2005年、主人公・黒名蛍の乗ったバスが修学旅行に向かう途中で事故に遭う。
気づいたら廃校にいる生徒たち。
そこへ若い男二人組(藤本、我孫子)が「これから星人と戦うハンティングゲームをさせられる」「殺されたら本当に死ぬ」「100点取れば自由になれる」「スーツを着ないと死ぬ」などゲームの説明をするが、ほとんどの生徒は信じない。
ガンツが「けだもの星人」をやっつけに行けと表示し、動物園に転送される。
二人組の話を信じなかったものたちは全員殺され、半信半疑ながらスーツの入ったケースを持っていって途中で着替えた生徒5名(黒名、宮崎美子、池上季美子、森下愛、梶芽衣子)のみが生き残った。
理不尽なゲームに巻き込まれた黒名は殺された幼馴染の内木を再生させるためゲームで100点を取る決意を固めるのだった。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
日常生活に戻る
それぞれ日常に戻った黒名たち。
落下したバスは損傷し、生徒や教員・乗務員らは行方不明という扱いになっていた。
無傷で生還した黒名たちは別々のクラスへと振り分けられ、新たな学校生活を送る。
一方で次のゲームに向けた準備も怠らず、藤本と我孫子による訓練が始まるのだった。
仲間内に亀裂が入る
スーツの力に慣れていく練習を重ねるなか、前向きに皆を引っ張っていこうとする黒名のことを池上と森下は煙たがるようになる。
一方、梶はスーツの力で家庭内で暴力をふるう父親に制裁を加え、窓から突き落としてトラックに轢かせた。
森下が学校の裏サイトへの書き込みで黒名への悪評を煽り、池上が黒名に強い対抗心を燃やすなか、訓練は続いていく。
運動神経の悪い宮崎にも射撃という思わぬ才能があることがわかるが、仲間内に入った亀裂は徐々に拡大。
そしてついに黒名と池上が喧嘩になるなか、次のゲームが始まるのだった。
ゲーム開始早々に藤本が死亡
今回はまた新たな初参加者が多く転送されてきていた。
ターゲットは「はんぎょじん星人」。
100点獲得まであと僅かの藤本と我孫子は今回で自由を得ようと意気込む。
しかし転送された先の水族館でいきなりはんぎょじん星人と接敵し、藤本が殺されてしまうのだった。
【2巻のまとめ】
日常生活に戻りながらも、藤本・我孫子との訓練を始めた黒名たち。
しかし徐々に仲間内に亀裂が入り、不穏な空気のまま次のゲームに臨むことに。
そして開始直後、ターゲットのはんぎょじん星人に藤本が殺されてしまうのだった。
次巻へ続きます。
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