藤沼悟にはリバイバルというタイムリープ出来る不思議な能力がある。
悟は母佐知子が殺害された事件をきっかけに1988年へリバイバルする。
悟は1988年で起きた連続誘拐事件を防ぐことがこのリバイバルの意味だと考え、2度目のリバイバルで、雛月と2人目の被害者である彩を救うことに成功する。
悟は真犯人の八代に川へ突き落され、一命は取りとめるが15年間眠り続ける。
目を覚ました時、悟は事件に関する記憶を失っていた。
悟は愛梨と再会し記憶を断片的に取り戻すが、対して愛梨は悟のことを覚えていない。
悟は何も告げずに愛梨と別れた。
悟は久美・佐知子とさざんかの集いに出かける、そこに悟との再会を狙う八代が紛れ込んでいて…。
それでは8巻のあらすじを振り返ってみましょう。
八代の計画を阻止せよ
さざんかの集いの会場は、キャンプ場もある大きな公園だ。
八代は練炭やロープを持ち込み、着々と殺人の準備を進めていた。
八代は事前に盗んでいた佐知子の携帯電話を使って久美を呼び出そうとするが、悟に妨害され失敗する。
悟は全ての記憶を取り戻していたのだ。
悟はケンヤと記者の澤田に真犯人が八代であることを共有し、3人は久美を守るため八代の動きを先読みしていた。
八代の狙い
悟たちの計画通りに進んでいるはずだったが、久美が集合時間になっても戻って来ず、悟とケンヤは焦る。
八代は計画を妨害されたことで、悟が記憶を取り戻していることを確信していた。
17年前と同じように次々と計画を見破って来る悟に、八代は興奮する。
悟は佐知子から悟の水筒が無くなっていることを指摘され、八代に持ち去られたのだと気が付く。
美里の飲み物に下剤を混ぜたように、八代は何かを久美に飲ませるつもりなのだ。
悟の予想通り、八代は水筒の中身に睡眠薬を混ぜて久美に飲ませた後、眠った久美を沈みゆくボートの上に乗せ池へ流していたのだった。
17年ぶりの対峙
悟は八代が美里を誘拐した時になぞらえて久美を動かしていることに気が付き、吊り橋へ向かう。
八代と悟は吊り橋の上で17年ぶりに再会した。
悟はタイムリープを繰り返し、八代の犯行を阻止していたことを告げる。
八代は驚くがそれを信じた。
八代は吊り橋を燃やし、悟と一緒に死のうとする。
しかし悟が八代に飛び掛かり、自分もろとも池に落下させ、2人は助かった。
久美も佐知子に救助されていた。
新しい未来
月日は流れ、八代は逮捕され、これまでに犯した罪を全面自供して死刑判決を受けた。
八代は今まで何人もの人を殺してきたが、子供は1人も殺していなかった。
それは悟がタイムリープすることで防いだからだ。
今は佐知子、雛月やケンヤ、ヒロミにユウキさん、誰一人殺されることなく幸せに暮らしている。
悟も高卒認定を取り、売れっ子漫画家としての人生を歩んでいた。
ある雪の日、橋の下で悟は偶然愛梨と再会する。
愛梨に声を掛けられた悟は思わず涙をこぼす。
2人の未来もこれから変わっていくのだろう。
【8巻のまとめ】
全ての記憶を取り戻した悟はケンヤと協力し八代の計画を妨害する。
八代は悟との17年ぶりの再会を喜び、心中しようとするも失敗、逮捕され死刑囚となった。
月日は流れ、悟の家族や友人たちは誰も殺されることなく幸せな生活を送っている。
悟もまた愛梨と再会し、新たな未来が始まろうとしていた。
メインストーリーはこの巻で完結、次巻はアナザーストーリーとなります。
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参考過去に戻り自分と周囲の人々を襲う悲劇を回避するタイムリープサスペンス『僕だけがいない街』全9巻【ネタバレ注意】
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