将来を期待された秀才達の集う名門校・秀知院学園(しゅうちいんがくえん)。
その生徒会のメンバーである副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行はお互いに惹かれ合っているものの、高すぎるプライドが邪魔をして半年が経っても告白することが出来ない。
素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「どう相手に告らせるか」ばかりを考えるようになり、熾烈な駆け引きが行われるのだった。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
かぐやとLINEを交換したい白銀
白銀がケータイをスマホに変えた。
LINEの交換をどちらから聞くか、白銀とかぐやの戦いが始まる。
プロフィールの写真をエサにかぐやを釣ろうとする白銀だが、かぐやは嘘泣きをしてこれを回避。
意を決して自らかぐやの連絡先を聞こうとする白銀だったが、かぐやはまだガラケーのためLINEができないのであった。
真実の恋?
かぐやにラブレターが届く。
「デートに行く」というかぐやのブラフにまんまとハマる白銀は、なんとか遠回しに引き留める策を練る。
教師に不純異性交遊をチクるという白銀に対し、真実の恋に身も心も捧げる覚悟を口にするかぐや。
白銀は取り乱して「仮に俺がお前に告白したらその男のことは忘れるのか?」と問う。
思わぬ質問にかぐやは頬を赤らめて「その可能性はある」と口にした。
が、それは作戦。白銀は「それは真実の恋ではない」と揚げ足をとる。
ムキになったかぐやが本当にデートに行こうとしたところで、藤原がかぐやを情熱的に引き留めてうやむやになるのだった。
間接キス未遂
生徒会室でふるまわれるコーヒー。
白銀はかぐやのリップクリームがカップについているのに気づき、間接キスをするか迷う。
かぐやがわざとカップを取り違えたことによるもの。
白銀の動揺っぷりを陰で笑うかぐやだったが、これが自分の仕業とバレれば自分がまるで変態ということに気づき愕然とする。
結果、両者強調してカップを交換。引き分けに終わるのだった。
性教育に疎いかぐや
校長が没収した教育上よろしくない本の内容を確認する白銀・かぐや・藤原。
初体験は高校生までに34%が済ませている―。
動揺する白銀と藤原をよそに、かぐやは「とうの過去に済ませている」と口にした。
焦る恋愛経験ゼロの白銀と爆弾発言を次々にするかぐや。
話が進むにつれてどんどんかみ合わなくなる。
それもそのはず。かぐやは「初体験=キス」だと思っていた。
超箱入り娘のかぐやに藤原が正しい意味を吹き込み、かぐやはひどく赤面するのだった。
白銀は虫が大の苦手
生徒会室にゴキブリが出た。
子供のころのトラウマで虫を見れば気絶してしまうほど虫嫌いの白銀はかぐやの手前、舌をかんで気絶を回避する。
冷静なかぐやは女子力アピールのために白銀に抱き着くが、白銀の精神はそれどころではない。
神と仏に祈り、意を決してゴキブリ退治にかかろうとする白銀だが、かぐやが「殺しちゃ可哀想ですよ」という女子力アピール発言の前に動きを封じられる。
必至にゴキブリに立ち向かう白銀だったが、飛んだゴキブリが白銀の顔に付いて失神。
その際にかぐやの胸をさわる形となってしまい、かぐやがさすがに怒る。
白銀は意識を取り戻したところで登場した藤原が素手でゴキブリを掴んで外へ逃がし、一件落着となるのだった。
女子同士の恋愛相談
かぐやが柏木(1巻参照)から恋愛相談を受ける。
内容は「円満に彼氏と別れる方法」。
普通に恋バナとなり、思わず白銀のことを思い浮かべながら話に乗るかぐや。
そこに恋バナの匂いにつられて藤原が乱入。
かぐやは藤原と張り合いつつアドバイスを出し、無事に柏木は彼氏と関係を持ち直すのだった。
魅惑の猫耳コスプレ
藤原がコスプレを提案。
かぐやに猫耳を着せると、これが白銀のハートにドはまりした。
必至に平静を装う白銀が自分もと猫耳をつけると、これもかぐやのハートを鷲掴み。
緩む口を押えるために舌を噛むかぐや。
2人とも相当ぎこちない表情でお互いの猫耳姿を目に焼き付けようとする。
場の空気がおかしくなったところで藤原が猫耳を没収し、以後生徒会では猫耳禁止となるのだった。
NGワードゲーム
パリの姉妹校との交流会の準備をする生徒会の3人。
休日の買い出しを賭けて藤原が「NGワードゲーム」を提案する。
買い出しを免れるのは1位のみ。つまり藤原に勝たせれば白銀とかぐやのデートが実現する。
藤原を勝たせるために藤原のNGワードを「ちぇけら」に設定する白銀だったが、藤原がゲームスタートと同時にまさかのラップ調に。
途中から本気を出す白銀だったが、藤原は恐るべき強さでかぐやと白銀を手玉に取り、結果として白銀とかぐやの買い出しデートが実現することとなった。
かぐやと白銀の初メール
かぐやの付き人である早坂愛はかぐやの相談事に困っていた。
白銀からの初メールを待ちながら自分から送ろうとは決してしないかぐや。
面倒ごとを早く解決したい早坂はかぐやを誘導し、白銀に電話をかけさせることに成功する。
しかし電話をとったのは白銀の父。
慌てながらも無事、白銀と電話することができ、買い出しの確認のメールももらうことができたのだった。
が、買い出し当日はあいにくの嵐。
買い出しは中止となるのだった。
パリの姉妹校との交流会
パリの姉妹校との交流会。
かぐやも藤原もフランス語がペラペラで裏切られた思いの白銀。
その場の空気とノリだけで乗り切ろうとする白銀だが、フランス校からの試練が白銀を襲う。
毒舌に定評のあるフランス校副会長のベツィーが白銀にフランス語で暴言を吐きまくる。
全く意味がわかっていない白銀はまったく動じず、異変に気付いたかぐやがベツィーもびっくりなほどの罵詈雑言をフランス語でやり返し、日本校を勝利に導いた。
【2巻のまとめ】
メールアドレスを交換したかぐやと白銀がフランスの姉妹校との交流会のために買い出しのために初めてメールし合うように。
僅かに2人の距離が縮まるのだった。
次巻へ続きます。
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