すぐに立て直した瑛太は、河村へのリベンジのために新たな武器・ジャイロスライダーに磨きをかけていく。
そして反撃に出たい静央シニアは、真琴を1塁ランナーにおいてクリーンアップに打席が回るのであった。
20巻のあらすじを振り返ってみましょう。
野田が逆転2ランを放つ
クリーンアップに回り、反撃に出たい静央シニア。
だが間瀬は極度の負けず嫌いである碓井に力負けし、凡退。
続く野田もはじめの2球は空振り。
しかし野田は、直前の間瀬のスイングを真似して、何が悪いのかを教えるためにわざと空振りしていた。
そして3球目ではお手本となるスイングを披露し、完璧に捉えた打球は場外へ。
野田の衝撃的な2ランで静央シニアが逆転に成功する。
野田の場外ホームランは球場の外を歩いていた元U-12日本代表の主砲・伴野を直撃。
興味を引かれた伴野も観戦へ足を運び、日本代表でバッテリーを組んでいた家長と再会するなど、ライバルからの注目も増していく。
続く文吾は三振に倒れ、再び冨士ヶ丘シニアの攻撃へと移るのだった。
瑛太vs河村 第2打席
ジャイロ・スライダーを解禁した瑛太は付け入る隙を与えず、1・2番を連続三振に。
そして3番・河村との再対決を迎える。
ここでもジャイロ・スライダー2球で空振りを奪って追い込み、最後は完璧なリベンジを果たすため、前の打席でホームランを打たれた内角へのツーシームで意表を突く瑛太。
しかし河村は何とかバットに当ててファウルで粘る。
次に袴田が選んだ球は、ツーシームに見せかけてタイミングを外すチェンジアップ。
河村はこれにも食らいつき、フラフラとあがった打球はレフト前のヒットとなった。
河村の連続安打記録は健在。
だが瑛太も河村も痛み分けのような結果に納得せず、次の打席で完璧に決着をつけることを決意する。
続く珠希はサードゴロに打ち取り、静央シニアが1点リードのまま4回に突入するのだった。
ピンチの場面で再び河村を迎える
4回表、静央シニアの攻撃は碓井の気迫の投球の前に3者凡退に終わる。
4回の裏は瑛太が四球を出すも、味方の好守にも助けられて無失点で切り抜けた。
しかし冨士ヶ丘シニアのベンチ裏では河村がジャイロ・スライダー攻略に向けてシミュレーションを重ね、牙を研いでいる。
そして5回表も調子を上げる碓井の前に静央打線は沈黙。
5回裏には1アウトから球種にヤマを張った皆浦が気迫のヘッドスライディングで内野安打で出塁すると、2番の碓井も強打でヒットを放ち、反撃へ。
ここで迎えるは3番・河村。
敬遠などあり得ない状況で舞台が整い、瑛太と河村のガチンコ対決となるのだった。
【20巻のまとめ】
野田の2ランで逆転に成功した静央シニア。
試合はジャイロスライダーを解禁した瑛太と気迫の投球を見せる碓井の投げ合いとなる。
そして5回裏、富士ヶ丘シニアの連続ヒットでピンチの場面で再び河村に打席が回る。
敬遠などあり得ない状況で舞台が整い、瑛太と河村のガチンコ対決となるのだった。
【20巻の見どころ】
この巻の見どころは、静央シニアの野田が放った逆転の2ランホームランと、瑛太と河村のガチンコ対決です。
野田は最初の2球をあえて空振りし、続く3球目で見事なスイングを決め、場外に飛ばす衝撃的なホームランで静央シニアを逆転に導きます。
このシーンは、彼の成長とチームを引っ張る力強さを象徴する瞬間です。
その後、瑛太は新たに解禁したジャイロ・スライダーを駆使し、河村との再戦でリベンジを果たそうとしますが、河村も粘り強く応戦。

次巻へ続きます。
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