友人らと乗っていた船が嵐に見舞われ、彼岸島に漂着した亮介は、この島で繰り広げられる人間と吸血鬼の戦いに巻き込まれる。
吸血鬼に襲われその恐怖を味わった亮介は、彼女の和美と共に明と出会い、この島の真実を知る。
雅という元凶の存在と、日本全土に吸血鬼の蚊を撒く計画。
明たちはその計画を阻止するため吸血鬼の蚊の育成所を破壊しにいく作戦を立てている一方、亮介は和美と共にボートで脱出を図ったが、邪鬼に阻まれて失敗。
和美は吸血鬼たちに囚われた後吸血鬼ウイルスに感染してしまい、明の手によって命を落とした。
その明たちは翌朝、ついに蚊の育成所の1つを襲撃し、斧神を倒して育成所の1つを潰すことに成功した。
そのまま次の育成所の情報を探すが、人間軍に潜入した吸血鬼の女・月島奈々がユキにそっくりだったことから西山が惚れ込んでしまい、禁断の恋に落ちてしまう。
一時は吸血鬼に囚われてしまった西山だが、奈々は身を挺して西山を匿いながら散っていった。
奈々の遺した地図で2つ目の育成所の場所が判明し、翌朝に明たちが襲撃をかける。
集落の城壁を破壊して突入し、明と師匠が火炎放射部隊を率いて地下の育成所へと到達する。
しかしこの大事な局面で師匠の持病の発作が重症化してしまうのだった。
8巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
明たちが地下に生き埋めに
明たちが育成所を焼き払う間、地下の育成所への入り口をバリケードで守るユキたち。
ユキが明たちを早く呼び戻そうと地下に降りていくが、吸血鬼たちの猛攻でバリケードが破られてしまい、苦し紛れに投げたダイナマイトが地下への入り口の崩落を招いてしまう。
地上では人間軍が体勢を立て直すために一時退却し、生き埋めになった明たちは暗闇の中で長期戦を強いられるのであった。
最悪のタイミングで師匠が邪鬼と化す
育成所に貯蔵されていた食糧を発見し、あとは脱出口を見つけるだけの明たち。
しかしここで師匠の発作が再発してしまう。
意識が遠のくなか師匠は邪鬼になって皆を襲いだす前に「ワシを斬れ…」と明に指示するが、明の刀が届く前に師匠の意識が無くなり、野生のままに暴れ出した。
体勢を立て直し再び師匠にトドメを刺しに行こうとする明だが、その目の前で師匠が邪鬼に変態し、明たちに襲い掛かるのだった。
師匠の襲撃を退けて脱出
見境なく村人を襲っていく師匠。
明はこれ以上犠牲者が出ないうちに師匠に気づかれないよう脱出する策を練る。
鉤爪をつけた矢で脱出口にあるハシゴへロープを通し、縄を伝って塞いだ出口に爆薬を仕掛ける作戦。
まず明がロープを伝って爆薬を設置。
うまく脱出口を塞いでいた岩を破壊し出口への道を開き、師匠が死体を喰うのに夢中になっている隙にユキたちもロープを伝って出口へ向かう。
ところが師匠がその動きに気づき襲ってきた。
ロープは食いちぎられ、先に渡っていた加藤・ユキともう1人が出口にたどり着いたものの、他は命を落としてしまう。
外では西山率いる人間軍が再び結集し、育成所への入り口を守っていた。
地下からは師匠が追ってくるが、狭い出口に身体が挟まって身動きが取れなくなる。
明は師匠に別れを告げ、師匠の口の中に爆薬を投下。
大爆発と共に、師匠を倒すことに成功するのだった。
吸血鬼たちの猛攻で絶体絶命のピンチに
無事地上に生還し安堵する明たちだが、まだ安心するには早かった。
吸血鬼軍も邪鬼たちを引き連れて攻勢に出たため、人間軍は撤退を始める。
ところがその退路を塞ぐように、雅のペットである邪鬼・チワワ様が立ちはだかる。
チワワ様と邪鬼たちに挟まれ、明たちは絶体絶命のピンチに陥るのだった。
【8巻のまとめ】
爆薬で地下への入り口が崩落し生き埋めになった明たち。
このタイミングで師匠の発作が起こり、意識を失った師匠が邪鬼と化して襲ってきてしまった。
犠牲者を出しながら辛くも師匠の追撃を退け地上へ脱出した明たちだが、地上では吸血鬼が邪鬼たちを連れて猛攻を仕掛けていた。
その中には雅のペットであるチワワ様の姿もあり、明たちは絶体絶命のピンチに陥るのだった。
次巻へ続きます。
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