そして2回には野田と家長の初対決。
野田は絶対的な感覚を破られ、空振り三振に。
だが文吾はそんな野田を激励し、自らも投球に神経を研ぎ澄ませていくのだった。
38巻のあらすじを振り返ってみましょう。
文吾と家長の投げ合い
カーブの制球がなかなか安定しない文吾は、ストレートとジャイロ・スライダーで流山シニアの6・7番を打ち取るも、そこから2者連続四球でピンチを迎える。
得点圏にランナーを背負い、1番保田からの上位打線。
すると文吾は一気にギアを上げ、球威のあるストレートで保田を三振に切って取った。
一方の家長も尾野・小谷野を連続三振。
続く袴田は家長のスライダーに全くタイミングが合わないフリをして同じ球を誘い、狙いすまして2塁打でチャンスメイク。
今日の文吾の調子なら、1点取れれば勝てる―。
そう判断した袴田は、2番・真琴に託す。
だが家長はここで140km台後半のストレートに加えて最後はスライダーで真琴から三振を奪った。
圧倒的な投球を続ける家長。
それでも文吾は、家長が異常なほどペースを飛ばしており、いずれ疲れが見えたところが攻め時だと希望を見出す。
事実、家長は来年の甲子園で勝ち上がることを本気で想定し、この大会でもイメトレしながら1人で投げぬくのと同じ状況を作り出しており、肉体的に限界が近づいているのだった。
文吾がエースの投球を見せる
3回裏、流山シニアは先頭の勝浦がセーフティバントから気迫のヘッドスライディングで出塁。
クリーンアップを迎える文吾・袴田のバッテリーは、ここでど真ん中ストレートを解禁する。
3番・木更津は文吾の投球フォームからど真ん中ストレートが来ると察すると、瞬時にカットで逃げることに専念。
ど真ん中ストレートに球数制限があることを見越したうえでの流山シニアの作戦である。
これで文吾のど真ん中ストレートは無効化…と思いきや、相手がファウルで逃げる作戦に来ることも織り込み済み。
文吾は前日の投げ込みでど真ん中ストレートのフォームからカーブを投げられるようになっており、カーブで木更津を翻弄。
最後は通常のフォームから150kmのストレートで見逃し三振を奪った。
続く4番・鴨川もカーブ2球で追い込み、決め球はど真ん中ストレート。
鴨川はファウルで凌ぐことに専念するが、文吾は野田が家長に打ち取られた仕返しに、相手の4番をねじ伏せることに拘り、力ずくのど真ん中ストレートを連投して空振り三振に仕留めた。
文吾の「絶対に勝つ」という揺るぎない意思がチームを鼓舞し、球場を沸かせるのであった。
攻撃のキーマンは野田
鴨川が三振する間に勝浦は盗塁を決め、得点に進んだところで打席には家長。
文吾は際どいコースを攻めて四球を与えるが、続く打者を冷静に打ち取って切り抜ける。
流山シニア打線をも翻弄するリードで袴田もスカウト評価を上げ、あとは家長からいかに点を取るか―。
その期待は、野田の双肩にかかるのであった。
【38巻のまとめ】
試合は文吾と家長の投げ合いとなるなか、文吾が更なる進化を遂げエースとして味方を鼓舞。
対する家長も圧巻の投球を続けるが、肉体的な限界が近づいている様子。
試合の鍵を握る先制点は果たしてどちらのチームが取るのか。
静央シニアの攻撃は野田に期待がかかるのであった。
【38巻の見どころ】
この巻の見どころは、文吾と家長の息詰まる投げ合いです。
文吾は序盤、カーブの制球に苦しみつつも、ストレートとジャイロ・スライダーで流山シニアの打者を打ち取ります。
そして、得点圏にランナーを背負いながらも、一気にギアを上げ、保田を三振に切って取るシーンが圧巻です。
一方、家長は尾野・小谷野を連続三振にし、圧倒的な投球を見せつけますが、文吾は彼の疲れを読み取り、攻め時を見極めます。
文吾はさらに進化し、3回にはクリーンアップをど真ん中ストレートでねじ伏せ、圧倒的な投球を披露。
勝利への強い意志が感じられる場面で、チームを鼓舞し続けます。

次巻へ続きます。
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