地下で触手を使い幼蟲を植え付ける「黒神」の存在を確認するが、偽装が解けて寄生体に狙われる。
カメラマン寅澤の自爆により証拠を託され、睦美はフェロモンの誘惑に抗いながらスプリンクラーの作動で脱出に成功。
寄生体は遠くの仲間とフェロモンで交信していると仮説を立て、甲斐からの救助要請メールを受け取る。
睦美は迫田たちに避難を促し単身で甲斐のもとへ向かい、寄生虫が宿主の死に伴い脱出する場面を目撃し、さらなる犠牲を危惧する。
最終巻のあらすじを振り返ってみましょう。
目次
スーパーの巣に潜入、フェロモンに惑わされ乱交の場に囚われる
甲斐のGPSを追ってスーパーに到着した睦美は、建物の中から悲鳴が聞こえたことでスーパーが巣になっていると確信。
蟲たちに効き目があったものを身につけ、また寄生されていた人たちが嫌っていた水を用意して内部へと潜入する。
そして地下では寄生されて人たちや蟲のサナギの苗床にされた人たちが。
寄生された人たちはもはや視力も意識も痛覚もなく、自分の体が砕けようともサナギを守るために無差別に攻撃し、乱闘に。
その隙をぬって脱出を図る睦美だが、あえなく寄生された男たちに捕らわれてしまう。
用意していた水も効かず、倉庫で目を覚ますとそこには真美と葵がいた。
しかしそこは既に蟲のフェロモンによって催淫された男女たちの乱交場と化していた。
マスクも脱がされていた睦美もまたフェロモンの影響により、大好きな千歳やキャプテンの幻を見ながら性欲に負けてしまうのだった。
親蟲と対峙、巨大キメラの出現とジョウカイボンによる救援戦
どれくらい時間が経っただろうか、睦美は寄生された島長とそのそ側近に起こされ、親蟲の侍女となるために最深部へと案内される。
蟲のフェロモンで洗脳されかかっていた睦美だが、ここで気付けの水と忌避剤のアンモニアをぶちまけ、親蟲と対峙することを選択。
そこに甲斐と消火ホースを持った辰朗も援護に駆けつけた。
大量の放水に怒った親蟲がついにその姿を見せる。
それは、複数の虫が合体したキメラのような姿だった。
見境なく暴れる親蟲によって島長と側近は喰われ、次は睦美たちの番。
だがそのとき、天井が崩落して巨大な肉食昆虫のジョウカイボンが参戦。
そのまま戦いながら外へと出ると、他の親蟲たち、そして巨大なシリアゲムシの群れも集まってきた。
この島で新しく生まれた親蟲は、ジョウカイボンやシリアゲムシらに狩られて個体数を減らしていくことになるのだった。
生存者は脱出、本土で再会と巨大化の原因究明へ
辰朗の運転する船で島から本土へと脱出した睦美や甲斐たち生存者。
ジュリアと迫田は本人たちの希望で島に残った。
睦美は千歳や榎先生らと涙の再会を喜ぶ。
そして榎先生は、蟲たちの巨大化は人災だという推論を明かした。
食糧難を解決するための甲殻類の巨大化の研究を発端として、巨大化を促す化学物質が河川へと垂れ流され、その影響で蟲たちも巨大化。
エサと快適な環境で恐ろしいほど大きく成長し、さらに早い世代交代で適応、島に固有の菌が巨大化した蟲たちが呼吸するのに十分な酸素を作り出したのだという。
過去と同様に、今回の脅威もいずれは解決されるはず。
数々の犠牲を乗り越えた睦美は、新たに生まれた蟲たちの研究を活かすべく榎先生の手伝いをすることで前を向く。
その一方、とある海岸では男の子が大きく成長した貝を発見するのであった―。
【15巻(完)のまとめ】
睦美は甲斐のGPSを追い、寄生体の巣となったスーパーに潜入。
フェロモンの影響で乱交の場に囚われるが、忌避剤や水を使い親蟲との対峙に挑む。
巨大キメラ状の親蟲が暴れだすも、肉食昆虫ジョウカイボンの参戦で激戦となり、親蟲は減少していく。
生存者は辰朗の船で島から脱出し、本土で再会を果たす。
巨大化の原因は化学物質による環境汚染と判明し、睦美は研究に協力しつつ未来へ希望を見出す。
一方、海岸では異変の兆しを示す大きな貝が発見されるのだった。
【15巻(完)の見どころ】
この巻の見どころは、寄生体の巣となったスーパーに潜入し、フェロモンの影響で乱交の場に囚われる緊迫した展開です。
忌避剤と水を駆使して寄生体に抵抗し、親蟲という巨大キメラ状の敵との激しい対峙が見どころとなっています。
そこへ肉食昆虫ジョウカイボンが参戦し、壮大なバトルが繰り広げられる場面は圧巻です。
さらに生存者たちが島から脱出し、本土で再会を果たす感動のシーンも心に響きます。
巨大化の原因が環境汚染にあると判明し、物語が現実問題とつながる深みを持つのも注目です。
最後に示される海岸の異変は、未来への新たな伏線となっています。

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