勇次郎との決闘を終え、欠伸の止まらない日々を過ごす地下格闘士たち。
しかしスカイツリーの地下研究施設で武蔵のクローンが作られ、霊媒師である徳川寒子によって武蔵が現代に蘇った。
蘇った武蔵の実力は相手を意識の上でさえも斬ることができる程。
刃牙が2度敗れ、独歩も敗北を喫するなか、ボクシングに未練の無くなった烈が武蔵との対決に名乗りを上げた。
しかしあえなく武蔵に敗れて命を落としてしまう。
戦国時代の戦い方に精通する本部がいよいよ本気になり、刃牙をはじめ地下格闘士たちを守るために立ち上がった。
本部はジャックと、武蔵はピクルとの決闘を制し、両者が激突。
武蔵を相手に本部が持てる全てをぶつけ、見事勝利を勝ち取った。
しかし、武蔵が起こした烈の公開殺人やTVでのエア斬殺事件を重く見た警察が武蔵の制圧に乗り出す。
威信にかけて特殊部隊まで投入するが、それでも武蔵には歯が立たない。
警視総監直々の頼みを受けて、漢気を感じた花山が武蔵の討伐に立ち上がるも、正々堂々さが裏目に出て武蔵の前に敗北を喫してしまう。
花山にトドメを刺そうとする武蔵の前に、2人の勝負を見ていた刃牙が割って入るのだった。
20巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
刃牙が宣戦布告
とどめを刺そうとする武蔵を刃牙が制し、花山は無念のまま意識を失う。
警察の強力なサポートにより花山はすぐさま病院へ搬送されていった。
刃牙は武蔵に対し「勝つ」ではなく「この世から葬り去る」と宣戦布告する。
〈刃牙が宣戦布告 [刃牙道 20巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
喧嘩を買った武蔵は刃牙に斬りかかるが、疲れのせいか刃牙の皮一枚しか斬ることができない。
刃牙の希望もあり、勝負は後日、万全の状態で決着をつけることとなった。
闘いに向けてモチベーションを上げる両者
武士である武蔵に倣い、勝負のために特訓をするのではなく日常生活で戦いを意識する刃牙。
鎬や渋川らのもとを訪ね、戦いに向けてモチベーションを上げていく。
一方、ご老公から刃牙の真の実力を知り、勝負に胸を膨らませる武蔵。
下水道に住むピクルのもとを訪ね、言葉は通じずとも語り合った。
〈武蔵とピクル [刃牙道 20巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙 vs 武蔵 決戦当日
場所は地下闘技場。
刃牙と武蔵の激突の日が来た。
武蔵は刃牙の姿に御馳走の山を期待していたが、今回はすべての皿が空っぽになっているように感じ、怒りのスイッチが入るのだった。
〈食い尽くされた御馳走 [刃牙道 20巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【20巻のまとめ】
刃牙が武蔵に「この世から葬り去る」と宣戦布告。
その刃牙の姿に以前見ていた御馳走の山がすべて食い尽くされていると感じ、武蔵にも怒りのスイッチが入るのだった。
次巻へ続きます。
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