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前巻はこちら園田と盲目の女性の出会い、カモの恩返しは寺を乗っ取った悪徳住職へのキツい制裁『外道の歌』8巻【ネタバレ注意】
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9巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
榎が借りを返すため関口とデートすることに
鶴巻から護身術の手ほどきを受ける榎。
前回の依頼で借りを作った(7巻参照)ために朝食会の定例会に参加することとなる。
会場のファミレスには普段身分を偽って生活している各支部の支部長が集結。
関東の各都県に支部を有し、榎は東京bの支部長であった。
協調性のない榎がやり玉にあげられるなか、榎に好意をもつ関口は榎をフォローし、榎は渋々ながらデートをすることになるのであった。
狙った女性を殺すのが趣味の関口
アルバイトをしている関口は狙った女性を超高級マンションに連れ込む。
トップクラスの人間しか利用できないマンションには防犯カメラも設置されておらず、警察もなかなか手出しできないという場所。
実は有数の超セレブでサイコパスだった関口はその女性を連れ込んで欲望を満たすためだけに暴行。
時間をかけて相手をその気にさせ、最後になぶり殺すのが性癖であり、次のターゲットは本命の榎なのであった。
狙われた榎を鶴巻が救い出す
鶴巻が店の外で待機するなか、榎と関口はイタリアンの店で食事をすることに。
榎はグラスを空にしてからトイレに立つなど警戒を解いてはいなかったが、関口は注射で料理に薬を盛り、裏口からタクシーで榎を拉致することに成功する。
さすがに連絡がないことを不審に思った鶴巻が店の中に入った頃には、榎は関口の自宅マンションに監禁されている状態。
榎を意のままに殺せることに昂る関口だが、目を覚ました榎は「関口 清」が偽名であり、その正体が日本でも有数の財閥系企業会長の三男である「粕谷 九頭男」であることを調べ上げていた。
榎は冷静に話をしながら時間を稼ぎ、その隙に榎のインプラントに仕込んでいた発信機から追跡してきた鶴巻が助けに駆け付けた。
急いでいたこともあり榎の祖父の力を使ってマンションの管理会社に鍵を開けさせた鶴巻は関口をボコボコにし、そのまま関口は逮捕。
しかし関口は今回の件以外は何一つ証拠を残しておらず、初犯であるためすぐに出てくる可能性が高い。
「すぐにまた会おう」と言い残し、関口は警察に大人しく連行されていくのであった。
ニューハーフとの禁断の恋、悲劇と復讐
オカマバーのママである愛莉愛と、愛莉愛を姉のように慕う従業員のニューハーフがいた。
そんなある日、そのニューハーフは結婚している男を本気で好きになってしまったと愛莉愛に悩みを打ち明ける。
相手の男の妻はニューハーフに浮気されたことでプライドを傷つけられて激昂し、その事実を隠すために離婚はせずに単身で家に乗り込んできた。
妻は問答無用でナイフで何度も刺し、そのニューハーフは亡くなってしまう。
妻は逮捕・起訴されたが、ニューハーフは定期的に投与・服用していた薬の影響からか亡くなる直前に心筋梗塞を起こしており、刃物による傷が直接の死因ではないとされて軽い罪にしか問われなかった。
遺体は顔の他に性器の部分も執拗に切り刻まれており強い殺意があったのは明白だったが、数年後には妻は刑期を終えて夫と結婚生活を続けているという。
今は夫は妻に頭が上がらなくなり、妻は自分が被害者であると考えて全く反省の色も見られない。
無念を晴らすため愛莉愛はカモとトラに依頼を持ち掛け、2人はその妻に復讐を遂行することとなる。
「屑は殺す」という信念のもと妻は殺され、ニューハーフが殺された時の状況と同じように切り刻まれた。
復讐しても被害者が生き返るわけではない。
しかし愛莉愛の心はどこか軽くなったのであった。
【9巻のまとめ】
関口への借りを返すためにデートの誘いを受けざるを得なかった榎。
関口は狙った女性を殺すのが趣味であり、本命のターゲットである榎に薬を盛って拉致することに成功するが、寸でのところで鶴巻が救出した。
シリアルキラーだった関口はそのまま逮捕されるが、他の事件の証拠は何もないためすぐに出所する可能性が高いのだった。
その他、ニューハーフが既婚男性と本気の恋に落ちた結果、妻の怒りを買って殺されてしまう事件が発生。
カモとトラはそのニューハーフ仲間からの依頼で反省の色が全く見られない妻に復讐を果たすのであった。
次巻へ続きます。
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