地上最強の生物と謳われる父、勇次郎との決闘へ向けてトレーニングに励む刃牙。
自らアリゾナ州立刑務所に収監され、見事オリバを上回った。
その頃、古代から野生人ピクルが蘇る。
単純なパワーでは勇次郎をも上回るその存在に惹かれるように地下格闘士たちはこぞって対戦を望むようになる。
烈と克己が敗れて身体の一部を失い、ジャックもまた「日に2度の敗北」を再び味わう。
そして烈と克己からバトンを託された刃牙がピクルと再戦へ。
武術をもって翻弄しペースを握る刃牙だが、最後は武術を捨てて真っ向からの勝負をあえて望み、刃牙が敗北した。
一方その頃勇次郎は単純な力比べでオリバを下す。
ご老公が総理に指示して地上最強の親子の激突を黙認。
その刃牙は勇次郎との親子団欒を望み、持ち前の想像力でイメージトレーニングする。
その頃烈はボクシングの門を叩き、自分の武術がどこまで通用するのか試すため、大物プロモーターのカイザーに連れられてアメリカへ向かうのだった。
26巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
鬱憤の溜まる地下格闘士たち
闘うことに飢えた地下格闘士たち。
渋川や独歩は衝動を抑えきれずに夜の街で喧嘩をあえて買い、鬱憤を晴らす。
〈喧嘩で鬱憤を晴らす独歩[範馬刃牙 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ゴキブリを師匠と仰ぐ刃牙
自宅の地下でトレーニングに励む刃牙。
ゴキブリを「師匠」と呼び、スタートダッシュで最高速度に達するその姿にヒントを得てタックルを進化させる。
〈初速を最高速へ[範馬刃牙 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
落雷にも負けない勇次郎
勇次郎に10億ボルトの雷が直撃。
その瞬間をカメラが捉えておりニュースにもなるが、勇次郎は何事もなかったかのように立ち去った。
〈勇次郎に落雷[範馬刃牙 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
尖ったところから雷が出ていく性質があるということは、無事に済んだ勇次郎はひときわ鋭く尖った存在であるということなのだろう。
烈 vs 元王者ワーレフ
カイザーに連れられてアメリカに来た烈。
ラスベガスの会場でカイザーは早速烈の存在をアピールし、元チャンピオンの巨漢ボクサー、ワーレフとのエキシビションマッチの実現を取り付ける。
そして対決の日。
興行としての派手な演出に困惑しながらリングに上がる烈。
対するワーレフはいつものようにパフォーマンスを済ませ、冷静にゴングを待つ。
〈烈vsワーレフ[範馬刃牙 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ゴングが鳴ると、巨体にはみあわない軽快なフットワークを見せるワーレフ対し烈はあえて危険地帯であるコーナーに身を置く。
獲物を狩る気満々でワーレフが仕掛けようとすると、烈はグラブでワーレフの目を隠し、側面に立って顔面に寸勁を打ち込む。
〈真横から無寸勁[範馬刃牙 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
カメラにも映らないほどの速さでワーレフは頭を揺さぶられて失神KO。
烈がデビュー戦を勝利で飾った。
【26巻のまとめ】
刃牙がゴキブリにヒントを得てタックルを進化させる。
一方の烈はアメリカでデビュー戦に臨み、元王者のワーレフに余裕の勝利。
衝撃的なデビューを飾った。
次巻へ続きます。
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