テニスの名門校・青春学園中等部にアメリカジュニア大会4連覇を成し遂げた天才少年・越前リョーマが入部。
並みの高校生すらも圧倒する実力を見せつけレギュラーの座を獲得したリョーマは、関東大会初戦のライバルの氷帝との対戦で故障を抱え離脱した部長・手塚に代わって青学の柱を担うスーパールーキーとして期待がかかる。
手塚抜きで関東大会ベスト4に入り全国大会への出場権を獲得した青学は、準決勝で古豪の六角中との対戦に。
ダブルス2では河村・桃城がパワー対決を制して1勝、ダブルス1では不二・菊丸が出場するが、回転のないシンカーを武器とする樹と前衛で菊丸をマークし続ける佐伯に苦しめられることになるのであった。
菊丸がまるで分身したかのような新ステップを解禁し、一気に流れを引き寄せてダブルス1も勝利。
シングルス3でも海堂が1年生ながら六角中の部長に抜擢された葵に執念と根性で競り勝ち、青学がストレート勝ちで決勝進出を決めた。
だが決勝の相手の王者・立海大附属はエース桐原をはじめ、地区のライバルである不動峰を完膚なきまでに叩き潰す猛者揃い。
そんななか、ランニングを兼ねてガットを張り替えに外出したリョーマは街中で立海の切原と遭遇し、さっそく勝負を挑むのであった。
22巻のあらすじを振り返ってみましょう。
リョーマvs赤也、本気になった赤也の恐怖
赤也に勝負を挑んだリョーマは、いきなりツイストサーブをお見舞いし、赤也と互角以上に渡り合う。
互いに脚や腕につけていた重りを外し、試合は序盤からヒートアップしていくが、赤也は次第に目が充血していき、本気モードに。
関東大会では不動峰の立花の身体にことごとくボールを当てていく獰猛なスタイルで退会最速記録を叩きだして圧勝するほどの実力を持っている赤也。
リョーマ相手にも本人以外予測不能な動きをするナックルサーブやスマッシュでリョーマの膝を狙い撃ちしてきた。
それでもリョーマは心折れることなく立ち向かっていくが、赤也の怒涛の攻めと勢いに圧倒され、0-4とリードされる苦しい展開に。
さらに赤也は容赦せずダンクスマッシュでリョーマの膝にトドメを刺そうとするが、この崖っぷちで身体が反応したリョーマが覚醒を迎えるのだった。
窮地でリョーマが覚醒
覚醒により一気に汗が引き、集中力やスピードが増したリョーマが反撃開始。
赤也でも反応できないほどの打球速度でサーブでもノータッチエースを連発する。
さらに海堂のスネイク、裕太のツイストスピンショット、亜久津や日吉の変則的な動きも織り交ぜ、不規則にプレイスタイルを変化させて手が付けられなくなっていく。
勝手な他流試合の話を聞きつけた立海大附属の真田副部長たちが駆け付けるころには、リョーマが本気の赤也を圧倒して堂々とコートから出ていくのであった。
【22巻のまとめ】
偶然始まったリョーマと立海大附属のエース・赤也との練習試合。
赤也は本気モードを解禁してリョーマの身体を痛めつけるテニスで圧倒的な恐怖を植え付けにきた。
しかし窮地でリョーマが覚醒し、これまで戦ってきたライバルたちの動きも織り交ぜた変幻自在のプレイスタイルで逆転。
勝手な他流試合の話を聞きつけた立海大附属の真田副部長たちが駆け付けるころには、リョーマが本気の赤也を圧倒して堂々とコートから出ていくのであった。
次巻へ続きます。
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