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前巻はこちら手術ミスに揺らぐ軍司『医龍』14巻【ネタバレ注意】
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15巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
なりふり構わず口止めをする軍司
軍司に見捨てられたら野口に追放されるのは目に見えている。
いっそのこと、自分が泥を被った軍司のミスを暴露しようかと考える木原だったが、木原は自ら一度でも自分に寄り添ってくれた軍司を裏切ることはできなかった。

〈裏切れなかった木原 [医龍 15巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
そして田原の手術が終わる。
伊集院を育てることに全力を注ぐ軍司はもう迷うことなく、「この手術にミスなどなかった」とスタッフに口止めをする。

〈教授選のために野口に従った軍司 [医龍 15巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
教授選のため、野口にも首を垂れる。
そしてミスによる処分がなくなったことで、木原に対しても「もう何も心配する必要はない」とフォローを欠かさないのであった。
真悟の前で繰り広げる国立と軍司の舌戦
先日、軍司が真悟と一緒に埋めたスズメの死体。
土中でキレイな骨として標本にするつもりだった真悟は、その死体が猫に掘り返されて荒らされたことを残念がる。
そこに居合わせた軍司は白骨化するにはかなりの時間がかかることや標本についての知識を教え、真悟は素直に興味を示した。

〈標本に興味を示す真悟 [医龍 15巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
父と教授のポストを争う軍司。
偉大すぎる父を持つ真悟にとって、日本の病院の教授は村長のようなもの。
そこに国立が通りがかり、軍司に話しかける。
医局の運営について弁舌を交わす2人だが、競争原理による自由競争を掲げる国立と、才能のない医局員たちを守ろうとする軍司は相いれない。
どちらも自分の信念を曲げることは無く、軍司は真悟に「よかったら、自分の家に埋めてあるイルカの死骸を見に来てほしい」と告げてその場を後にした。
朝田のUCLA行きが鬼頭にバレる
最近の活躍により、伊集院の看護師たちからの評判はうなぎ上り。
モテ期が来た伊集院だが、同時にこれからも頑張っていかなければならないという心理的なハードルに重みを感じていた。
自分はいま加藤派とは距離をとっており、指導医は軍司。
そんなことを考えていたところを朝田に見つかり、全く気にしない朝田はそのままERの応援に伊集院を連れていく。
ERでは、国立の勝利を確信している鬼頭が朝田に「お前はERのものになる」と言い放つが、それを聞いた伊集院が「朝田先生はアメリカへ行くんじゃないんですか?」とうっかりこぼす。
国立からその話を聞いていなかった鬼頭の目の色が変わる。

〈朝田のUCLA行きを知り激怒する鬼頭 [医龍 15巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
朝田が席をはずしたところで伊集院を問いただす鬼頭だったが、そこに急患が運び込まれて一時中断することとなった。
判断の分かれる朝田と鬼頭
交通事故で腹部内に大量出血を起こしているようだ。
緊急手術となり、荒瀬が全身の管理を持ちこたえる間に鬼頭が損傷個所を探して処置を施す。
しかしまだ大量出血は止まらない。
ようやく後腹膜からの出血であることを特定したとき、朝田が帰ってきた。
止血のヘルプを指示する鬼頭に対し、朝田は側頭部の亀裂によって血液が溜まっており危険な状態であることを見抜き、頭部の処置を主張する。
全身の循環を優先する鬼頭と、脳のダメージを優先する朝田の判断が分かれてしまった。

〈朝田と鬼頭の判断が割れる [医龍 15巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
朝田はそのまま頭部の処置にかかり、鬼頭がそのペースに巻き込まれていく。
朝田・鬼頭・荒瀬の踏ん張りによって、どうにか術中死を免れ手術を終えることができた。
術後、鬼頭は朝田にアメリカ行きについて問いただす。
加藤が負けたら、朝田はERに行く。
約束を改めて念押しする鬼頭に対し、朝田は「きっと、後悔するぜ」と不敵に告げるのだった。

〈不敵に笑う朝田 [医龍 15巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
VIP患者の田原の容体が急変
集中治療室に入った田原。
その孫になつかれてしまった伊集院は、孫が田原のお見舞いに来て田原を笑わせているところに居合わせる。
しかし田原が笑ってしまったことで傷口が開き、容態が急変する。

〈田原の容体が急変 [医龍 15巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
冷静に応援を呼び、状況の把握に努める伊集院。
軍司をホテルから呼び戻し、木原が応援にきた。
田原は大動脈解離を起こし、非常に危険な状態である。
家族に状況を伝え、輸血用血液の手配をする伊集院だが、不運にもさっきまで別の患者の手術で大量に血液を使ってしまっており、全然足りない。
担当医は軍司だが、なりふり構わずに伊集院は加藤と朝田に助けを求める。
そして手術に入る。
嵐のなか血液を取りに向かう伊集院
しかし状況は最悪だった。
事故渋滞により、日本赤十字に至急手配をさせた血液の到着が大幅に遅れる。

〈輸血用の血液が来ない [医龍 15巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
さらに悪天候により、ヘリを飛ばすこともできない。
このまま大動脈解離が胸まで達してしまえば、いくら朝田でも打つ手はない。
それでも必死に考える伊集院は、「自分が血液を取ってくる」と宣言するのだった。





