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決意を新たに作戦開始、しかし大震災が発生…『ギャングース』12巻【ネタバレ注意】

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講談社/肥谷圭介・鈴木大介
~前巻までのあらすじ~

デブでオタクのカズキ、イケメンで情報収集担当のサイケ、運転・機動担当のタケオの3人は被害届の出せない悪党だけを狙う窃盗団、通称「バックスカーズ」。

サイケの同窓で振り込め詐欺グループに属していた洋介との内通を皮切りに次々と熟練したテクニックと連携で金を盗み出していく。

親から虐待され、少年院でも酷いイジメを受けながらも強く生きてきたカズキの夢は、犯罪集団の金を横取りしていつか日本を買収し、恵まれない子供たちの将来を守ることにあった。

ヤクザの宮島はカズキが「バックスカーズ」の一員で裏稼業界の頂点に立つ六龍天の関わる詐欺店舗をも襲うと知り、カズキのことを気に入るように。

一攫千金を狙うカズキ達は詐欺グループを追って六龍天の1人である安達に行き着く。

宮島や道具屋の高田、ヤン達チャイニーズマフィア、安達系列の裏稼業番頭である加藤やマルコス山田率いる走り屋集団を味方に引き入れ、全員で安達を潰しにかかる協力関係が生まれた。

入念な準備のもと安達を孤立・逮捕させる作戦を決行するも別の刑事から情報が漏れており、作戦は失敗に終わってしまう。

カズキ達は一転して全員安達から追われる身となり、加藤はひき逃げに見せかけて殺されてしまった。

カズキたちが何とか追っ手を逃れる一方、高田が安達サイドに寝返り、安達はますまし勢いづいていく。

またその頃、カズキの妹のアヤミは自立するために養護施設には内緒で援助交際で金を貯める生活を送っていた。

しかしドラッグ中毒の母がその金目当てにアヤミにせがみ始めるのだった。

12巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

アヤミの想いに言葉が見当たらないカズキ

ドラッグ中毒の母を罵倒しながら金を投げ捨てるアヤミ。

その場を偶然目撃したカズキは母と妹を心配して近寄るが、アヤミの変貌ぶりと想いを聞かされる。

アヤミは母の恋人を刺してしまったが、そのままにしていれば男に性的虐待を受けていることへの正当防衛で済んだものを、カズキが罪を被ったことで家族がバラバラになるハメに。

〈アヤミが抱えていた想い[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

ドラッグ中毒の母と2人で残されたアヤミは母の面倒を見ながら苦しい生活を送り、助けを求めたくても兄は少年院のなか。

絶望に耐えながら生き抜いたいま、アヤミは援助交際で金を稼ぐ術を身につけ、その金を母がせびりにきている。

カズキは返す言葉も、2人を救う方法もすぐには見つからないのだった。

〈言葉を失うカズキ[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

再び安達を狙う決意を固める

しばらくして、再度合流したカズキ、サイケ、タケオ、ヤンの4人。

自分たちが生き抜くために、高田が持つ名簿で荒稼ぎするであろう安達の店を再度狙うこととする。

1発で1億横取りし、それを元手に商売を立ち上げて裏稼業から足を洗う算段だ。

安達を潰して得た大金で、アヤミと母、そして仲間たちの居場所を作る―。

カズキは決意を固めるのだった。

〈再び決意を固める[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

新店舗を立ち上げた来栖

高田の作った名簿を使い詐欺店舗を任されることとなったのは来栖。

安達の兄の人脈を使って「ワリのいい仕事」の人員募集が流れ、その情報をサイケたちもキャッチする。

詐欺店舗のプレイヤーの何人かと顔見知りで、「X」役のアゲハを張り続ければ集金時に襲撃できると踏んだカズキたちは、金の流れを追うために狙いを絞っていく。

さっそくアゲハを尾行して家と新しい詐欺店舗の事務所を特定、張り込みを開始した。

一方、張られているとは知らない来栖は、急に姿を消した加藤のことが引っ掛かり、加藤が安達に殺されたことを薄々感じ取るのだった。

〈加藤の死を察する来栖[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

尾行は難航

数日張り込みをかけても、ターゲットの番頭が誰なのか特定できないカズキは、作戦を変えてスカウトを尾行することに。

〈スカウトを尾行[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

見込み通り、自分がスカウトを受けたときと同じ要領で新しいプレイヤーが集金部隊としてスカウト・面接される様子を見届け、全員を尾行するためにマルコスたち走り屋を動員する。

目的は金の流れと受け渡し地点・配送人をすべて特定すること。

しかしターゲットに撒かれてしまい、作戦は失敗。

なかなか打開策が見当たらないところに、そこに意外な人物から連絡が入るのだった。

〈手詰まりになりかけたが…[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

洋介と祐二が突破口を開く

カズキに連絡したのは洋介。

加藤が死んだところに偶然居合わせた洋介は、加藤からメモをもらい宮島を頼っていた。

〈祐二を頼る洋介[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

破門され逃亡を続ける宮島の代わりに祐二が面倒を見ることとなり、安達への復讐を考える2人は再びカズキと再会を果たし、合流。

最近羽振りがいい集金チームのリーダーを特定し、金の集金部隊の一番下と一番上の構図の特定に成功するのだった。

〈集金部隊のトップを特定[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

大震災で事態は急変

再び集金部隊の尾行をはじめ、順調に追い続けるカズキたち。

〈再び尾行開始[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

金の受け渡しに駅のどこかのコインロッカーが使われることを知り、徐々に追い詰めていく。

しかしここで事態は急変する。

東日本を大震災が襲い、一転して街はパニックに。

〈東日本大震災が起こる[ギャングース 12巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

携帯は通じず、金の配送人の動きも読めない。

あと一歩のところで大きな壁にぶち当たるのだった。

【12巻のまとめ】

作戦は失敗したが、再起を図るために再び安達潰しの作戦を練るカズキ達。

洋介や宮島の弟分に当たる祐二の協力のもと、安達が開設した新しい詐欺店舗の金の流れを特定した。

しかし順調に金を追い続けていたところに突如として東日本大震災が起こる。

事態は一変し、大きな壁にぶち当たるのだった。

次巻へ続きます。

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