5人の死刑囚との死闘を制した地下格闘士たち。
しかし戦いの中で毒に蝕まれ、刃牙は衰弱してしまう。
見かねた烈が刃牙を気絶させてヘリで中国へ搬送する。
そこで100年に一度、真の海王を決めるための大擂台祭への出場が決まった。
伝説のボクサーの息子であるマホメドJrや勇次郎、そして前回覇者の郭海皇も参戦する、中華最強を決めるトーナメントが始まる。
中華一の毒手の使い手、李海王と対戦した刃牙は身体の毒が裏返って完全復活。
郭の息子、春成と”凶人”龍書文を助っ人に加え、中国連合軍と日米連合軍のチーム戦となった。
オリバ・刃牙・マホメドJrが勝利を飾り、日米連合の勝利が確定。
互いの尊厳を賭けた最終試合では勇次郎と郭海皇が激突。
試合は勇次郎が郭を上回るが、郭もまた死を偽装して見事に護身を貫き、擂台祭は幕を閉じた。
そして勇次郎に挑む決意を固めた刃牙の前にマホメドJrが姿を現し、対決を申し込む。
梢江にプロポーズし、自らの強さを示すために刃牙との対戦を熱望するマホメドJr。
一度は渋川・独歩に勝利するものの、ジャックに敗れ、渋川と独歩・マホメド父に四連敗を喫する。
しかし心は折れず、ベストコンディションで刃牙との闘いを前に勝利を誓う。
そして大観衆の熱気に包まれ、神の子同士の激突の日が来た。
31巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
刃牙 vs マホメドJr
緊張に包まれ、地に足がつかないマホメドJr。
刃牙も闘技場に姿を現し、勇次郎の合図で決闘が始まった。
早速マホメドJrのパンチに刃牙がカウンターを合わせ、マホメドJrがダウン。
〈一瞬でダウン [バキ 31巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙は悠然とマホメドJrが起き上がるまで待ち、マホメドJrはようやく真剣勝負に集中する。
しかしまたも刃牙が機先を制して金的を食らわせ、マホメドJrがダウン。
刃牙は容赦なく追い打ちをかけ、気絶したマホメドJrの首を力いっぱい絞める。
〈首を絞める刃牙 [バキ 31巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
と、ここでマホメド父が乱入して息子の命を助けた。
反則により勝負は刃牙の勝ち。
〈マホメド父が乱入して反則負け [バキ 31巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
勇次郎が挑戦を受諾
刃牙はその場で勇次郎に決闘を申し込む。
勇次郎は刃牙を闘う価値のある相手として認め、これを受諾。
〈向き合う勇次郎と刃牙 [バキ 31巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ご老公の采配により、地上最強の親子喧嘩が実現することとなった。
負けたマホメドJr
刃牙に呆気なく敗れ、涙が止まらないモハメドJr。
地上最強も梢江も失い、鼻水や涙を垂れ流しながら泣くモハメドJrを梢江は優しく抱きしめるのだった。
〈マホメドJrを抱きしめる梢江 [バキ 31巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
勇次郎との決闘へ
刃牙と勇次郎の激突が決まり、その知らせを聞いた地下格闘士たちの反応は様々だった。
刃牙の成長を認める者や、先に勇次郎との決闘するチャンスを与えられたことに憤る者。
しかし刃牙は父との決闘への準備に集中し、イメージトレーニングで勇次郎とのシャドーファイトに没頭する。
見守るものにすら残像が浮かび上がるほどのリアルなシャドーファイト。
〈父とシャドーファイト [バキ 31巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙の殺気ははるか離れた東アフリカで野生のライオン相手にトレーニングする勇次郎のもとにも届くのだった。
【31巻のまとめ】
刃牙がマホメドJrを一蹴。
そのまま勇次郎へ決闘を申し込み、勇次郎もこれを受諾した。
刃牙と勇次郎、地上最高の親子喧嘩へ向けて物語はまだ続いていく。
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参考地下格闘士と死刑囚たちとの死闘、そして舞台は中国へ『バキ』全31巻+外伝【ネタバレ注意】
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