機械から配られる2枚のカードから互いに1枚を選び、その数字の大小だけで勝負するワン・ポーカー。
互いに相手の手札の数字がUP(大)かdown(小)かは機械の表示でわかるが、そこからの読み合いが核となるゲームである。
ミニマムベットの1ライフは2億円相当。
椅子に拘束されてゲームが始まり、序盤こそ調子がよかったものの負けが込んで全てのライフを失ってしまったカイジ。
追い詰められたカイジに用意されていたのは、文字通り命を金に換える赤ライフ。
負ければ命を落とすことになる崖っぷちの勝負でも敗北し、カイジの強制落下が決定。
ルーレットのように回り始めた落下防止の網が最後の希望だが、それも外して万事休すと思われたとき。
チャンとマリオが自分たちの命を赤ライフに変えることを申し出、強制落下はリモコンに隠された裏コマンドによって和也が解除された。
3人の命を賭けた勝負、渾身のブラフで勝利をもぎ取ったことで流れが変わり、強いカードに恵まれたカイジが順調に勝利を重ねる。
そして必勝の状況でQのカードを消費したカイジ。
この決断によって和也は「消化試合でQを使った=カイジはそれより強いKかAをまだ手元に残している」という推理が働き、和也は惑わされることになる。
ついにライフで逆転したカイジ、しかしまだ油断はできない。
冷静さを取り戻した和也の幻想が解け、チャンとマリオを遠ざけてカイジと2人きりの真剣勝負となる。
そして先にカードを提出するが、なぜか左手で思わず出す仕草を見せた和也。
その違和感に気づいたカイジは勝負をかけ、和也からのレイズを誘う。
狙い通りレイズしてきた和也、2人の勝負の行方は―。
12巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
危機を察知し回避したカイジ
カイジの狙いどおり、レイズしてきた和也。
カイジはこの勝負のレートを吊り上げるため慎重になる一方、和也はカイジの予想以上にあっさりとレイズを重ねる。
そんな和也の仕草に違和感を覚えたカイジは、ギャンブラーの直感で撤退を決意。
カイジがドロップし、カードがオープンになる。
カイジは9に対し、和也が出していたのはA。
まともに勝負すれば手痛い敗北を喫していた場面で、カイジは被害を最小限に抑えることに成功したのだった。
和也のイカサマに気づく
この一戦で潮目が再び変わる。
和也にはUPカードが配られ、カイジにはUPカードといえど弱い8。
それでもなぜ和也はここまでAを温存していたのか。
これまでの本能で、カイジはそのAがイカサマによって降ってわいたものだと確信。
とすれば怪しいのは、この台自体に仕掛けがある可能性。
座席がどちらになってもいいように、自分の方にも同じ仕掛けがあるはずと踏んだカイジは、台の手前にスイッチらしき小さな穴があることに気付く。
思えば和也は爪の手入れに気をつかっており、その爪には小さな突起があった。
イカサマを確かめるための手段を考えるカイジ、そのポケットには和也からもらったダイヤ付きのつまようじが。
ここでも運に助けられ、カイジはつまようじでスイッチを押してみるのだった。
イカサマの正体
スイッチを押すと台から隠しテーブルが開き、Aが3枚格納されていた。
和也はおそらく、このうちの1枚を使ったのだろう。
となれば、まだ1枚も手をつけていないカイジが有利。
イカサマを暴露するのではなく、この状況を利用して有利に持っていきたいカイジ。
しかしカイジが隠しテーブルを開けたことは和也もテーブルのライトが灯る仕掛けで気づいていた。
ここからはイカサマありの勝負へと変わっていくのだった。
【12巻のまとめ】
和也が隠し持っていたAでカイジを返り討ちに。
違和感から危機を察知し、被害を最小限に抑えたカイジ。
和也がイカサマを使ったことを確信したカイジは、テーブルに隠されたスイッチに気づく。
その中身はAが3枚。
カイジが隠しスイッチを押したことは和也も気付き、ここからはイカサマ有りの勝負へと変わっていくのだった。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考シンプルなのに奥深いカード勝負で帝愛会長の息子と激突『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』全16巻【ネタバレ注意】
続きを見る


