テニスの名門校・青春学園中等部にアメリカジュニア大会4連覇を成し遂げた天才少年・越前リョーマが入部。
並みの高校生すらも圧倒する実力を見せつけレギュラーの座を獲得したリョーマは、関東大会初戦のライバルの氷帝との対戦で故障を抱え離脱した部長・手塚に代わって青学の柱を担うスーパールーキーとして期待がかかる。
手塚抜きで関東大会ベスト4に入り全国大会への出場権を獲得した青学は、準決勝で古豪の六角中との対戦に。
ダブルス2では河村・桃城がパワー対決を制して1勝、ダブルス1では不二・菊丸が出場するが、回転のないシンカーを武器とする樹と前衛で菊丸をマークし続ける佐伯に苦しめられることになるのであった。
菊丸がまるで分身したかのような新ステップを解禁し、一気に流れを引き寄せてダブルス1も勝利。
シングルス3でも海堂が1年生ながら六角中の部長に抜擢された葵に執念と根性で競り勝ち、青学がストレート勝ちで決勝進出を決めた。
だが決勝の相手の王者・立海大附属はエース桐原をはじめ、地区のライバルである不動峰を完膚なきまでに叩き潰す猛者揃い。
ダブルス2では桃城・海堂が意地と根性を見せるがボレーのスペシャリスト・ブン太と鉄壁の守備範囲を誇るジャッカルのペアの前に敗れてしまうのだった。
24巻のあらすじを振り返ってみましょう。
ダブルス1 大石・菊丸vs柳生・仁王
ダブルス1では大石・菊丸の黄金ペアが柳生・仁王ペアと激突する。
序盤から大石のムーンボレーや菊丸の分身ステップで攻める青学だが、前衛に張り付いていた仁王のマークを振り切ろうとした際に後衛からの打球が顔面に直撃してしまう。
軽い脳震盪を起こした英二だが、気合で復活し、仁王の動きに惑わされることなく大石との連携で試合の主導権を握る。
しかし立海も後衛の柳生が放つレーザービームのような強烈な打球ですぐに流れを変えてきた。
反応すらできないレーザービームによって立海があっという間に逆転。
この間に菊丸はレーザービームに慣れて徐々に対応できるようになったものの、さらに立海は仁王までもがレーザービームを放ってきた。
そしてここまで仁王が柳生に変装、柳生が仁王に変装して入れ替わった状態で試合をしていたという衝撃の事実が明らかとなる。
ようやく対処できたと思っていたレーザービームは仁王が打っていたもので、さらに本物の柳生によるレーザービームが加わり突き放されるのであった。
大石のテリトリーで反撃に出るが…
ゲームカウント2-5と追い込まれた状況で、黄金ペアは新たなフォーメーションを解禁して反撃を狙う。
分身した菊丸を後衛に置き、大石が前衛から瞬時に状況を判断して指示しながらゲームメイク。
巧みなポジショニングで2つのレーザービームのうち1つを封じつつ、ボールのイン・アウトも判断する超攻撃型の「大石のテリトリー」で流れを引き寄せ、一気に追い上げた。
しかし執念の追い上げも一歩及ばず、柳生のレーザービームを返そうとした菊丸のボールがネットにかかり4-6で敗北。
ダブルスの2連敗で王手をかけられ、シングルス3が始まるのであった。
シングルス3は乾と柳の幼馴染対決に
シングルス3は乾と蓮二の幼馴染の対決となる。
かつてダブルスを組んでジュニアテニス界を牽引していた2人は、互いにデータ分析を得意とし、相手を知り尽くした者同士。
ダブルスを組んでいた頃には直接対決の決着がつく前に蓮二が引っ越してしまい、念願の初対戦である。
気合十分の乾は肉体強化の成果を見せて攻め、序盤から2-0とリード。
しかし蓮二も高速のスライスショットである「かまいたち」をはじめ、乾の持っていたデータを上回る実力を見せ始めるのであった。
【24巻のまとめ】
ダブルス1では復活した大石と菊丸の黄金ペアが出場するが、コート上のペテン師の異名をとる仁王、そして一撃必殺のレーザービームを武器とする柳生の前に敗北。
ダブルスの2連敗で王手をかけられ、シングルス3では乾が幼馴染で同じデータ分析を得意とする蓮二と激突するのであった。
次巻へ続きます。
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