藤沼悟にはリバイバルというタイムリープ出来る不思議な能力がある。
悟は母佐知子が殺害された事件をきっかけに1988年へリバイバルする。
悟は1988年で起きた連続誘拐事件を防ぐことがこのリバイバルの意味だと考え、最初の被害者である雛月と親しくなる。
雛月を誘拐、そして虐待から守るため奮闘する悟。
事件が起こるはずの3月1日が終わり安堵する悟だったが、3日になり雛月が失踪する。
それでは3巻のあらすじを振り返ってみましょう。
2人目の被害者
現代の悟が知っている通り事件が進むとすれば、雛月は殺害されているはずだ。
悟は雛月を救えなかった自分を責めた。
雛月失踪から6日後、近隣の小学校に通う中西彩という少女が失踪した。
悟とケンヤは同一犯による連続誘拐事件だと気が付いていた。
雛月失踪から10日後、悟は雛月の母親が雛月の洋服を捨てているのを目撃する。
そこには悟にプレゼントするはずだった編みかけの手袋が入っていた。
悟はいたたまれない気持ちになり無我夢中で走り出した。
目を開くと2006年に戻っていた。
リバイバルで過去が変わった
悟は警察から逃亡する日々へ戻った。
アルバイト先の店長に身柄を警察へ引き渡されそうになるが、愛梨がバイクに乗せて助けてくれる。
愛梨は悟の無実を信じていた。
愛梨から雛月が死んだのは当初の3月1日ではなく3月3日だと報じられていると聞き、悟はリバイバルによって過去が変えられることを確信。
もう一度1988年に戻れれば雛月を救うことが出来るのではないかと希望を抱く。
放火殺人未遂
悟は一旦愛梨の家に匿って貰うが、店長に知られてしまい出ることを余儀なくされる。
愛梨も家に放火され危うく殺されるところだったが、悟と店長に助けられ病院へ運ばれる。
犯人は悟に放火殺人の罪も被せようとしたのだった。
澤田からの情報
悟は母の知人である記者の澤田に会いに行く。
澤田は佐知子から電話で18年前の事件の犯人が分かったと連絡を受けていたと言う。
澤田も悟も犯人はユウキさんとは別にいると考えていた。
当時警察は、犯人がヒロミを女児と勘違いして殺害したと推測していた。
そのためヒロミと面識がある容疑者は捜査の対象から外されたという。
そして当時はその後ユウキさんが逮捕され、会社の倉庫からヒロミの殺害時に撮影された写真が出てきたことから、ユウキさんには小児性愛に加えて同性愛の傾向もあると結論付けられたのだった。
澤田から事件当時の詳細なレポートを見せてもらった悟は、犯人が自分を容疑者リストから外させるためにヒロミを殺害したのだと確信。
ヒロミが殺される前の容疑者リストに載っているはずの真犯人を見つけ出すことを決意するのだった。
悟、逮捕
愛梨は自分が悟の共犯者であると疑われていることに気が付き、母に協力して貰い病院を抜け出し悟の元へ向かう。
悟と愛梨は再会、愛梨はアルバイト先に来ていた西園という弁護士が怪しいと伝える。
そこに愛梨を尾行してきた警察が姿を現し、悟は放火と殺人未遂容疑で逮捕されてしまう。
悟は警察官の後ろに立つ男の冷徹な目に見覚えがあり、鼓動が大きくなるのを感じるのだった。
【3巻のまとめ】
1988年で雛月を救えなかった悟は現代に戻り、容疑者として警察に追われる日々を送る。
愛梨の家に匿ってもらうが、愛梨の家は犯人に放火され放火の罪まで被せられる。
事件について調べるうちに徐々に真犯人像が明らかになってきたが、愛梨と会っているところを警察に見つかり逮捕されてしまう。
次巻へ続きます。
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参考過去に戻り自分と周囲の人々を襲う悲劇を回避するタイムリープサスペンス『僕だけがいない街』全9巻【ネタバレ注意】
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