地上最強の生物と謳われる父、勇次郎との決闘へ向けてトレーニングに励む刃牙。
自らアリゾナ州立刑務所に収監され、見事オリバを上回った。
その頃、古代から野生人ピクルが蘇る。
単純なパワーでは勇次郎をも上回るその存在に惹かれるように地下格闘士たちはこぞって対戦を望むようになる。
烈と克己が敗れて身体の一部を失い、ジャックもまた「日に2度の敗北」を再び味わう。
そして烈と克己からバトンを託された刃牙がピクルと再戦へ。
武術をもって翻弄しペースを握る刃牙だが、最後は武術を捨てて真っ向からの勝負をあえて望み、刃牙が敗北した。
一方その頃勇次郎は単純な力比べでオリバを下す。
ご老公が総理に指示して地上最強の親子の激突を黙認。
地上最強の親子の激突が近づいていた。
その頃烈はボクシングの門を叩き、自分の武術がどこまで通用するのか試すのだった。
25巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
ヘヴィ級をも圧倒する烈
本物のヘヴィ級を相手にスパーリングする烈。
素手の拳法と比べてグラブをはめている分握りが甘いと察した烈は相手のパンチに合わせて勢いよく頭突き。
鍛えていないボクサーの拳は容易く破壊されてしまうのだった。
さらに烈は急所ではなく防御している相手の上腕をパンチして破壊。
〈ヘヴィ級をも圧倒する烈[範馬刃牙 25巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ボクサーとしての烈のポテンシャルはまだまだ底が見えない。
刃牙が望むのは勇次郎との親子団らん
「親子でゆっくり食事がしたい」という刃牙の言葉をストライダムが伝えると、勇次郎は耳を疑った。
まさかの親子団欒を理由に2人が接敵するとあり、日米の首脳が緊急会談を開く。
その場に難なく侵入した勇次郎を前に、米大統領は改めて友好条約を宣言。
〈日米首脳会談に勇次郎が侵入[範馬刃牙 25巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
その言葉を聞いた勇次郎は親子喧嘩に関与しないよう釘を刺した。
大物プロモーター、カイザーが烈に接触
烈の噂を聞きつけ、大物プロモーターであるカイザーが視察に来る。
正拳付きの素振りでグラブを突き破る烈の実力に惚れ込んだカイザーは、すぐさま烈を勧誘し、アメリカでのエキシビション実現へと動き出した。
〈烈に惚れこむカイザー[範馬刃牙 25巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
勇次郎との食事をイメージする刃牙
勇次郎との団欒の様子をイメージする刃牙。
その様子は「誰を家に泊めているのか」と梢江が疑うほどリアルなものだった。
〈親子の食事をイメージ[範馬刃牙 25巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【25巻のまとめ】
刃牙は勇次郎との親子団欒を望み、持ち前の想像力でイメージトレーニングする。
一方の烈は大物プロモーターのカイザーに連れられてアメリカへ向かうのだった。
次巻へ続きます。
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参考地上最強の親子喧嘩に決着!『範馬刃牙』全37巻+外伝【ネタバレ注意】
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