鬼龍との決闘を経て廃人となってしまった父・静虎が2年間のリハビリを経て奇跡的な回復を遂げた。
地下格闘技「ダーク・ファイト」に身を置きながら治療費を稼いだキー坊は、親友であるリキ丸の計らいで大物フィクサーの柳場道元が主宰する「ハイパー・バトル」への出場を勝ち取る。
静虎も鬼龍を倒す共通目的のもと、その実力を道元に買われて格闘技のスペシャリスト集団「チームD」の一員としてハイパー・バトルに参戦するが、塊蒐拳のダメージは依然として残り、静虎は余命半年の状態だった。
塊蒐拳の治療法を知るのは鬼龍と尊鷹のみ。
ハイパー・バトルの前回優勝者バトル・キングの正体が尊鷹であることを突き止めたキー坊は、塊蒐拳の会得を目指してハイパー・バトル本戦に臨む。
そして尊鷹を狙う鬼龍も乱入し、いよいよバトル・キングへの挑戦権が賭かったハイパー・バトル本戦が開幕。
影の支配者ガンビーノが巨額の賭けや八百長で大会を支配しようとするなか、”大巨人”シュルト、チームDのリーダー菊多、モンゴルの大横綱ヤム、鬼龍を命の恩人であり悪魔として崇拝する聾唖の天才格闘家ジェット、韓国の横綱ヨンペ、ミノル、キー坊が1回戦を突破した。
1回戦の全行程を終えた後、バトル・キングの正体を確かめるため勝負を挑んだ静虎。
バトル・キング(尊鷹)は正体を明かし、2度目の塊蒐拳で静虎を一時意識不明の重体に追い込む。
蘇生した静虎だが、鬼龍とキー坊は尊鷹との戦いを見据えて決意を固める。
そして2回戦に向けてガンビーノが飼いならした刺客の闇猿を放つ。
闇猿の襲撃で負傷した菊多だが、危険な副作用を持つ薬物に手を出して2回戦を突破した。
その闇猿が今度はヨンペを襲う一方、2回戦の第2試合ではジェットがヤムを追い詰める。
果たして勝負の行方は―。
16巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
第2試合 ジェットvsヤム
圧倒的な実力の差を前に本能で恐怖を感じながらも、根性で立ち向かうヤム。
決死のタックルを試みるが、あっという間にジェットに締め落とされ失神。

〈ジェットの絞め技でヤムが失神 [TOUGH 16巻](c)集英社/猿渡哲也〉
ジェットが無傷で勝利を飾り、勝ち上がるのだった。
第3試合 静虎vsミノル
2回戦第3試合は宮沢静虎VS鈴木ミノル。
静虎はいつの間にか病院のベッドを抜け出し、車いす姿で登場する。
鬼龍やバトル・キングも注目する一戦。
気合十分のミノルは試合開始早々、見よう見まねの塊蒐拳を放つ。
勢いに乗ったミノルが攻めるが、静虎を倒しきることはできない。

〈完全復活を遂げた静虎 [TOUGH 16巻](c)集英社/猿渡哲也〉
尊凰から塊蒐拳を受けた静虎は、今や着実にベストコンディションを取り戻しつつあった。
身体にキレとスピードが戻り、打撃技で圧倒されるミノル。
必死に立ち向かおうとするが、静虎の高い跳躍から繰り出されたタイガー・シュートをまともに食らってしまう。

〈静虎のタイガー・シュート [TOUGH 16巻](c)集英社/猿渡哲也〉
まるで時が止まったかのような感覚のなか、わかっていても防御することができない究極の蹴りによってミノルは意識を失い、気が付けばマットの上で大の字で倒れていた。
大方の予想を覆した静虎が見事なKO劇で勝ち上がりを決めたのだった。
キー坊の相手は闇猿に
ペ・ヨンペが負傷しリタイアしたことにより、キー坊の試合相手はリザーバーとなる。
鬼龍を予想し意気込むキー坊だが、ガンビーノは急遽、闇猿をリザーバーとして出場させることを決める。

〈キー坊の相手は闇猿 [TOUGH 16巻](c)集英社/猿渡哲也〉
さらにキー坊との試合に24億もの大金を賭け、リキ丸を追い込むガンビーノ。
オリに囲われたリングのなかを縦横無尽に駆け回る闇猿。

〈縦横無尽に駆けまわる [TOUGH 16巻](c)集英社/猿渡哲也〉
変幻自在の動きに加え、左右の眼球を別々に動かし驚異的な視界を武器とする闇猿を相手にキー坊はどう戦うのかー。
【16巻のまとめ】
ジェットが悠々と2回戦を突破し、完全復活を遂げた静虎も必殺のタイガー・シュートでミノルを破った。
第4試合、キー坊の相手は急遽リザーバーとして登録された闇猿に決定する。
オリに囲まれたリングの中を縦横無尽に駆けまわる闇猿を相手に、キー坊はどう闘うのか―。
次巻へ続きます。
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参考灘神影流を背負うキー坊の闘いと成長『TOUGH』全39巻【ネタバレ注意】
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