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ダチ高vs王者・鳥取白楼、大将の火ノ丸に希望をつなぐことはできるのか『火ノ丸相撲』14巻【ネタバレ注意】

~前巻までのあらすじ~

大きく重い者が絶対的に有利という相撲界の常識を覆すため、小さな力士の潮 火ノ丸が弱小の大太刀高校(ダチ高)相撲部に入部し、日本一と横綱を目指し歩み始めた。

部長の小関と元番長の五條、レスリング国体王者の國崎と、見るからにひ弱な三ツ橋を新たに加え、5人で歩み出した相撲部。

関東新人大会の個人戦では元横綱の息子・久世の前に越えられない体格差の壁を痛感し悔しさをにじませる火ノ丸、その前に親友の辻 桐仁が姿を見せ、ダチ高相撲部の監督として指揮を執ることに。

インターハイの県予選、団体戦決勝では火ノ丸が沙田との死闘を制してダチ高が優勝、個人戦では火ノ丸が優勝し、ダチ高は個人と団体で全国大会出場を決めた。

大会後、女子マネージャーとしてレイナと堀が加入、柴木山親方の計らいで力士たちとの合同稽古へ参加することとなり、火ノ丸は元横綱・駿海のもとでの特訓で壁を乗り越え、現役大関の弟にして国宝の一人である日景との野試合に見事勝利した。

火ノ丸は体格不問で角界入りするための条件として全日本選手権に出場して良い成績を残すこと、その為の第一歩としてまずはインターハイで高校相撲の頂点を獲ることが求められる。

しかし火ノ丸はインターハイ個人戦の決勝トーナメント初戦で高校相撲の王者であり昨年度の全日本選手権の優勝者である天王寺に敗北。

激闘の末負傷も抱えることとなり、団体戦に微かな希望をつなぐこととなる。

個人戦準決勝ではその天王寺も久世に敗れ、天王寺が新たな怪物へと進化。

ダチ高は強豪・金沢北高校を撃破して勢いに乗るが、準決勝ではエース天王寺のまさかの敗退に殺気立つ鳥取白楼と激突することとなるのであった。

 

14巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

先鋒戦 小関vs合気道使いの榎木

榎木は中学時代から1つ先輩である天王寺への憧れを胸に合気道の技を融合させながら相撲に取り組んできた。

しかし相撲への想いは小関も負けてはいない。

心と体以外にも部員が増えたことで技も身につけ始め、「首捻り」で投げ技を仕掛ける小関。

これを受けた榎木は執念で耐え、「裾取り」で小関の足を取って小関に土を付ける。

ダチ高にとっては手痛い黒星となるのであった。

次鋒戦 三ツ橋vs最重量級の首藤

次鋒戦は三ツ橋vs大会最重量級の首藤。

体重差約130kgと明らかに勝ち目の薄い組み合わせとなり、さらに三ツ橋は立ち合いで変化を使うことも読まれている。

そんななか、三ツ橋はわざとフライングで突っかけて立ち合い不成立を繰り返し、さらに立ち合い直後にはぶつからずに相手に背を向ける前代未聞の行動に出た。

仕切り直しを繰り返したうえに戦闘放棄とも思えるこの行動に観客はおろか首藤も激昂、しかしあえて怒らせることで冷静さを奪うのが三ツ橋の狙いだった。

狙い通り怒りながら突進してくる首藤に対し、三ツ橋は猫だましで一瞬の隙を突きながら八艘跳びで背後を取る。

絶好の位置取りからこれまでの鍛錬で鍛えたパワーで首藤を押し出しにかかる三ツ橋。

首藤も三ツ橋の廻しに手をかけて同時に土俵の外へ倒れ込んだ。

三ツ橋の奇策と執念が実り、行司は三ツ橋に軍配を挙げた。

観客たちも驚きに沸くが、際どい判定に物言いが入り、判定が覆って取り直しに。

ただでさえ同じ手は通用しないうえ、倒れ込んだ際に足を負傷した三ツ橋になす術はなく、結果としてダチ高が二連敗と崖っぷちに追い込まれてしまうのだった。

中堅戦 國崎vs国宝の加納

中堅戦は國崎vs国宝「大包平」の異名を持つ鳥取白楼のナンバー2・加納。

三ツ橋の勝利への執念を受け継いだ國崎が、常に冷静沈着ながら無類の堅守を誇る加納に挑む。

早速國崎は日景の鋭い突き押しを自分流にアレンジして怒涛の攻めを見せて加納の本気を引き出した。

土俵中央でがっぷり四つで組み合い、あとは力比べで両者の意地がぶつかり合う。

そのまま根性で上回った國崎が加納に何もさせないまま土俵の外へと押し出し、ここでも国宝を喰ってみせた。

これで1勝2敗とダチ高は踏みとどまるのであった。

副将戦 五條vsモンゴル人留学生のバトムンフ

副将戦は五條vsモンゴル人留学生のバトムンフ。

高校相撲の外国人枠はたった1名であり、1年生にして鳥取白楼のその1枠を勝ち取った実力者である。

緊張でプレッシャーに押しつぶされそうな五條だったが、空手の「息吹」で呼吸を整え、怯まずに土俵へ。

プロの大相撲力士になるために人生を懸けて留学しにきたバトムンフは、持ち前の獣のような殺気に加えて天王寺のもとで礼儀作法から相撲の技まで叩き込まれており、さらに土俵が無いモンゴル相撲で鍛え上げた組技は五條の天敵といっても過言ではない。

対して、空手ベースの突き押しで正面から攻め込む五條。

果たして格上から金星を挙げることはできるのか―。

【14巻のまとめ】

ダチ高は先鋒の小関と次鋒の三ツ橋が連敗し、早くも崖っぷちに。

しかし中堅の國崎がまたも国宝の1人である加納に完勝し、士気が一気に高まる。

そして副将戦では五條がモンゴル人留学生のバトムンフに挑むことになるのであった。

次巻へ続きます。

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