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大きな伸びしろを感じる合同練習『ハイキュー!!』10巻【ネタバレ注意】

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~前巻までのあらすじ~

ある日「小さな巨人」と呼ばれ躍動する地元・宮城県立烏野高校のエースに心奪われバレーボールを始めた小柄な少年・日向翔陽。

中学時代は環境に恵まれず、3年最後の大会にようやくメンバーを集めて出場するも、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山飛雄擁する強豪・北川第一中に惨敗してしまう。

影山へのリベンジを果たすべく憧れの烏野高校バレーボール部に入部した日向だが、奇しくも影山もチームメイトとなり、他の1年生である月島・山口や主将の澤村、副主将の菅原、2年でムードメーカーの田中らと共に新チームとして始動する。

早速県内の強豪である青葉城西高校との練習試合が実現し、超攻撃的セッターの及川が不在ながらも勝利を挙げた烏野。

迫るインハイ予選に向け、烏野は烏養を新たな指導者に迎え、リベロの西谷とエースの東峰も帰ってきた。

GWの合宿では長年のライバルである東京の古豪・音駒高校との練習試合に完敗したが、烏野は全国の舞台でのリベンジを誓いインハイ予選へ臨む。

そしてインターハイ予選が開幕し、初戦を危なげなく突破した烏野は2回戦で鉄壁のブロックを誇る伊達工業も撃破。

3回戦で及川率いる青葉城西と対戦するもファイナルセットまで突入した激闘の末に惜しくも敗れ、烏野は3回戦で姿を消すこととなる。

その青葉城西も王者・白鳥沢に敗れて準優勝となり、乗り越えるべき壁の高さを知った烏野は、次の舞台である春高バレーに向けて3年生全員が部活を続けることを決意。

さらに強くなるための道を模索するなか、音駒ら強豪校が集まる東京での合同練習に招待された烏野。

期末テストで補修となった日向と影山が遅れての参加となり、音駒にも新たに加入した長身の灰羽リエーフらライバルに触発された日向が成長の糸口を探るようになる。

果たして日向の変化はチームにどんな影響をもたらすのか―。

 

10巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

大きな伸びしろ

日向が変わり始めたことでチームにも変化が起きていく。

チームとして1番弱いということは1番伸びしろがあるということ。

〈伸びしろしかない [ハイキュー!! 10巻](c)集英社/古舘春一〉

サーブに力を入れる生川高校、チーム全体のコンビネーションに定評のある森然高校、大エース木兎率いる梟谷学園と、みな見習うべき存在。

自分のトスが正しいと信じていた影山は、日向が自分で考え始めたことに苛立ち日向と衝突する。

〈トスを殺す [ハイキュー!! 10巻](c)集英社/古舘春一〉

影山は同じセッターとして及川に頭を下げて教えを請い、「日向が攻撃の主導権を握っている」という事実に気付かされ、烏養コーチの教えもありトスの勢いを殺して日向の選択肢を増やす練習に入った。

一方の日向は烏養元監督のもとを訪れ、スパイクの助走に入るタイミングの違いについて学ぶ。

〈烏養元監督から教わる日向 [ハイキュー!! 10巻](c)集英社/古舘春一〉

東峰はサーブの強化、西谷は青葉城西の真似でオーバーハンドトスの練習、山口はジャンプフローターサーブの精度UP、そしてチームとしても森然高校を真似てシンクロ攻撃の練習を始めるのだった。

アツくなれない月島

再び東京遠征が組まれ、春高予選前の最後の長期合宿となる。

他のチームの技を貪欲に吸収し始めた烏野だが、全てが発展途上にありまるで噛み合わない。

みな上手くいかないながらも変化の意欲をむき出しにするなか、唯一、月島だけは冷めていた。

〈ガムシャラさに欠ける月島 [ハイキュー!! 10巻](c)集英社/古舘春一〉

木兎や黒尾に自主練に誘われてもガムシャラさに欠ける月島。

成長が目覚ましい日向にもいつの間にか追い抜かれたと感じる月島は、心の奥には別の想いを抱えているようだった。

月島が冷めている理由

月島が冷めているのは、烏野高校バレー部OBの兄・明光が原因だった。

田中の姉・冴子が学生だった頃に明光は全盛期のバレー部に所属しており、兄がレギュラーとして活躍していると信じる月島は兄の存在が自慢だった。

〈兄に裏切られた月島 [ハイキュー!! 10巻](c)集英社/古舘春一〉

しかし明光は実際はベンチにも入れない部員で、自分に憧れる弟に本当のことを言いだすことができず、試合を見にいった際に月島は応援席にいる兄を目撃してしまう。

あんなに部活に打ち込んでいたのに、試合にすら出ることができない―。

そのことに衝撃を受けて以降、月島は「ガムシャラにやっても上には上がある。後で苦しくなるだけ」という考えをするようになったのだった。

山口が月島を奮い立たせる

そんな月島を叱咤激励したのは、親友の山口。

幼い頃にイジメから助けてくれた月島を、今度は山口が助ける。

「絶対に”1番”になんかなれない。どこかで負ける。それをわかってるのに皆どんな原動力で動いてんだよ」

という月島の問いかけに、

「プライド以外に何が要るんだ!!」

と即答する山口。

〈山口が奮い立たせる [ハイキュー!! 10巻](c)集英社/古舘春一〉

あれこれ理屈を考えるよりもただ真っすぐ動く姿に心を突き動かされた月島は、自ら自主練に志願する。

月島も静かに闘志を燃やし始め、烏野は変わっていくのだった。

〈静かに闘志を燃やし始めた月島 [ハイキュー!! 10巻](c)集英社/古舘春一〉

【10巻のまとめ】

梟谷学園を率いる大エース木兎を始め、ライバルたちから貪欲に技術を吸収し始める烏野。

上手くいかないながらも積極的に変わっていくなか、唯一冷めていた月島も親友である山口の激励で静かに闘志を燃やし始める。

烏野が飛躍を遂げる瞬間が間近に迫っているのだった。

次巻へ続きます。

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