プロラグビーリーグ・ジャパンラグビープレミアリーグで、インビンシブル=絶対無敵と呼ばれた小倉ホワイツ。
6連覇を達成した常勝集団だったが、放蕩経営がたたり、主力が抜けて弱体化。
昨シーズンはリーグ最下位と、振るわない結果だった。
そんななか、GMの中岡が集めたのは安くてヤバくてクセだらけの選手たち!
そのうちの一人・原田スコット春介はホワイツ再建のために1人気合を入れ、まず味方から変えようと着手する。
まだ連帯感のままホワイツはエース黒木を引き抜いた仇敵である府中イエローズとの練習試合に向かうのであった。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
一方的な展開でやられまくる前半
北九州のテレビ局、キタキューTVの看板アナウンサー中岡エマは中岡GMの娘にして中岡Jrの姉。
エマがホワイツへの密着取材を敢行するなか、いよいよイエローズとのプレシーズンマッチが始まる。
原田はベンチスタートとなり、開始20秒でイエローズの柳田にトライを許し、さらに黒木のコンバージョンキックで早くも点差をつけられてしまう。(前半20秒 ホワイツ0-7イエローズ)
さらにイエローズは強力なFW陣が押し込みながら外側のスペースを活かした連携攻撃であっさりと五徳のトライに繋げ、追加点。
ここでもきっちりと黒木がコンバージョンキックを決め、ホワイツを突き放す。(前半8分 ホワイツ0-14イエローズ)
反撃に出たいホワイツだが、室浪のバレバレのパスダミーには誰も引っかからず、前からプレッシャーをかけてくるイエローズのディフェンスを突破することができない。
そのままターンオーバーを許し、黒木のパスからイエローズが再びトライ。
あっという間に差がつけられていく。(前半 ホワイツ0-21イエローズ)
ホワイツは室浪と大友が力ずくで突破口を開こうとするが、チームとして連動せずあえなくイエローズディフェンスに阻まれてしまった。
町田はとことん愚直にタックルするなど個の力では戦えてはいるものの、ベンチのメンバーは原田以外試合に集中しておらず、チームとしての連帯感は見られない。
そしてスクラムでも故意に崩すコラプシングの反則を取られて3点、さらにノットリリースザボールのペナルティキックを黒木に決められ3点を追加されてしまう。(前半 ホワイツ0-27イエローズ)
前半終了間際にはキックパスに反応した五徳にトライを決められ、黒木のコンバージョンキックも合わせて7点を追加、一方的な展開で前半を折り返すのだった。(前半終了 ホワイツ0-34イエローズ)
ようやく原田に出番が
ハーフタイムのロッカールーム。
原田は同じ今季新加入の高木、フィフィタ、実松、相田、大友に中岡Jrを加えて反撃の策を練ろうとする。
しかしそんな原田を遮るように室浪が後半から大幅なメンバー入れ替えを宣言し、その中にフィフィタと原田の名前は無かった。
試合に出るために焦る原田は最後の手段として、中岡Jrを頼って中岡GMへ出場をお願いする。
後半10分を経過しても試合の流れは変わらず、ホワイツは押し込まれる苦しい展開。
そしてイエローズにトライとコンバージョンキックを決められ、さらに突き放されてしまった。(後半 ホワイツ0-41イエローズ)
ここでウォーターブレイクの際、ようやく中岡GMから室浪に電話で連絡が入り、室浪とスクラムハーフの鈴木を温存する名目で原田とフィフィタの投入が決まるのだった。
唯一人諦めない姿勢
原田の出場で流れが変わり始める。
身軽な原田が相手ディフェンスを躱して黒田にタックル、ボールを奪ってターンオーバー。
作戦通りまず大外へボールを運び、実松がスピードに乗って一気にサイドを駆け上がる。
五徳のタックルで止められてしまうが、まだホワイツの攻撃は続く。
大友・高木の力強い突進で相手ディフェンスを引きつけながら速いパス回しで逆サイドのフィフィタへ。
