桜木が水野と矢島を指導した10年後が舞台。
桜木らのノウハウを引き継いだ龍山高校は進学校へと一気に成長したが、教職員らが影で「女帝」と渾名される龍野久美子が理事長代行となってからは有名私立大学の合格実績がさらに上がる一方で東大合格者は年々減少し、ついにゼロとなった。
この低迷に桜木は龍山高校の理事となり、既存の特進クラスとは別に「東大専門コース」略称「東大専科」を設置すると独断で宣言し、自身の弟子にして龍山高校初の東大合格者であり、現在は桜木の下で弁護士を務めている水野にその担当を命じる。
早瀬菜緒(はやせ なお)と天野晃一郎(あまの こういちろう)を迎え入れた東大専門コースは、彼らに様々な受験テクニックや勉強法を教えていく。
時代や受験の方式も変わるなか、今一度東大合格者を増やすための戦略が始まる―。
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
再び低迷する龍山高校に桜木が帰ってきた
桜木が龍山高校の経営再建に着手し、水野が東大合格第1号となって10年。
龍山高校は難関大の合格者数こそ増えたものの再び東大合格者は一時期より低迷し、ついにゼロになってしまった。
教頭の高原や国語教師の宮村を始め教員たちは暗いムードに包まれる。
この低迷は5年前に新校舎が落成し、桜木が離れて「女帝」と怖れられる龍野久美子が理事長代行に就任してから始まった。
校長すらも頭が上がらない龍野は権力を傘に強豪の部活の廃止などを一方的に決め、学園を私物化。
学校法人に強い弁護士としてのブランド価値に影響すると危惧した桜木はすぐさま、弁護士として自分の部下になった水野を連れて龍山高校へと乗り込むのだった。
再建するための最初の策
教員たちの会議に乗り込んだ桜木は早々に喝を入れ、再び東大合格100人を目標に掲げる。
2年後の2020年には大学入試制度の大幅な変更も控えており、学校も生徒もきちんと準備を始めなければ間に合わない。
しかし割って入った龍野は桜木を邪魔者扱いし、排除しようとする。
龍野が一筋縄ではいかないキレ者と判断した桜木は今日のところは引き下がり、次の手を考えることに。
龍野は外資系証券会社の元ディーラーで、龍山学園理事長と結婚してから代行として学園の全権を掌握。
教員給与の一律5%カットが引き金となって特進クラスの講師たちの大半が退職し、東大合格のノウハウも流出してしまっていた。
再び自分が学園の経営陣に加わるしかないと判断した桜木は校長らを説得し、週末に開かれる定例理事会で最初の勝負に出るのだった。
生徒たちに発破をかける桜木
桜木の根回しにより、理事で前校長の小松川が動議を提案し、理事の職の辞任と後任に桜木を推薦。
高原も賛成し、全5名の理事の過半数による可決まであと1人。
校長はここで勇気を出して龍野に弓を引き、桜木の後任就任に賛成を投じた。
無事に桜木が理事となり、3学期の終業式で全校生徒の前に姿を現す。
そこで桜木は全生徒に東大を目指せと発破をかけたが、今時の生徒たちは反抗もせず、まるで無反応。
東大へ行くのに理由なんかいらない。行動するヤツだけが勝つ!
その場で東大専門コースの新設を勝手に宣言した桜木は水野を広告塔に使い、先着順で10名の定員を募るのだった。
東大専門コースの門を叩いた2人の志願者
言いたいことだけを言って切り上げた桜木。
生徒たちの反応はすこぶる悪く桜木の策は大失敗に終わるかと思われた。
ところが桜木にとっては300人のうち1人か2人で十分。
そしてその読みどおり、早瀬菜緒と天野晃一郎の2人が東大専門コースの教室へと姿を見せた。
桜木に生まれて初めてメチャクチャ怒られたことで今まで甘やかされてきた自分を帰るべく奮い立った早瀬と、厳しすぎる両親に抑圧されて自分で動くことができない自分に嫌気が差していた天野。
2人とも現時点で日東駒専のレベルだが、水野や矢島の時と比べれば1年で東大合格は射程圏内。
難関大コースの教師である田村と水口が桜木の強引なやり方に反発する一方、桜木は東大専門コースの専任に水野を派遣することを決め、担任も教室も無しで新たな東大合格メソッドが始まるのだった。
合格の秘訣はスマホ?
まず志望として、早瀬は文科1類、天野には理科2類を受けるように指示する桜木。
志望学部は違えど一緒に勉強させることを宣言、その秘訣としてスマホを出した。
そしてスタディサプリを始めとするITを駆使して勉強することを告げ、「頑張らない」をモットーに新しい勉強が始まる。
龍野が裏で5年後の廃校と土地売却を企むなか、桜木は再び東大合格者を増やすことができるのか…。
【1巻のまとめ】
桜木らのノウハウを引き継いだ龍山高校は進学校へと一気に成長したが、教職員らが影で「女帝」と渾名される龍野久美子が理事長代行となってからは有名私立大学の合格実績がさらに上がる一方で東大合格者は年々減少し、ついにゼロとなってしまった。
この低迷に桜木は龍山高校の理事となり、既存の特進クラスとは別に「東大専門コース」を設置すると独断で宣言、自身の弟子にして龍山高校初の東大合格者であり、現在は桜木の下で弁護士を務めている水野にその担当を命じる。
東大専門コースの門を叩いた早瀬菜緒と天野晃一郎を迎え、スマホアプリを始めとするITを駆使しながら様々な受験テクニックや勉強法を教えていくことに。
龍野が裏で5年後の廃校と土地売却を企むなか、桜木は再び東大合格者を増やすことができるのか…。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考あなたの転職を指南する、社会人のためのドラゴン桜『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』全14巻【ネタバレ注意】
続きを見る

