将来を期待された秀才達の集う名門校・秀知院学園(しゅうちいんがくえん)。
その生徒会のメンバーである副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行はお互いに惹かれ合っているものの、高すぎるプライドが邪魔をして告白することが出来ない。
素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「どう相手に告らせるか」ばかりを考えるようになり、熾烈な駆け引きが始まり、書記の藤原や会計の石上ら友人たちはそれに振り回されることとなる。
夏休みの花火大会や白銀の誕生日など、様々なイベントを経ても一向に進展しない2人の仲。
早くも1年が終わり生徒会が人気を終えるが、白銀の勝利を確信しつつも一生懸命頑張っているミコが笑われるのが許せなかった石上は白銀にお願いし、白銀もあえてミコが周囲から認められるように花を持たせながら会長に再選を果たした。
副会長はかぐやとなり、接点の出来たミコをメンバーに加えて新たな生徒会の1年が始まるのであった。
9巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
平常心が保てないかぐや
かぐやが倒れて以降、白銀はかぐやに避けられていると感じていた。
かぐやが避けているのは事実だが、それは白銀のことを見ると体育倉庫の件を思い出して赤面してしまうから。
早坂に平静さを保つためにルーティーンを提案され、「右手で左の頬を触ると平常心を保つ」という状態を獲得する。
これで白銀から話しかけられても大丈夫、のはずだったが、白銀に右手を掴まれた状態で問い詰められてしまい、ルーティーンを出すことができない。
冷静さを失ったかぐやは思わず白銀の手を振りほどくために白銀を投げ飛ばしてしまうのだった。
リア充の巣窟である応援団に入った石上
心の中ではリア充に憧れていた石上は、応援団に入ることを思いつく。
しかし応援団に入ればリア充になれるのではなく、リア充しか応援団に入らないという事実に気づいてしまう。
ウェイ系に囲まれる陰キャの石上。
ノリだけですべてが決まっていき、女子が学ラン、男子が女装で応援することに。
完全に場違いなうえに誰かに制服を借りる必要まで出てきた石上。
かぐやになんとか借りることができ、応援団の副団長の子安つばめに引っ張られるまま体育祭に向けて進むのだった。
妹に恋愛相談する白銀
職業不定の父の元、ボロアパートで貧乏生活を送る白銀家は長女である圭の反抗期を迎えていた。
白銀も白銀でかぐやに避けられたことなどからダメージを隠せない。
兄が恋をしていることを察知した圭は、ツッコミたい気持ちを抑えられず、いかに恥ずかしくない方法で兄の恋バナを引き出すかを考えていた。
結果、父があっさりと引き出すことに成功。
圭も「良い感じだった女の子に避けられるのは好き避けの可能性もある」とアドバイス。
翌日、白銀はかぐや(ルーティーン使用)と普通に話すことができ無事立ち直るのだった。
藤原が白銀を猛特訓~ソーラン節編~
体育祭に向けてソーラン節を練習する白銀。
言わずもがな、絶望的な踊りを改善するために藤原が特訓することとなる。
途中でいったん匙を投げた藤原の代わりに、かぐやに教わることとなった白銀。
しかしここで教え方の方針を巡ってかぐやと藤原の間にバトルが勃発。
結果、2人に振り回されながら白銀はソーラン節をマスターした。
石上の過去の暗い噂
1年の女子から全力で嫌われる石上。
石上は意中の女子にストーカーを働いたうえ、彼女が付き合っている男子に逆上して暴行、そのまま停学となった過去があるようだ。
結果的にその女子は転校し、石上も一時不登校に。
それの弔い合戦と言わんばかりに石上への攻撃が続いている状態。
その時の真相はどうであれ、石上は応援団に入り変ろうとしていた。
白銀の父とかぐやが初対面
体育祭の当日。
白銀は職業不定の父が見に来ていることに気づき、かぐやと接触させまいとする。
しかしその努力虚しく、白銀父はかぐやに接触。
かぐやをノせて白銀のことを色々と聞き出し、からかう白銀父。
見ず知らずの他人に白銀の良さを熱心に説くかぐやだったが、後で白銀の父だと知ったかぐやは赤面するのだった。
過去と決別する石上
それぞれに体育祭を楽しむ生徒会メンバーたち。
石上も応援団に入って前向きな姿勢で体育祭を楽しんでいたが、一番忘れたい過去である人物がやってきた。
石上がかつて事件を起こした中心人物の大友京子である。
もともとただの気さくなクラスメイトで石上は京子に惹かれていたが、ある日京子に荻野コウという彼氏ができた。
純粋に2人の幸せを願う石上だったが、コウが京子を騙して傷つけていることを知り義憤に駆られる。
しかしコウは石上が京子に好意を抱いていることをいいことに、交渉材料として京子を石上に差し出そうとした。
頭が真っ白になった石上は気が付けばコウの顔面を殴っていた。
騒ぎを聞きつけたみんなの前でコウは「石上が京子をストーカーしており、暴力で奪おうとしている」とでっち上げる。
周囲はそのコウの肩をもち、石上は孤立した。
停学となりしかるべき罰を受け、課題をこなす石上だったが、どうしても反省文だけは書くことができず、不登校になりそのまま卒業。
なぜか進学が認められた高校では、そのことを調べ上げた白銀・かぐや・藤原によって生徒会に誘われていた。
結果、コウと京子はその後破局し、石上の願い通り京子は楽しく生活を送っている。
京子から今更どう思われても、自分のことを白銀達が理解してくれていることを支えに、石上は過去への思いを振り切った。
そんな石上を応援団のリア充たちも快く受け入れ、体育祭は幕を閉じるのだった。
風船のチキンレース
巨大風船を順番に膨らませ、割ったものが負けというチキンレース。
白銀・石上・かぐやが次々とビビるなか、ミコが周りにノせられるがままギリギリを攻めていく。
白銀の番。
次はかぐやの番を控え、白銀の脳裏に「愛する女が困っていたらなんとしても守ってやるのが男だ」という父の教えがよぎる。
白銀はその父の言葉をガン無視し、かぐやに手番を渡した。
そのタイミングで風船が破裂。
白銀とかぐやが直撃を受けるのだった。
【9巻のまとめ】
中学時代には片想いの相手を助けようとした結果、デマを流されて孤立したトラウマを持つ石上だが、リア充の巣窟である応援団に入ったことで変わり始める。
一大イベントである副団長のつばめ先輩や、生徒会のメンバーらのサポートもあって過去と決別することに成功するのだった。
次巻へ続きます。
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