おバカが集まる龍山高校が倒産の危機。債権整理にやってきた桜木は急に気を変えて学校を再建することに。
その時桜木は1年以内に東大生を1人出して、学校を超進学校として有名にする方法を選んだ。
桜木自らが特別進学クラスの担任となったものの、集まった生徒は水野と矢島の2人。
伝説の教師・柳の力も借りて、10日間のスパルタ合宿がスタートした。
一方、桜木は現行の教師に対してテストメインで行う授業スタイルの革命についてくる者だけを再雇用すると宣言し、1・2年にも特別進学クラスを創設するなど学校改革に本格的に乗り出した。
水野と矢島の勉強合宿が終わり数学の基礎を学んだところで英語の助っ人教師・川口が合流し、英語を楽しみながら学ぶ方法を2人に教え始めた。
センター試験まで残り9か月、ここで新たな助っ人・国語教師の芥山が合流。
芥山の指導で「正しく読む」ということの重要さを知りながら国語力の鍛錬が始まる。
ところがその矢先、水野と矢島のモチベーションが落ち始める事態に。
ここで桜木は2人を復活させるため、2人に1年生の特進クラスで数学を教えさせることに。
ぶっつけ本番で教壇に立たされることとなった2人、桜木の狙いとは―。
6巻のあらすじを振り返ってみましょう。
教えることで知識が定着する
1年の特別進学クラスの教壇に立った水野と矢島。
教師の目線に立つと、生徒たちのだらしない態度がよく目につく。
勝手なことばかり言う生意気な1年生を収拾するため、柳から授けられたアイテムを早速使うことにした水野。
それはトランプを使ったゲームだった。
お互いがトランプを一組ずつ持って、自分のトランプに書いてある数字を順に足し算し、最後に総和である364に到達したスピードを競う計算力勝負。
水野と矢島は鍛えぬいた計算力を見せつけ、1年たちは大人しく2人の授業を受けることとなった。
2人が教える数学は全て柳の授業の受け売りではあったが、自分の口で説明することで2人にとってもあやふやだった知識がよく定着するようになり、わかったフリをしていた自分を反省する。
進学校では普通に行われる生徒同士の教え合いや切磋琢磨の文化をこのカリキュラムで取り入れるのが桜木の狙いなのであった。
働きバチの理論
特別進学クラスの生徒たちを連れ、東大の本郷キャンパスを見学することにした桜木。
実際に雰囲気を味わうだけでも目標を達成しようとする際の起爆剤になる。
そして東大と言えども典型的なガリ勉や宇宙人のような天才ばかりでないことを目で見て知った生徒たち。
優秀なものだけで構成される集団が存在しないのは働きバチの理論からしても正しいことであり、それゆえに水野や矢島たちでも東大という集団に入ることは十分可能…
超進学校からの合格者は東大合格者の全体の2割強であり、さらに超進学校の一学年の総数から計算しても約2割しか現役で合格できていない。
つまり超進学校でさえも働きバチの理論で勉強する者とそうでない者に分かれてしまうもので、逆に底辺校でも優秀なグループが自然と発生する。
水野や矢島でもそうした超進学の生徒と互角に勝負することは十分可能であり、優秀な働きバチに生まれ変わるには競争をして一番を取ることが重要。
身近な人間をライバルに見立てて競争意識を煽り、中間テストへと繋げるのであった。
中間テストが近づく
中間テストはあくまで勉強の定着度合いを確認するためのもので、理想は全員が満点、そうでなくとも平均点を上げる努力をすべきというのが柳や桜木たちの方針。
そのためにテストの範囲ではなくどのような問題を出すのかを事前に明示さえする。
生徒のモチベーションを落とさないために細かく達成感を与え、高い目標に向かって努力を続けさせる。
教師たちにも良問を揃えるよう、水野と矢島には本番のリハーサルのつもりで臨むよう指示される。
ところが水野が競争意識むき出しの一方、仲間と競争することの意義が腑に落ちない矢島は学校を途中で抜け出してしまう。
矢島の悩みを察知しながらも、桜木は今回はあえて放任。
水野が自発的に矢島に声をかけるなどし、2人の精神的自立を見守る。
そして中間テストが近づき、桜木は校内テスト前日の準備と過ごし方を伝授。
そこには5つのアドバイスがあった。
1徹夜は絶対にしてはいけない
2色々な勉強法を使いながら問題を解け(変わったことをした方が脳が活発になるため)
3寝る直前まで勉強をし続けろ。寝る直前は暗記物をつめこめ(寝ている間に長期記憶になるため)
4睡眠時間は1.5時間の倍数時間寝るようにしろ。寝つきがよくなるように興奮を抑える効果のあるホットミルクを飲んでから寝ろ。入浴は夜ではなくテスト当日の朝、熱めのお湯で(テスト前日では寝る方がリラックスになり、ホットミルクで寝付きを、レム睡眠とノンレム睡眠の周期に合わせた睡眠と翌朝のシャワーで寝覚めをよくする)
5当日の朝は教科書を読むな(直前に読んでも不安に駆られるだけ、開き直るくらいがいい)
そして定期テストを受ける心構えとして、
「全教科百点満点を目指せ」
と指示。
気合いを入れ直し、中間テストが始まるのだった。
理科の助っ人・阿院が合流
テストを終え、心地よい充実感に浸る水野と矢島。
特に矢島は勉強という競争が他者を蹴落とすのではなく自分との戦いであることを実感し、悩みが吹っ切れた様子。
しかし採点の結果、2人の点は期待したほど伸びず、特に水野は伸び悩んでしまった。
これからの勉強でさらに難易度が上がることを考慮し、桜木は新たに来る予定の理科の助っ人を前倒しで着任させ、新しい刺激を与えることに。
そしてその助っ人、阿院修太郎が着任。
阿院は早速、東大の試験で選択する理科2科目を物理と地学に絞るのであった。
【6巻のまとめ】
下級生に教えることで逆にどこの理解が足りなかったのかが明確になるなど、自分たちの知識が定着した水野と矢島。
モチベーションを持ち直して中間テストに臨むが、2人の点は期待したほど伸びず、特に水野が伸び悩んでしまう。
これからの勉強でさらに難易度が上がることを考慮し、予定を前倒しして合流することとなった理科の助っ人・阿院。
阿院は早速、東大の試験で選択する理科2科目を物理と地学に絞る。
その理由とは―。
次巻へ続きます。
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