天宮は巨大昆虫対策の資金集めを装い、島長を説得して対策を睦美に丸投げし、自身は先に東京へ戻ろうとする。
睦美はホテルで巨大なシデムシに捕まりながらも迫田を救出し、匂いを誤魔化しつつ他の捕縛者を探す。
シデムシの巣で生き埋めの葵とジュリアを発見するが、幼虫の危険信号で追跡され、林からプールのウォータースライダーで逃走に成功する。
一方、甲斐らはテレビで真実を告白し、取材班も独自配信を決意するが、取材中に地盤沈下が発生し巨大昆虫の接近に直面する。
11巻のあらすじを振り返ってみましょう。
地盤沈下とチビクワガタの襲撃
ファミレスで突如として地盤沈下が発生し、巻き込まれた寅沢と須藤は無事だったことからその奥にある横穴の探索を開始する。
しかし土の中から出てきたチビクワガタの群れに襲われ、逃げ遅れた須藤が生きたまま食われてしまった。
甲斐たちに助けられ何とか逃げ延びた寅沢は、睦美たちとも合流し、その映像を手にさらなるスクープ映像を狙うのであった。
アリマキジゴクの大量孵化と睦美たちの撃退作戦
島では巨大な虫の幼虫やサナギが増え始め、電波塔にも障害が発生してスマホが使えなくなってしまう。
「公園に2mくらいの生臭いものがたくさんぶら下がっている」という情報を聞いた睦美たちが現場へ行くと、そこでは既にアリマキジゴクの孵化が始まっていた。
次々と人が襲われていくのをよそに、撮影に没頭する寅沢。
睦美は甲斐らに指示を出し、水を撒いて泥を付けることで虫たちの気門を塞いで動きを鈍らせ、竹箒で幼虫の薄い表皮を引っ搔いて倒していく。
一般人に犠牲者を出しながらも、睦美のおかげでアリマキジゴクを倒すことに成功するのだった。
天宮の脱出計画と狂暴化した島長たちとの対峙
愛人や側近と共に島からの脱出を狙う天宮は、プライベートジェットが来ないことを知ると漁師を買収して船を出させようとする。
だが漁師も島民を脱出させる準備を優先し、天宮は仕方なく島長に直談判することに。
そして島長の屋敷で理性を失い狂暴化した島長に襲われることとなる。
島長以外の人間も同様に狂暴化しており、慌てて部屋に立てこもる天宮たち。
SOSを聞きつけたジュリアや睦美たちが島長の屋敷へ急行し、狂暴化した島長たちと接敵。
懐中電灯による光で異常に悶える島長たちを見て、睦美は何が起きているのか頭を巡らせるのであった。
【11巻のまとめ】
地盤沈下で須藤がチビクワガタの群れに襲われ命を落とし、寅沢は甲斐たちに救われて睦美たちと合流しスクープ映像を狙う。
島では巨大昆虫の幼虫が増殖し、アリマキジゴクの大量孵化が発生。睦美は水や泥を使い気門を塞ぎ、竹箒で撃退に成功するも犠牲者は出てしまう。
天宮はプライベートジェット不着で漁師を買収し脱出を試みるが失敗し、狂暴化した島長らに襲われる。
ジュリアや睦美たちが駆けつけ、光で狂暴化した島長たちを悶えさせる異常事態に睦美は事態の核心を探ろうとする。
【11巻の見どころ】
この巻の見どころは、突然の地盤沈下による緊迫したシーンと、チビクワガタの群れによる恐怖の襲撃です。
須藤の悲劇的な死が物語に緊張感を与え、寅沢がスクープ映像を狙う姿勢が対照的に描かれています。
また、アリマキジゴクの大量孵化による混乱と、睦美が水と泥を駆使して幼虫を撃退する知恵と勇気が見どころです。
犠牲者が出る中での必死の戦いがリアルに描かれています。
さらに、天宮の脱出計画の失敗と狂暴化した島長たちとの緊迫した対峙が、物語の新たな謎と恐怖を生み出します。
睦美が異常の原因を探ろうとする展開に、読者の興味が一層高まります。

次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考巨大化した蟲たちの蔓延る島を脱出した先、しかしそこでも地獄が待っていた…『大巨蟲列島』全15巻【ネタバレ注意】
続きを見る

