決勝は静央シニアvs流山シニアとなる。
その試合中、家長がブルペンで高校野球の強豪校レベルをイメージした模擬試合をしていたことを知った文吾は、同じステージに立つために翌日に決勝を控えながらも1試合分の投げ込みを開始。
また袴田も痛み止めを打ってでも強行出場する覚悟を固め、いよいよ運命の決勝が近づくのであった。
36巻のあらすじを振り返ってみましょう。
決勝は激戦の予感
静央シニアの攻守の要である袴田、今大会の打率7割超えの野田、そして未だに被安打ゼロの文吾。
静央シニアとの決勝に向け、流山シニアはヘッドスライディングやフェンスへの激突、フルスイングや全力スローなど、これまで怪我防止等のために課してきた制限を撤廃し、文字通り全力で戦うことを決める。
一方、静央シニアも流山シニアの対策を練る。
先頭打者の保田が投手の球数を稼ぎ、2番の勝浦が分析・解明、3番木更津と4番鴨川で得点を稼ぐうえ、普段は打つ気のない家長もその気になれば打撃センスは抜群。
また投手としての家長は、右投げなら最速149kmのストレートに加えてカーブ・スライダー・チェンジアップも球速や変化量を自在に操る本格的な変化球投手。
左投げは極端なサイドスローで左打者の背中側からエグるようなストレートとスライダーを武器とし、対左打者の被安打率は0割3分を誇る。
左打者がいかに打ち崩せるかが鍵となる一方、野田は自分の絶対的な感覚で家長を打ち崩すべくシミュレーションをするが、野田を以てしても家長の実力を測り兼ね、どうなるのか全く読めないのであった。
投げ込みを終えた文吾は…
決勝に向けて投げ込みを行った文吾だが、結局130球以上も投げ込み、疲労困憊になってしまう。
静央シニア史上初の決勝に向け、これまで支えてきてくれた全ての人達への感謝を台無しにするような愚行を袴田が問い詰めるが、文吾はそれでも「最高の投球をして日本一になるためにやったこと」と断言。
一緒に付き合った河村も文吾の成長を証言、また野田も結果で示せばいいことを告げ、いよいよ決勝当日を迎えるのであった。
文吾の亡き母
文吾らの獲得を熱望する大阪東光学園の部長・梅ヶ谷は文吾の母・さをりの命日に墓参りに訪れ、文吾の父・雅則と姉・かをりと出会う。
スカウティングの一環で文吾の出自についても情報収集していた梅ヶ谷。
雅則は大学の准教授で環境生命化学を教えており、好きなものに没頭する文吾の集中力は父親譲り、そして文吾が伸び伸びと育ってきたのは姉・かをりが母親代わりで愛情を注いできたから―。
また文吾の運動能力はバドミントンで元日本代表選手だった母・さをり譲り。
雅則はニュージーランドへフィールドワークに赴いた際に遠征に来ていたさをりと出会い、さをりからのアプローチで交際を開始。
そして結婚し、出産を機にさをりは選手を引退して家庭に専念。
10年前にさをりは亡くなってしまったが、雅則は子供たちが順調に育っていることをさをりの墓前に報告し、感謝する。
そして墓参りを終えると、梅ヶ谷は独り言と前置きしたうえで、大阪東光学園は野球に没頭する文吾にとっては天国ともいえる環境であると告げ、去っていくのだった。
決勝戦開幕
いよいよ静央シニアと流山シニアの決勝が始まった。
1回表、静央シニアは先頭打者の袴田が家長攻略に向け糸口をつかみたいところだったが、家長は緩急をつけた投球フォームと2種類のストレートを投げ分け、ストレート3つで三振に。
2番の真琴からは右投げにスイッチすると、いきなり自己最速を更新する150kmのストレート。
さらに右投げでもフォームの緩急や球の回転軸を自在に操り、ストレートだけで真琴・瑛太を連続三振に。
家長は初回からストレートだけで3者連続、3球で三振を奪う圧巻の立ち上がりを見せるのであった。
【36巻のまとめ】
いよいよ静央シニアと流山シニアの決勝戦が始まる。
野田の絶対的な感覚は家長にどこまで通用するのか、そして前夜に130球を超える投げ込みを行い疲労困憊ながらも日本一のために必要だったという文吾はどんな投球を見せるのか。
注目の一戦は初回の表、家長がストレートだけで3者連続、3球で三振を奪う圧巻の立ち上がりを見せるのであった。
【36巻の見どころ】
この巻の見どころは、いよいよ始まった静央シニアと流山シニアの決勝戦と、両チームの激しい戦いの幕開けです。
家長の圧倒的なピッチングが初回から冴え渡り、ストレートだけで3者連続三振を奪う圧巻の立ち上がりは必見です。
一方、文吾が疲労困憊ながらも決勝前日に130球以上の投げ込みを行い、その決意が伝わってきます。
さらに、文吾の母の命日を迎え、彼の成長を支えてきた家族の絆が描かれ、彼がなぜ野球に全力を尽くしているのかが深く理解できる場面です。

次巻へ続きます。
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