忌避剤と巧妙な誘導で第一波を退けるも、追い詰められ洞門に逃げ込む。
間一髪、甲斐や真美、記者の峰岸に救出され、巨大蟲の実在が証明される。
迫田は保身からプロジェクト離脱を企て、巨大ニシキエビのイベント阻止に協力。
一行が天宮に会いに向かう途中、古代昆虫に似た未知の巨蟲が襲来。
過去とは異なる生態を持つこの蟲に睦美は立ち向かう決意を固める。
9巻のあらすじを振り返ってみましょう。
ガロアムシの適応と脱出作戦
どんな環境にも適応し変化するのが昆虫の特徴であり、襲ってきたガロアムシも弱点を克服していた。
本来太陽光が苦手なはずなのに朝日が昇ってもガロアムシは車から離れず、車を食い破ろうとしてくる。
窮地のなか、睦美は近縁種であるマントファスマを思いだし、ジュリアに指示して車をスピンさせながらガロアムシの足にぶつけることに。
何度もぶつけるとガロアムシは自ら足を2本切り落とす自切行動に出た。
そこで睦美の指示で車を急発進、足を失ったガロアムシをスピードで振り切って逃走に成功するのだった。
ニシキエビ祭の混乱とアゲハ幼虫の襲撃
ニシキエビ祭の会場ではジュリアたちと連絡が取れないことに雨宮がイラつきを隠せないでいたが、テレビ中継もされるなか祭が強行開催される。
しかしそこに現れた巨大なアゲハの幼虫が人々を襲い、死人が出たことで会場はパニックに。
怖気づいてしまった警官に代わって漁師の辰朗が鯨漁の銛で撃退しようとするも、幼虫の身体にはうまく刺さらない。
そこに到着した睦美は、マグロ解体用の長包丁を武器に幼虫と戦うことに。
アゲハの幼虫の武器は頭のツノから出る臭気と頭突き。
相手の動きを見切った睦美は幼虫のお腹を長包丁で切り裂いて倒すことに成功するが、周囲から続々とアゲハの幼虫たちが集まってきた。
幼虫たちは出店に置いてあった飼料に群がりすぐに人を襲う気配は無さそうだが、そこに最強の昆虫とされる巨大なシリアゲムシを呼び寄せてしまうのであった。
シリアゲムシの襲撃と睦美の逆転策
シリアゲムシは尻に強力なハサミを持つ危険な昆虫であり、一瞬で5人が襲われて死亡。
その習性からまずシリアゲムシが大きな獲物としてアゲハの幼虫を狙うことを呼んだ睦美は、アゲハの幼虫から出る臭気が匂いをかき消してくれているうちに作戦を考える。
ところが強風で臭気が薄まり、シリアゲムシがアゲハの幼虫を捕捉して襲い掛かり始めてしまう。
次々と幼虫が襲われていくなか、睦美は甲斐に指示してイカを焼かせ、匂いを追加。
その結果別の巨大なシリアゲムシを呼び寄せてしまうが、これは睦美の作戦の内なのであった。
【9巻のまとめ】
ガロアムシは太陽光にも耐え、車を襲うほど適応力を見せる。
睦美は車を使いガロアムシの足を自切させ、振り切って脱出に成功する。
一方、ニシキエビ祭では巨大アゲハ幼虫が人々を襲い混乱を引き起こす。
漁師辰朗が銛で撃退を試みるも効果なく、睦美は長包丁で幼虫を倒すが、幼虫の群れが集まり巨大シリアゲムシを呼び寄せる。
シリアゲムシは強力なハサミで多数の犠牲者を出す。
睦美は幼虫の臭気を利用しながら別のシリアゲムシを呼び寄せて敵同士を戦わせる逆転策を実行する。
【9巻の見どころ】
この巻の見どころは、ガロアムシの驚異的な適応力と睦美の冷静な対応です。
車を使ってガロアムシの自切行動を誘発し、脱出に成功するシーンは緊迫感が際立ちます。
また、ニシキエビ祭では巨大アゲハ幼虫の襲撃で混乱が広がり、漁師辰朗の奮闘や睦美が長包丁で幼虫を倒す迫力ある戦いが描かれています。
さらに、最強の昆虫シリアゲムシの襲撃で多くの犠牲者が出る緊迫の中、睦美が幼虫の臭気を利用して敵同士を戦わせる逆転策を仕掛ける展開が見逃せません。

次巻へ続きます。
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