鬼龍との決闘を経て廃人となってしまった父・静虎が2年間のリハビリを経て奇跡的な回復を遂げた。
地下格闘技「ダーク・ファイト」に身を置きながら治療費を稼いだキー坊は、親友であるリキ丸の計らいで大物フィクサーの柳場道元が主宰する「ハイパー・バトル」へ出場。
決勝では鬼龍の実子ジェットとの死闘を制したキー坊は、大物フィクサーの御子神が主宰する「モンスター・ウォーズ」をはじめ新たなる戦いに身を置くこととなる。
静虎と鬼龍の兄・尊鷹が生きていたこと、そしてキー坊の実の父親が静虎ではなく灘神影流と同じ祖をもつ幽玄真影流の当主・日下部覚吾だったことなど新たな真実が明らかとなった。
自らの出生の秘密を知りながらもキー坊は灘神影流の当主として戦う決意を固め、宮沢3兄弟も当主を支える。
その頃、幽玄真影流を背負う死天王も来るべき日に備えて動き出し、灘神影流との対決の機運が高まっていく。
時を同じくして覚吾も帰国を果たし、幽玄真影流の次期当主の座を灘神影流との戦いぶりを見て決めることとした幽玄死天王。
手始めに”鼬"の観山が尊鷹を襲って痛み分けに終わるが、キー坊が”犀”の大観と”大蛇”の武山を破る。
さらに戦いが激化するかと思われたところに宮沢一族と覚吾を始めとする残りの幽玄死天王も集結。
キー坊と覚吾はトップ同士停戦に合意し、戦いは収束したかに思われた。
しかし鬼龍と静虎は決着のない幕引きに思うところがあるようだった。
35巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
闘いは終わっていなかった
解散にブラジルに帰るために高速バスに乗った”疾風”の春草を鬼龍が待ち伏せする。

〈高速道路で再戦 [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
高速道路を多くの車が行きかう中、2人の再戦が始まる。
他方、静虎も覚吾のもとを訪れて決闘を申し入れる。

〈静虎も覚吾に決闘を挑む [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
静虎はキー坊の父として覚吾に挑み、夜の海岸で決闘が始まる。
そして尊凰もまた、”鼬”の観山と決着をつけるべく対峙するのだった。

〈尊鷹と観山も再戦へ [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
鬼龍vs"疾風"の春草
傷の癒えぬまま春草と対峙する鬼龍。

〈春草の四玉突き [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
幽玄真影流・四玉突きを食らい身動きが取れなくなったところにさらに車に撥ねられ、鬼龍は重傷を負ってしまう。
しかし満身創痍になりながらも鬼龍は不死身のように何度でも立ち上がってくるのだった。

〈何度でも立ち上がる鬼龍 [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
尊鷹vs"鼬"の観山
誰にも邪魔されない鍾乳洞のなかで対峙する尊凰と観山。
残像を操る観山の動きを見切った尊凰が優勢に立つが、観山が地面を鳴らすと鍾乳石のつららが尊凰の上に降り注ぐ。
ほとんどを躱す尊凰だが、1本が足先に刺さってしまい形勢逆転。

〈尊鷹の塊蒐拳 [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
徐々に追いつめられる尊凰は、観山の分身攻撃に合わせて得意の塊蒐拳を放つ。
観山の膝蹴りによって尊凰は失神してしまうが、観山もまた塊蒐拳のダメージで倒れた。
2人の戦いは痛み分けとなるのだった。

〈勝負は痛み分けに [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
静虎も覚吾との決闘に臨む
闘いがまだ終わっていないことを悟ったキー坊も静虎を追って決闘の地へと急ぐ。
波が打ち付ける海岸で覚吾と静虎の決闘が始まった。

〈静虎vs覚吾 [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
奇しくもこの日はキー坊の母の命日。
キー坊の育ての親として並々ならぬ想いを抱える静虎が攻める。
そして2人の戦いの最中にキー坊も到着するのだった。

〈2人の決闘の場に到着したキー坊 [TOUGH 35巻](c)集英社/猿渡哲也〉
【35巻のまとめ】
闘いはまだ終わっておらず、宮沢3兄弟がそれぞれ幽玄真影流と決着をつけるべく決闘を持ち掛ける。
高速道路で”疾風”の春草と対峙した鬼龍は満身創痍になりながらも何度でも立ち上がり、尊鷹と”鼬”の観山の決闘は痛み分けに。
そしてキー坊の育ての親として並々ならぬ想いで覚吾に挑む静虎。
2人の決闘の場にはキー坊も駆けつけるのだった。
次巻へ続きます。
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参考灘神影流を背負うキー坊の闘いと成長『TOUGH』全39巻【ネタバレ注意】
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