけながら、自分を見つめなおすためのド田舎ライフが始まるのであった。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
目次
村の防犯対策
都会と違って家に鍵をかけないなど、村の防犯意識の低さを指摘する清舟。
子供たちには学校から防犯ブザーが支給されており、清舟と一緒にいたひなとなるが試しに引っ張ったところ大音量でブザーが鳴る。
すると近所の人が次々と飛び出し、清舟は危うく不審者扱いされるところに。
図らずも地域ならではの人と人の繋がりによる防犯対策を体感することとなるのであった。
このもん中毒
このもんという村の漬物を大量にもらい、処理に困る清舟。
だが書道の練習をしたり考え事をしながらつまんでいるうちにあっという間になくなってしまい、このもん中毒になるのだった。
猫アレルギー
島に来て1ヶ月、清舟はひそかに村の猫たちに心癒されていた。
猫好きの清舟にとっては野良猫が集まってくるスポットはまるで天国であり、村人の餌付けで寄ってきた野良猫を抱かせてもらうことに。
親の厳しいしつけで幼いころに動物と近づくことができなかった清舟は存分に猫と触れ合うが、ここに来て清舟は猫アレルギーだったことが判明。
親は自分のアレルギーを心配して動物から遠ざけていたことを思いだし、親の気持ちを知るのであった。
カタカナが読めるようになったなる
カタカナが読めるようになり大人への階段を一歩登ったなる。
清舟のもとに通って字を習っていた効果。
自信満々だが、漢字の口とカタカナのロを混同するなど、まだまだ知らないことはたくさんあるのであった。
村の唯一の商店
墨汁を切らしたために村の唯一の商店である木下商店へ買い物に行った清舟。
店主のおばあちゃんは腰が悪く耳も遠いが、買い物にくる村人や遊びにくる子供たちが元気の源である様子。
駄菓子や動物のエサなど何でも揃う商店でなるたちにあげるお菓子を買った清舟は、肝心の墨汁を買うのを忘れてしまうのであった。
漫画家を本気で目指すタマ
再度墨汁を買いに行った清舟は、漫画家志望のタマと出くわし、タマから少年誌に投稿しようとしている自作漫画を渡されて感想を求められる。
中身は少年誌らしからぬホラーやグロテスクな描写が多いが、タマは清舟の客観的な感想には耳を貸さずに自分の信念を曲げようとしない。
挙げ句のはてには、清舟は漫画を理解していないとして大量の漫画を貸し付けられてしまい、清舟は漫画家という人種から距離を置きたくなるのであった。
タマのBL妄想癖
漫画家を目指していることは村のみんなには内緒にしていたタマ。
勢い余って清舟に漫画をたくさん貸してしまったが、そのなかに秘蔵のBL漫画があったかどうか気がかりになってしまう。
腐女子と思われないように取り繕おうとするが、脚を滑らせた清舟がヒロシに支えられているところを目撃して2人が抱き合っていると思い込むなど、かなりのBL妄想癖をもっているのだった。
村人代々のおままごと遊び
神社で土を堀ながらおままごとをするなるとひな。
そこには無数の穴が空いている。
その穴はひなたちの親も、そしてヤスばの世代もおままごとをしながら空けたもの。
世代を超え、これからもきっと同じ場所で同じおままごとが受け継がれていくのであった。
病院には幽霊が出る?
暑い夏の日、清舟は熱中症と睡眠不足で倒れて入院することとなってしまう。
その病院には幽霊が出ると聞いて内心ビビる清舟は、見舞いに来たなるたちが夕方に帰ると1人に。
隣の病室にいた老人と出会い、子供たちが自分のことを心配して来てくれたことを知って書道へのインスピレーションを得た清舟だったが、翌日には隣の病室には誰も入院していなかったことが判明。
出会ったのが幽霊だったと悟った清舟はまた倒れてしまうのだった。
清舟が大事にする写真立ての中身は…
村の子供たちの習字の課題を見る清舟の教え方はかなりスパルタ。
美和、タマ、なるの3人は隙を見て清舟のプライベートを探ろうとする。
大事そうに写真立ての中に閉じられている写真こそ大事な彼女に違いないと予想して写真立てを開けると、そこに飾られていたのは四大書家の1人である蘇軾の絵なのであった。
海での危険な遊び
子供たちが海に遊びに行くため、清舟とヒロシが監視役として同行することに。
磯で滑って転ぶなど清舟がまるで戦力にならない一方、子供たちは慣れた様子で海で遊ぶ。
なるは美和に教わった高台からの飛び込みも覚えたが、危険な遊びをしたことを清舟は厳しく叱った。
いつの間にか清舟にとって子供たちが自分の心配な存在になっていたのである。
一方、都会からは音信不通となった清舟を心配した友人の川藤が、1人の若者を連れて島へと降り立つのであった。
【2巻のまとめ】
この巻ではメインストーリーに大きな動きはありませんでした。
次巻では音信不通となった清舟を心配した友人の川藤が、1人の若者を連れて島へと降り立つこととなります。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考挫折を味わった若き書道家がド田舎ライフで人間として成長していくギャグあり涙ありのほっこり漫画『ばらかもん』全19巻【ネタバレ注意】
続きを見る

