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3人の神による闘い、予想外のラスト『神さまの言うとおり弐』21巻(完)【ネタバレ注意】

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講談社/金城宗幸・藤村緋二
~前巻までのあらすじ~

平凡な毎日が突然終わりを告げた。

明石靖人は親友の青山との喧嘩が原因で学校をサボるが、このときに突如として全国の高校で生死を賭けた理不尽な選別ゲームが始まる。

出席した生徒たちは「神の子」として神小路かみまろが選別する一方、明石をはじめこの日学校に行かなかった不良たちはセイン・カミという少年が選別。

途中でセインの姉アシッド・マナが進行を強奪するなか、明石は親友の青山や惹かれ合っていた持田 涙・夏川めぐ(ナツメグ)との別れを乗り越え、最後のゲームまで生き残った。

過酷な試練を勝ち抜いたのはリリィ、オスメス、丑三 清志郎、天谷 武、高畑 瞬、ハンナ、柴村 影丸、秋元いちか、天馬 遊、イパネマ、アルフ・E(太陽の国門番)、メルト・カルカヴァン、明石の13人。

かみまろもプレイヤーに加わり、最後のゲーム「神罰ババ抜き」が始まる。

「引かれたら死」や「引かれたらその相手にキス」など、様々なルールを記したカードが組み込まれたババ抜き。

それぞれの思惑が交差するなかゲームは進み、柴村、イパネマ、天馬、メルト、オスメス、アルフが死亡。

瞬がかみまろを殺すチャンスを虎視眈々と狙う一方、天谷が最初にゲームをクリアし、新たな神第1号となった。

続くゲームではハンナといちかが死亡し、瞬も自分がクリアする権利を捨ててかみまろと心中。

明石、丑三、リリィの3人が残るなか、まず明石がクリア第2号に。

丑三とリリィ、果たして生き残るのは―。

最終巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

丑三もゲームをクリア

ゲームをクリアし、「神」の力を手に入れた明石。

先にクリアした天谷は既にその力を使って破壊衝動をほしいままにしていた。

そこに最後にゲームをクリアした丑三も神となって合流。

〈丑三もゲームをクリア [神さまの言うとおり弐 21巻(完)](c)講談社/金城宗幸・藤村緋二〉

天谷、明石、丑三の3人の神に今後の地球の未来は託された。

3人による争いが始まる

「神」の力を与えるマナはこの世界そのものをつくった存在で、この世の理の外にいる。

マナたちをどうすることもできない以上、明石たち3人は今持つ「神」の力で今の世界を好きにすることしかできない。

破壊を求める天谷と、今までに死んだものを生き返らせたい明石。

明石はまずナツメグを生き返らせるが、それは元通りのナツメグではなく、自分のイメージを具現化しただけのもの。

イメージが崩れれば実体も崩れ去り、完全に世界を元通りにすることができないことに明石は絶望する。

死んだ人は生き返らなくても、まだ生きている人のために立ち上がろうとするが、そんな明石に天谷は「戦って1人の神を決めよう」と提案し出した。

〈天谷が戦いを提案 [神さまの言うとおり弐 21巻(完)](c)講談社/金城宗幸・藤村緋二〉

大切な記憶を賭けたゲーム「DICE」

天谷が作り出したのは「DICE」というゲーム。

3人が順番にサイコロを振り、その目の数だけ誰かを殴る。

殴られた者はその数だけ自分の中から誰かの「記憶」を消されていき、10カウント以内に立ち上がれなければ死というルールだ。

明石と丑三、2人で協力して天谷を倒そうとするが、天谷は攻撃を明石に集中させ、明石はナツメグを含め色々な人との記憶が消えていってしまう。

〈殴られた数だけ記憶が消える [神さまの言うとおり弐 21巻(完)](c)講談社/金城宗幸・藤村緋二〉

助けたかった人が誰かも思い出せなくなっていく明石。

両親や青山、涙の記憶も失い、最後に丑三の記憶を失った。

すべての人の記憶をなくし、自分が誰かもわからなくなった明石。

〈本能だけで戦う明石 [神さまの言うとおり弐 21巻(完)](c)講談社/金城宗幸・藤村緋二〉

しかし抜け殻となることはなく、記憶がない状態でも自分の身体に刻み込まれた感情だけで天谷に反撃。

天谷もどんどん記憶を失っていくが、どうしても瞬の記憶が残り続けていた。

限界まで殴り合った明石と天谷。

最後には天谷が力尽きて死に、天谷を倒した明石も自我を失い息を引き取るのだった。

〈天谷、倒れる [神さまの言うとおり弐 21巻(完)](c)講談社/金城宗幸・藤村緋二〉

生き残った丑三が望んだもの

最後に「真の神」として生き残った丑三。

丑三が神として望んだのは、「自分と明石が出逢う前の時間から世界をやりなおすこと」

自分のイメージする、試練を越えて強い輝きを放つ明石と再会するため、かみまろに代わって自分がゲームマスターとなり明石のことを待つことを決意したのである。

〈丑三が望んだもの [神さまの言うとおり弐 21巻(完)](c)講談社/金城宗幸・藤村緋二〉

そして時は戻り、再び全世界の高校で「だるま」の試練が始まるのだった。

【21巻(完)のまとめ】

天谷、明石、丑三の3人が新たな神となり、ただ1人の勝者を決めるために天谷が「DICE」というゲームを考案。

自分の大切な人たちとの記憶を賭けた危険なゲームの末、天谷と明石が全てを出し尽くして死んだ。

唯一生き残った丑三は試練を乗り越えた明石との再会を望み、「自分が明石と出会う前の時間から世界をやり直す」ことを決意。

こうして丑三のイメージをもとに時は戻り、再び全世界の高校で「だるま」の試練が始まるのだった。

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