佐々木は有馬を裏切り、コクリア破りを決行する。
一方クインクス班は「アオギリの樹」本拠地である流島に上陸し、トルソーに拉致された六月の救出に向かう。
8巻のあらすじを振り返ってみましょう。
有馬の死
生への執着を自覚した佐々木は有馬に猛攻を仕掛け、ついにクインケを破壊する。
敗北した有馬は、佐々木が自分を殺す気がないと悟ると自ら首を切った。
有馬は、自分を含め「白日庭」で見出された捜査官は皆「半喰種」であり寿命が短いこと、CCGトップの和修家は喰種であることを告白して息絶えた。
和修家の秘密
独自の調査により和修家が喰種であることを突き止めた「丸手」は、CCG局長に銃を突き付けていた。
銃撃された局長は丸手の予想通り喰種であり、倒れることはなかった。
丸手は逃走したが、他の何者かによって司令部は壊滅状態となり、局長は殺害された。
新たな隻眼の王
エトは旧多に連れられてきたVの構成員を一掃し旧多を追いつめていくが、反撃され重傷を負う。
瀕死のエトは、有馬こそが隻眼の王であったことを佐々木に暴露した。
彼らの思いを受け継いだ佐々木もといカネキは、喰種たちの希望「隻眼の王」を名乗る決意をする。
一方ヒナミ達はコクリアを脱出したが「安浦」「田中丸」の猛攻を受け、進めずにいた。
そこへカネキと、有馬の指示でカネキを助ける「0番隊」が合流し、活路を開く。
流島にて
地下で暮らす小型の喰種「刃」の首領「ミザ」を倒した阿原は、嘉納を追い上陸してきた「クロナ」の猛攻を受ける。
追いつめられた阿原の元に駆けつけた鈴屋たちは連携してクロナを追いつめていく。
一方クインクス班は六月が監禁されていた場所にたどり着くが、そこに彼女の姿はなかった。
トルソーの過去
子どもだったトルソーは父親と山で暮らしていたが、父親は利己的な喰種だった。
空腹に耐えられず言いつけを破って町に下りたトルソーは「ミノミ」という少女に出会う。
虐待を受けるミノミとトルソーは親交を深めるが、彼女はトルソーの父親に見つかり食べられてしまった。
気づくとトルソーは父親を殺しており、そこから「傷をもつ女性の胴体」に執着するようになってしまう。
自分自身の嘘
トルソーは六月をどこかに運び出そうとした。
殺されるのだと思い込み抵抗する六月を大人しくさせるため、トルソーはまた暴力を奮う。
薄れる意識の中で六月は、自分が家族や猫を楽しんで殺したことや生きるために人間を食べていたことを思い出した。
六月が意識を取り戻すと、トルソーは彼が殺してきた女性たちと同じように殺されていた。
自分自身がついていた嘘に気づいた六月の精神は、壊れてしまった。
【8巻のまとめ】
佐々木に敗れた有馬は、「CCGのトップである和修家は喰種だ」という秘密を暴露し、自害した。
佐々木は有馬を倒した喰種として「隻眼の王」を名乗り、喰種たちの希望となる決意をする。
一方、六月はトルソーを殺害し彼の元から逃げ出していた。
【8巻の見どころ】
この巻の見どころは、佐々木(カネキ)の覚醒と有馬の死です。
佐々木がついに有馬を倒し、自ら「隻眼の王」を名乗る決意を固めるシーンは、彼の成長と内面的な変化を強く感じさせます。
特に、有馬が自ら命を絶つ瞬間には、長年にわたる因縁と深い葛藤が交錯し、胸が締め付けられます。
また、エトが有馬の秘密を暴露する場面も衝撃的で、和修家が喰種であるという事実が明かされ、物語のスケールが一気に広がります。

次巻へ続きます。
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