おバカが集まる龍山高校が倒産の危機。債権整理にやってきた桜木は急に気を変えて学校を再建することに。
その時桜木は1年以内に東大生を1人出して、学校を超進学校として有名にする方法を選んだ。
桜木自らが特別進学クラスの担任となったものの、集まった生徒は水野と矢島の2人。
伝説の教師・柳の力も借りて、10日間のスパルタ合宿がスタートした。
机にまともに向かったことが無い2人の道は前途多難だが、残された時間は1年間…。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
目次
はじめはひたすら計算ドリル
合宿のはじめは簡単な計算ドリル。
柳によれば数学はできたときの達成感を味わうゲームという意味でスポーツに似ており、処理能力とスピードを身につけるためには計算力と公式をひたすら反復練習することが大事。
目の前の問題を瞬間的に、自動的に、機械的に遊び感覚で解くというのが数学である。
時間制限のなかで100問の計算問題を満点を取ることが矢島と水野に課せられたミッション。
次第になかなか満点がとれないことに悔しい気持ちが芽生え始める水野、そして矢島にも水野には負けないという対抗心が出てくるのであった。
求められるのは要領の良さと事務処理能力の高さ
計算問題に続き、漢字ドリルでも時間制限を設ける桜木。
東大の入試ではテキパキと問題を解く要領の良さ、つまり事務処理の高さが最も大事。
京大のようにじっくり考えさせる問題ではなく、幅広い問題のなかから解ける問題を瞬時に見抜いて、テンポよく効率良く得点を得るのが秘訣なのである。
我慢の限界を迎えた矢島が離脱
ところが、なかなかドリルで満点がとれない矢島はフラストレーションを爆発させてしまう。
桜木は基礎となるカタがなければ何も産み出せないと説き、頭ごなしにバカにされた矢島は椅子を窓から投げ捨てて出ていってしまった。
それでも水野は残り1人で続く課題に取り組むが、矢島は街に気晴らしに。
そしてこのとき、タイミング悪く矢島の母が様子を見に来てしまうのだった。
続いて水野もリタイア…?
数学の文章問題は長い問題から解くこともテクニックの1つ。
問題文が長いということはその分条件やヒントがある程度与えられているということ。
しかし水野もなかなか満点が取れないストレスが溜まり、ドリルの成績が逆に落ちはじめ、夜には学校から姿を消してしまった。
桜木は水野までも脱落してはもとも子もないためレベルを落とそうと進言するが、柳はあくまで自分のやり方を貫くことに拘る。
桜木と柳にも意見の食い違いが出始めてしまうのだった。
2人とも無事に戻ってきた
合宿3日目にして生徒がいなくなるまさかの事態。
しかし柳は「ここで挫けるぐらいがちょうどいい」とあくまで予定通りというスタンス。
そして柳の読みでは家庭的にも恵まれていない水野なら必ずすぐ戻ってくると確信していた。
桜木は2人を心配する教師の宮村沙知子から矢島が入り浸る渋谷のクラブを教えてもらい、そこで矢島を見つける。
桜木は矢島を連れて近くにある東大の駒場キャンパスまで連れていき、「そんなふうだとお前は一生負け続けだ」と焚き付けた。
「一時の感情で利益を失うバカにだけはなるな」
水野は一人で教室に戻り、そして桜木の言葉が刺さった矢島も特別進学クラスに戻ってきたのだった。
文章問題では出題者の意図を読み取れ
2人の文章問題の成績向上を加速する奥の手として、柳は自分たちで文章問題をつくって交換して解きあうように指示。
対戦形式にして負けた方はバカと書かれたハチマキをすることとなる。
そもそも問題は人間に解いてもらうために作るもの。
そのことに気付いた水野は本質は簡単な公式ながらも文章をあえて難しく表現し、矢島が作った問題はあっさり解いてみせた。
この手法で2人は、文章問題は出題者の意図を読み取れれば恐れることはないことを学ぶのであった。
教科書は真っ白に保て
続いて英単語の暗記。
柳は教科書や参考書には線を引いたり塗ったりしてはいかんと、塗っただけでは意味がないことを力説する。
自分の身につけるためにはノートに要点をひたすら書き写し、教科書はあえて真っ白に保つことにあるのだった。
教師たちへの再雇用試験
自分たちが必死に勉強できていることを実感し、2人で東大を目指すモチベーションを再確認する水野と矢島。
そしてついに計算ドリルでも満点が取れるようになった。
その効果は他の生徒にも影響し、次第に特別進学クラスを志望する生徒が出て来はじめた。
他方、桜木は教師たちに課す再雇用試験の内容を発表する。
「問題はない。自分たちが既製のマニュアルを与えられるのではなく与えることができるかどうかを試す」
桜木のヒントから、教師たちは試験内容は自分で何かしらの問題と解答をオリジナルで作ることを要求されると読み、対策を練り始めた。
そして再雇用試験の当日。
再雇用を希望する教師たちに白紙の答案用紙を配り、桜木は自分で問題とそれに対する解答を述べるよう指示する。
予想通りの内容、しかしそこには「学校」というテーマが与えられた。
この言葉が入っていればどう作っても自由。
果たして再雇用試験の狙いとは…。
【2巻のまとめ】
計算能力を徹底的に鍛えるため、ドリルを繰り返すところから始まった勉強合宿。
フラストレーションを貯め込んだ水野と矢島は一時リタイアしかけるも、無事に特別進学クラスに戻ってきた。
一方、桜木は学校を超進学校化するために現行の教師に対して再雇用試験を課す。
「学校」というテーマのみ与えられ、問題と解答を自分で考える試験。
果たしてその狙いとは―。
次巻へ続きます。
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