勇次郎との決闘を終え、欠伸の止まらない日々を過ごす地下格闘士たち。
しかしスカイツリーの地下研究施設で武蔵のクローンが作られ、霊媒師である徳川寒子によって武蔵が現代に蘇った。
蘇った武蔵の実力は相手を意識の上でさえも斬ることができる程。
刃牙が2度敗れ、独歩も敗北を喫するなか、ボクシングに未練の無くなった烈が武蔵との対決に名乗りを上げた。
しかしあえなく武蔵に敗れて命を落としてしまう。
戦国時代の戦い方に精通する本部がいよいよ本気になり、刃牙をはじめ地下格闘士たちを守るために立ち上がる。
公開殺人を重く見た警察も動き出すなか、本部は勇次郎を相手にしても「守る」という覚悟を貫く。
勇次郎が先に武蔵に接触するが決着がつく寸前で本部が戦いに水を差し、2人の勝負は流れてしまった。
その本部はご老公に直談判し、ジャックとの決闘を経て武蔵との闘いへ近づいていくのだった。
一方の武蔵はピクルと邂逅し、真剣勝負へ。
真剣を手にした武蔵と飢えというベストコンディションで迎えたピクル。
どちらに軍配があがるのか―。
14巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
武蔵 vs ピクル 決着
武蔵の刃を顔と上半身の筋肉だけで受け止めるピクル。
〈顔の筋肉で剣を止めるピクル [刃牙道 14巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ピクルはそのまま武蔵に強烈なパンチを見舞い、刀を奪取した。
ピクルが武器を持つ展開となるが、扱いは素人。
武蔵は易々と刀を奪い返し、ピクルの筋肉では守れない肩や肘・膝といった「角」を斬りまくる。
〈角を斬りまくる武蔵 [刃牙道 14巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
全身から血を流すピクルは噛みつきで一矢報いるが、それでも武蔵には余裕があることを察知して最終戦闘体形に移行する。
しかしそれでも武蔵に攻撃は届かない。
嬉々として斬ってくる武蔵に対して戦意が折れたピクルは全身を恐怖で震わせながら逃げ出すのだった。
〈ピクルの戦意が折れる [刃牙道 14巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
本部が武蔵に挑む
逃げてきたピクルからバトンを受けるようにして本部が姿を現す。
日に数度を除いて生活のすべてを武に捧げてきた本部を、見守る地下格闘士たちも拍手をもって迎えた。
〈迎えられた本部 [刃牙道 14巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
本部はそのまま武蔵に奇襲を仕掛け、武蔵からダウンを奪う。
戦国の世でも使われた技術を味わい、武蔵にもスイッチが入るのだった。
〈奇襲を仕掛ける本部 [刃牙道 14巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【14巻のまとめ】
ピクルの筋肉では守れない全身の角を斬りまくり、戦意が折れたピクルが逃走。
勝利を挙げた武蔵に対し、今度は本部が挑む。
奇襲を仕掛けて武蔵からダウンを奪うと、武蔵にもスイッチが入るのだった。
次巻へ続きます。
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