友人らと乗っていた船が嵐に見舞われ、彼岸島に漂着した亮介は、この島で繰り広げられる人間と吸血鬼の戦いに巻き込まれる。
吸血鬼に襲われその恐怖を味わった亮介は、彼女の和美と共に明と出会い、この島の真実を知る。
雅という元凶の存在と、日本全土に吸血鬼の蚊を撒く計画。
明たちはその計画を阻止するため吸血鬼の蚊の育成所を破壊しにいく作戦を立てている一方、亮介は和美と共にボートで脱出を図ったが、邪鬼に阻まれて失敗。
和美は吸血鬼たちに囚われた後吸血鬼ウイルスに感染してしまい、明の手によって命を落とした。
その明たちは翌朝、ついに蚊の育成所の1つを襲撃する。
建物に侵入し斧神と対峙した明だが、落とし穴の罠にかかり血の池に落とされてしまった。
なんとか無事に脱出するが、その先はまるで迷路のような構造。
と、道中の牢獄で護衛隊長と再会を果たし、明は最適なガイド役を見つけたのだった。
4巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
強烈な悪臭を放つ邪鬼・大糞赤子
隊長をガイド役に建物の中を進む明だが、この先の生物実験室には危険すぎて封印された邪鬼・大糞赤子がいるという。
脱出するためにはこの生物実験室を通り抜けるしかないが、強烈な悪臭を放ちながら糞を撒き散らす大糞赤子が立ちはだかる。
その口から吐き出される息は鉄をも溶かす威力があり、そのゲロをまともに浴びてしまった最後の村人・細山の顔があっという間に膿んでしまう。
フラフラの細山を連れ、大糞赤子に見つからないように先を急ぐのだった。
大糞赤子と対峙する明
張り巡らされたパイプをよじ登りながら出口を目指す明たちだが、途中で細山がバランスを崩し大糞赤子から長く垂れたへその緒の上に落下。
細山が大糞赤子の逆鱗に触れてしまい、喰われてしまう。
明と隊長はなんとかパイプの下に身を隠し、這ってやり過ごしながら何とか出口にたどり着いた。
閉鎖地区を抜け出し先を急ぐ明たち、窓の外では師匠たちが吸血鬼の手下たちと戦っている。
ところが大糞赤子が壁を溶かしながら明たちを追ってきた。
大糞赤子が外に出れば師匠たちが危険にさらされる。
退路のない場所で、明が大糞赤子を食い止めにかかるのだった。
大糞赤子を撃破
大糞赤子を引きつけながら来た道を引き返し始める明。
向かった先は先ほど脱出したばかりの生物実験室、ここに張り巡らされた大量の鉄パイプに目をつけた明は、日本刀で切断して竹やりのようにする。
攻撃をかわしながら鉄パイプのやりを大糞赤子の手足に突き刺して行動を封じにかかる明だが、大糞赤子の頭突きを食らい左腕を怪我してしまった。
片腕が使えなくなった明は、軽い鉄パイプで大糞赤子の急所であるへその緒を攻撃して隙を作り、大糞赤子の手足全てを鉄パイプのやりで拘束することに成功。
激しくもがく大糞赤子だが、明はその頭部に何本もの鉄パイプのやりを突き刺し、撃破するのだった。
【4巻のまとめ】
隊長をガイド役に建物の中を進む明の前に、強烈な悪臭を放ち手が付けられないほど危険な邪鬼・大糞赤子が立ちはだかる。
明は左腕に怪我を負いながらも大糞赤子に辛勝、再び斧神を倒すため先に進み始めるのだった。
次巻へ続きます。
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