佐々木に敗れた有馬は、「CCGのトップである和修家は喰種だ」という秘密を暴露し、自害した。
佐々木は有馬を倒した喰種として「隻眼の王」を名乗り、喰種たちの希望となる決意をする。
一方、六月はトルソーを殺害し彼の元から逃げ出していた。
9巻のあらすじを振り返ってみましょう。
タタラ 対 オウル
鈴屋を殺したと思い込み油断していたクロナは、見事に不意打ちを喰らい逃走する。
一方「アオギリの樹」幹部のタタラは兄の仇である「法寺」たちと戦っていた。
しかしそこへ、CCG捜査官時代は法寺の部下だったオウルが現れ、タタラを倒してしまう。
タタラを倒してCCGを救い英雄になることを夢見ていたオウルだったが、その期待とは裏腹に、法寺はオウルの駆逐を命じた。
絶望したオウルは法寺を殺し真戸も殺そうとするが、そこへ「亜門」が駆けつける。
オウルと亜門
嘉納によって喰種にされたオウルは、非道な実験を繰り返されてきた。
喰種として捜査官を殺し一般人を捕食してきた罪を償うよう呼び掛ける亜門だが、オウルは聞く耳をもたない。
そこへ六月が現れオウルを駆逐しようとするが、真戸は彼を庇った。
真戸もろともオウルを駆逐しようとする六月を止めようとする亜門だったが、駆けつけたクインクス班に攻撃されてしまう。
亜門は重傷を負って動けない真戸をオウルに託し、時間稼ぎのためクインクス班に立ちふさがる。
重傷を負い暴走する亜門を止めたのは、かつて彼に助けられた才子だった。
研究所にて
鈴屋から逃走したクロナは嘉納の研究所に辿り着いた。
彼女の目的は自分が取り込んだ双子の「ナシロ」を救うことだったが、ナシロが生きているというのは全てクロナの思い込みだった。
目的が果たせないと気づいたクロナは嘉納を殺そうとするが、嘉納は自分が作り出したクインクスを動員して抵抗する。
そこへ西尾が現れ嘉納を捕まえようとするが、ロマとシコラエに邪魔され失敗してしまう。
クロナと西尾は嘉納という共通の目的のため共同戦線を張り、シコラエを撃退しロマを確保した。
一方、追いつめられたナキとミザの元には月山と20区で死んだと思われていた「黒狗」が加勢し、捜査官たちを押し返していた。
アオギリの樹、壊滅
CCGは「アオギリの樹」が壊滅したと判断し、流島上陸作戦の終了を宣言した。
有馬と局長を失い、コクリアも突破されて大打撃を受けたCCGだったが、更に和修家が皆殺しにされたという報せが入る。
和修家を殺したのは分家である旧多とピエロたちだった。
「アオギリの樹」の残党と20区の生き残りたちは合流し、流島を脱出したのだった。
【9巻のまとめ】
流島上陸作戦は終了したが、CCGは有馬と局長を失い大打撃を受ける。
嘉納を取り逃がした「アオギリの樹」と20区の生き残りたちは合流し、次の局面に向けて動き始める。
【9巻の見どころ】
この巻の見どころは、タタラとオウルの戦い、そしてその後の衝撃的な展開です。
タタラがオウルに倒されるシーンは、これまでの幹部同士の戦いに一つの終止符を打ち、オウルが抱えていた絶望感を感じさせます。
さらに、オウルと亜門の対決では、過去の因縁と亜門の優しさが絡み合い、物語の中で最も感情的な瞬間の一つとなります。
オウルの過去と彼の内面的な葛藤が描かれ、亜門との対決は彼の心の奥底を覗かせます。
クロナの動きや、嘉納との対立も物語に緊張感を与え、終盤には「アオギリの樹」の壊滅という大きな転機が訪れます。

次巻へ続きます。
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