思い悩むエリーゼだが、共和国の策略によって帝国陣営内に致死率の高い伝染病が蔓延した。
リンデンやチャイルド家の協力もあり、伝染病は収束に向かうが、共和国の非人道的な策略であることが判明する。
またも自身の策略を破られた敵将ルイはついにエリーゼを直接捕らえようと罠を張り、病院はルイ率いる共和国軍によって襲撃された。
8巻のあらすじを振り返ってみましょう。
エリーゼの覚悟
ルイ達共和国軍の前に一人姿を現したエリーゼは、自身が捕虜になるかわりにほかの者の解放を取引しようとする。
受け入れられなければルイを銃撃するというエリーゼの言葉を誰も本気にはせず、ルイは挑発するように打ってみろと手を的に掲げて見せた。
エリーゼは足が震えながらもルイの手を打ち抜いて見せ、次は頭に狙いを定める。
さすがに彼女の本気を目の当たりにしたルイは、取引を受け入れエリーゼは捕らえられた。
捕虜になったエリーゼだが、存外に待遇は悪くない。
エリーゼが捕虜となった部下の治療をしてくれたことに恩を感じ、共和国軍中佐のファビアンが手をまわしていたのだ。
しかし、手の手術が終わったルイが動けるようになれば、エリーゼの処遇などわかりきったことだ。
共和国の主戦力が集まったこの拠点からエリーゼを助け出すのは、さすがの帝国でも困難なことだった。
救出
エリーゼが捕らえられたことを知ったミハイルはリンデンのもとへと向かう。
すると、ちょうどリンデンが変装して共和国への侵入を企んでいるところだった。
ミハイルも除隊してエリーゼを助けに行こうとしていたが、ミハイルに止められてしまう。
そのころ、共和国ではルイの具合が思わしくなく、右手の切断を迫られていた。
やけになったルイはエリーゼのもとに向かう。
しかし、次の瞬間リンデンがその場に現れ、エリーゼの確保に成功し、ルイは彼の特殊能力によって虫の息とされてしまった。
外へ逃げたリンデンたちは、共和国兵士の隙をつい拠点からの脱出に成功する。
特殊能力の副作用で血を吐くリンデンをエリーゼは心配するが、安全に逃げることを最優先に考えるリンデンは、共和国の裏をかいて冬の山脈越えを決断した。
それに気づいた共和国軍は兵力を集めて山脈へと向かわせる。
休息
相変わらず体調が戻らないリンデンを、エリーゼは洞窟で休ませることにした。
薬を飲ませ、体温を挙げるために身を寄せ抱きしめる。
その時リンデンの胸元に、ロンに預けたはずのネックレスを見つけ、ロンの正体を知った。
そのころ、結局ミハイルは剣騎士団長を一方的に辞任し、リンデンたちのもとへ向かっていた。
エリーゼの看病のかいあってすっかり具合がよくなったリンデンだが、今度はエリーゼが熱を出してしまう。
自身がされたように抱きしめ温めようとし、手料理まで振舞うリンデンにエリーゼはすっかり心を開き、この上ない幸せを感じているのだった。
発見
共和国の海軍は帝国に見つかり包囲を受けていた。
補給ルートを断ち切り、戦況を決定的なものにするのが狙いであり、まさに戦争は終わりへと向かっているのだ。
一方、リンデンたちは休息を取りつつ山脈を進み、共和国の勢力から抜け出すまであと1日ほどの場所まで来ていた。
しかし、ついに共和国軍がリンデンの姿を発見し、すぐに銃撃が始まる。
そのころ、エリーゼの長兄レンもまた、リンデンとエリーゼの身を案じ救出へ向かおうとしていた。
【8巻のまとめ】
エリーゼはほかの者の開放を条件に自ら帆力になることを申し出た。
ファビアンの気遣いによって、比較的良い扱いを受けていたが、手の手術から回復したルイはエリーゼを手にかけようとする。
しかし、そこへリンデンが現れてエリーゼの救出になんとか成功した。
共和国の裏をかき、冬の山脈越えを試みるリンデンだが、とうとうルイ達に見つかってしまう。
そのころ、ミハイルやレンもまた、エリーゼ達の救出のために山脈へと向かっていた。
【8巻の見どころ】
この巻の見どころは、エリーゼが自ら囮となって捕虜になる覚悟を見せる緊迫した場面です。
捕虜としての扱いが意外にも悪くない中、ルイの復帰により再び危険が迫る緊張感が高まります。
そんな中、リンデンの変装侵入や特殊能力を駆使した救出劇はスリル満点で、一気に物語の緊迫感を引き上げます。
さらに、逃避行での看病や心の通い合いが二人の関係に深みを加え、戦いの中に優しさが織り込まれているのも魅力です。

次巻へ続きます。
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