友人らと乗っていた船が嵐に見舞われ、彼岸島に漂着した亮介は、この島で繰り広げられる人間と吸血鬼の戦いに巻き込まれる。
吸血鬼に襲われその恐怖を味わった亮介は、彼女の和美と共に明と出会い、この島の真実を知る。
雅という元凶の存在と、日本全土に吸血鬼の蚊を撒く計画。
明たちはその計画を阻止するため吸血鬼の蚊の育成所を破壊しにいく作戦を立てている一方、亮介は和美と共にボートで脱出を図ったが、邪鬼に阻まれて失敗。
和美は吸血鬼たちに囚われた後吸血鬼ウイルスに感染してしまい、明の手によって命を落とした。
その明たちは翌朝、ついに蚊の育成所の1つを襲撃。
明は左腕に怪我を負いながらも危険な邪鬼・大糞赤子に辛勝し、再び斧神と対峙する。
斧神の新たな武器・鎖斧に苦戦しながらも明は絶好のチャンスで斧神の重い一撃を盾で防ぎ、剣で斧神の胸を貫くのだった。
6巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
明vs斧神 決着
斧神の身体に剣を刺し、大きなダメージを与えることに成功した明。
2人は建物の屋上へと戦いの場所を移し、その行方を人間と吸血鬼の部下たちが見守る。
互いにすべてを込めた最後の一撃、斧神の振り下ろしを受け流した明がカウンターで斧神の胸から上を斬り落とした。
敗れた斧神は山羊の被り物の下にあった醜悪な素顔も晒すこととなり、吸血鬼たちは一斉に斧神に石を投げて非難し始める。
そんななかでも明だけは戦友として斧神をおぶり、その最期を看取るのだった。
吸血鬼の侵入者
吸血鬼を殲滅し、火炎放射器で残った蚊を焼き払う。
最後は育成所を爆破して、見事に人間が育成所の1つを破壊することに成功した。
残り2つの育成所の情報を探す明たちだが、2人の吸血鬼がこの拠点に侵入したという報せを受ける。
1人は漏れなく発見し仕留め、もう1人の若い女の吸血鬼が木の上の小屋に隠れているのを西山が発見。
ところがその女が西山が秘かに思いを寄せていたユキに似ていたことから、西山は叶わぬ恋の代わりに思わずその吸血鬼を匿ってしまう。
これが後にとんでもない事態を引き起こすとは、まだ知る由もないのだった。
奈々に惹かれる西山
女の名前は月島奈々。
西山はユキに似た奈々に好きになり、奈々も助けられた恩から西山に次第に思いを寄せるように。
そして奈々は「第2の育成所の場所が書いてある地図がこの近くの吸血鬼の集落にある」と明かす。
奈々を信じる西山は、奈々を連れてこっそり抜け出すことを決意。
味方の目を欺いて脱出し、奈々が集落から地図を持ってくるのを待つのだった。
西山が囚われてしまう
奈々を信じて待つ西山だが、その近くを哨戒していた吸血鬼に見つかり捕らえられて全裸で小屋に監禁されることに。
吸血椅子な全身を切り刻まれて酒樽に入れられるわけでもなく、まだ五体満足であるだけマシだ。
その小屋の主は吸血鬼の老婆であり、若い男を拷問するのが楽しみであるようだ。
まだ奈々のことを信じて気丈に耐え続ける西山。
あくまで奈々が裏切ったわけではなく、運悪く西山が発見されてしまっただけ―。
その言葉を小屋の外で聞いていた奈々は、西山を助けるための方法を必死に考えるのだった。
【6巻のまとめ】
斧神との決闘を制し、育成所の1つを潰すことに成功した明たち。
そのまま次の育成所の情報を探すが、人間軍に潜入した吸血鬼の女・月島奈々がユキにそっくりだったことから西山が惚れ込んでしまい、西山は仲間に隠れて奈々を匿ってしまう。
助けられた奈々もまた西山に想いを寄せるようになり、2人はこっそり拠点を抜け出し奈々の集落の近くへと向かう。
奈々は西山のために育成所の場所記した地図を取りに戻るが、その間運悪く吸血鬼に見つかり囚われてしまった西山。
奈々を信じて拷問に気丈に耐える西山、そんな彼を助けるべく奈々は必死に方法を考えるのだった。
次巻へ続きます。
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