パワーとスピードを兼ね備えたフィフィタが一気に攻め込み、黒木のタックルを受けながらも最後は原田を囮にして中岡Jrへラストパス。
中岡Jrが反撃の口火を切るトライをあげ、コンバージョンキックは決まらなかったものの一矢報いることに成功する。(後半 ホワイツ5-41イエローズ)
一気に選手を交代しリザーブの選手を投入するイエローズだが、ベンチとは言え力の差はほとんどない。
黒木は「プロたるもの同じミスは繰り返さない」とすぐさま修正し、まずはホワイツの武器である大友のランを封じにかかる。
巧みな連携で黒木が自ら抜け出してトライ、コンバージョンキックも決めて黒木がようやく交代する。(後半 ホワイツ5-48イエローズ)
惜しくも黒木を止めることはできなかったが、それでも黒木のプレーや味方DFの動きを冷静に読んで対処しようとした相田の戦術眼に原田は光るものを見出した。
その後ホワイツは徐々に崩れ出し、古傷を痛める高木、スタミナ切れで失速する実松、相手のタックルに圧倒されるフィフィタ、タックルに行くことを諦める相田、1人で突破できない中岡Jr…。
イエローズに更なる追加点を許しながらも、原田だけは最後まで諦めずに立ち向かう。
試合は5-62で大敗を喫するが、その試合をスタンドで観戦していた新ヘッドコーチが試合後ホワイツのメンバーの前に姿を現すのであった。
協調性のないホワイツ
試合後、ラグビー選手たちの習慣として飲みに出るホワイツの面々。
仲間のことを知るために原田は積極的にコミュニケーションを取ろうとするが、フィフィタと大友は端の方で寡黙、実松はサーフィン仲間とのBBQへ、高木はずっと電話、相田は運転免許の教習へとまるで協調性が無い様子。
酒の飲めない原田もすぐに酔いつぶれてしまい、中岡Jrに連れられて帰宅。
寝言でホワイツのジャージーを着られることへの感謝と自分がホワイツを救えることを運がいいとこぼす原田を見て、中岡Jrは原田を支える決意を新たにするのであった。
GMが無敗優勝宣言!?新ヘッドコーチのもと合宿へ
翌日、ホワイツの副会長である成瀬は役員会で「今季優勝できないなら本拠地をより人口が多く増収が見込める場所に移転すべき」と提言する。
その挑発ともとれる言葉を買った中岡GMは無敗で優勝してみせることを宣言、ホワイツは背水の陣で今季を戦うこととなる。
そうと知ってか知らずか、中岡GMに招聘された新ヘッドコーチのロバート・ハレルソンはホワイトの面々に「チャンピオン、敗北者、解雇。3つのうちどれになるかはキミたち次第」と告げ、強化合宿を始めることを宣言する。
合宿の地に選ばれたのはかつて「地図から消された島」と呼ばれた寂れた島。
早速軍隊式トレーニングで一体感を高めながらフィジカルトレーニングをすることになったホワイツ。
しかしロバートは早々にトレーニングを切り上げさせ、「明日10時まで休憩!解散!」と告げる。
ボールもなく丸1日の休みをいきなり与えられ戸惑う面々に伝えられたのは「合宿のテーマは『小倉』」ということだけ。
選手たちが暇を持て余すなか、原田が口火を切ってテーマである「小倉」について、チーム内で話し合ってみることを提案するのであった。
【2巻のまとめ】
プレシーズンマッチで元ホワイツのトップ選手率いるイエローズと対戦し、奇策で一矢報いるが、圧倒的実力差を見せつけられ惨敗したホワイツ。
常勝軍団に戻るために知恵を絞り、汗と血を流す春介たちだが、中岡GMは役員会で大見得を切って今シーズン無敗で優勝することを宣言してしまった。
招聘された新ヘッドコーチのロバート・ハレルソンがチームを指揮することとなり、寂れた島での合宿が始まる。
合宿で掲げたテーマは「小倉」だけ。
果たしてホワイツは団結できるか―。
次巻へ続きます。
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