キセキの世代らが高校卒業後、ストリートバスケの親善試合でアメリカの人気チームJabberwockが来日。
しかしエキシビションマッチでは圧倒的な力の差を披露しながら日本人への人種差別的発言をするなど暴挙に出た。
これに怒ったリコの父・景虎はキセキの世代や火神を招集し、今回限りのドリームチームでのリベンジマッチに臨むことになるのであった。
さっそく、前編のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
アメリカのチームへのリベンジマッチにキセキの世代達が招集
世界でも圧倒的な人気を誇るアメリカのストリートバスケチーム・Jabberwock(ジャバウォック)が来日した。
なかでもセンターのジェイソン・シルバーとポイントガードのナッシュ・ゴールドJrは実力・人気共にNBA選手にも劣らないスター選手。
チームにはリコの父である相田景虎がアテンドすることとなったが、彼らはエキシビションマッチでチーム「Strky」をボロカスに弄びながら圧勝し、さらに日本人に対しても人種差別的な発言をする。
これに怒りを燃やした景虎は1週間後のリベンジマッチを宣言。
急遽キセキの世代の6人(赤司・青峰・緑間・紫原・黄瀬・黒子)に加えて火神が招集され、ドリームチーム「VORPAL SWORDS」でJabberwockにリベンジすることが決まるのであった。
日本をナメきったアメリカチーム
余裕綽々のアメリカチームが夜遊びに耽るなか、日本チームは急造によるわずかな連携のズレを修正していく。
しかしキセキの世代といえど、アメリカチームは練習せずとも一筋縄ではいかない相手。
特にジェイソンは青峰以上の敏捷性、火神以上の跳躍力、紫原以上のパワーを持つまさに「神に選ばれた肉体」の持ち主であり、ナッシュもトップクラスの身体能力に加えて「魔術師」と称されるほど変幻自在のトリックプレーを得意とし、さらに今まで実力の底を見せたことがないという。
そして試合前日の夜には六本木のキャバクラで遊んでいるアメリカチームのもとに日本チームが乗り込んで一触即発の空気となり、そのまま試合の日を迎えるのであった。
キセキの世代の力を合わせても前半は一進一退
試合開始直後に赤司から青峰へのアリウープが決まり、日本チームが先制。
キセキの世代がそれぞれに力を発揮し、第1Qは日本チームがリードして終える。
しかしアメリカチームも要所要所でキッチリ得点を決め、リードはわずか4点に留まった。
第2Qからはジェイソンがギアを上げ、追随を許さないスピードとパワーで日本チームをねじ伏せにかかる。
なすすべなく逆転され、さらに9点のリードを許したところで日本チームは赤司と緑間を下げて黒子と火神を投入。
ジェイソンを止めるために紫原と火神、青峰の3人がかりで対応し、黒子がパスで攻撃を活性化する。
日本チームの追い上げで第2Qは4点のビハインドで折り返すのであった。
後半からギアを上げたアメリカチームに大量リードを許す
第3Qからはいよいよナッシュがギアを上げ、予備動作のないノーモーションからのパスで流れを一気に変える。
プレーしやすくなったことでジェイソンもさらに強さを増し、止まらなくなったアメリカチームが19点もの大量リードを奪った。
対する日本チームは赤司が味方全員をゾーンに突入させれば対抗可能のはずだったが、ナッシュが巧みにコントロールしていることで赤司が波に乗ることができない。
ここで日本チームはゾーンに入った青峰とパーフェクトコピーを発動した黄瀬の2人がかりでジェイソンを止める作戦に変更。
大逆転に向けて本当の戦いが始まるのであった。
【前編のまとめ】
ストリートバスケの親善試合で日本チームを嘲笑うUSAチーム・Jabberwock。
だがリコの父・景虎はキセキの世代や火神を招集し、今回限りのドリームチームでのリベンジマッチが始まった。
しかしキセキの世代の力を集めても前半は一進一退の攻防となり、子黄斑からはギアを上げたアメリカチームを止められずに大量リードを許す展開に。
ここから日本チームは大逆転に向け、まずは青峰と黄瀬が2人がかりで全開のプレーを見せるのであった。
後編へ続きます。
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