『Odds GP!』が新章に突入!!高校時代、ロードレースに燃えていた辻堂麟太郎は、父親が起こした不慮の事故で多額の治療費が必要になり、競輪の道を選んだ。いつしか競輪の魅力に取りつかれ、少しでも、誰よりも早くトップ選手になるべく、A級戦での三場所連続優勝を決め晴れてS級選手の仲間入りへ。しかし、S級の壁は想像以上に高く…!?より強くなるために、己を磨き天辺のその先へいくため、新たなリンタの競輪ストーリーが始まる!!
(U-NEXT作品紹介より引用)
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。
S級の壁に苦しむ麟太郎
ミホは短大を卒業してすぐ麟太郎の家に通いながら身の回りの世話をするようになり、内縁の妻状態に。
ミホの献身に報いるためにも気合が入る麟太郎だが、S級に上がってからはまだ1度しか1着を取れておらず、S級のカベに苦しんでいた。
「Odds VS!」1巻©双葉社/石渡治
S級2班に昇格した寒川・ゴンゾとのチーム小太郎で共に壁を打ち破るべくトレーニングに励むが、結果がついてこない。
そんななか、観戦に来ていたある男が麟太郎の才能とフォームの崩れに気付く。
そして麟太郎はトレーニングの一環としてミホと一緒にサイクリングする道中、偶然にもカフェでその男に出会った。
その男の名は伊藤一路、鍼・灸・指圧の国家資格を持つコンディショニングトレーナーである。
一路は名乗りもせずに麟太郎にフォームが崩れていることを指摘し、「指三本だけで走ってみたまえ」とアドバイス。
「Odds VS!」1巻©双葉社/石渡治
麟太郎にとっては不思議な男からのアドバイスだったが、これが浮上のきっかけとなるのであった。
浮上の兆しを掴む
次のレースの予選、麟太郎はアドバイスを実践するとすぐに無駄な力みが取れ、スピードを取り戻す。
「Odds VS!」1巻©双葉社/石渡治
惜しくも2着だが、決勝進出を決めた。
完全復活を予感させるなか、決勝では一躍スター選手となったのりピー(八郎潟 実。秋谷師匠と肩を並べる八郎潟 恵の弟)との激突に。
強い追い風を受けながらの最後の直線勝負は大接戦となり、本気でペダルを踏む麟太郎の背中にも久しぶりに翼が生える。
だが同じようにものすごい追い上げを見せたのりピーが僅かに上回り、麟太郎は純粋な力の差で敗れた。
のりピーとの再戦を誓う麟太郎は、間近に迫るトラック競技のオリンピック代表選手選考の試走会よりも、まずは同期のライバルたちが集うルーキーチャンピオンレースに照準を定めるのであった。
心強いコーチを味方に
たった1回のアドバイスで劇的に改善の兆しが見えた麟太郎は、アドバイスをくれた男に再び接触するべく、ミホに捜索を依頼する。
男と出会ったカフェに足しげく通い詰めたミホは、4日目にしてようやく出会うことができ、麟太郎と一路を引き合わせることに成功。
ルーキーチャンピオンレース優勝に向け、麟太郎は心強いコーチを味方にするのであった。
「Odds VS!」1巻©双葉社/石渡治
【1巻のまとめ】
S級に昇格してから壁にぶち当たり、思うように成績が伸びない麟太郎。
たまたま観戦に来ていた鍼・灸・指圧の国家資格を持つコンディショニングトレーナー・伊藤一路と出会い、フォーム改善のアドバイスを受けてから浮上のきっかけを掴む。
同期のライバルたちが集うルーキーチャンピオンレースに向け、心強いコーチを味方につけたのであった。
次巻へ続きます。
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