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チームは首位争い、凡田も最多勝が狙えるポジションにつける『グラゼニ パ・リーグ編』6巻【ネタバレ注意】

~前巻までのあらすじ~

ゴールデンカップスに移籍した凡田だが、パ・リーグの打者の洗礼を浴びて苦戦を強いられることとなる。

生え抜きで似たような年齢・成績の投手である印西とライバルとなり、凡田が地元開幕投手の座を射止めるが、味方打線の援護で勝利したものの凡田自身はピリッとしない内容だった。

印西もまたシーズン最初の先発では黒星を喫し、共に不甲斐ない出来の2人に地元TV局の老山アナとその娘の恵が鋭く切り込んでいく。

ハングリー精神が足りないと指摘された凡田は程なくして2軍に落とされることとなるが、ギリギリで引退を免れた。

ものの翌シーズンから仕切り直し、地元の開幕戦で好投を見せて勝利を飾る。

そしてその試合では凡田の後をトクの愛弟子である布川、本木、薬丸の3人によるアマがき隊がブレイク。

3人はデジタルデトックスを始めとするトクの厳しい管理で野球に集中し大活躍するが、結果を残したご褒美にスマホを返却された途端に、布川がSNSにハマって調子を落としてしまう。

そしてデジタルデトックスを願掛けにスマホを絶っていた薬丸も初めてリリーフに失敗。

アマがき隊の活躍はこのまま終わってしまうのか―。

6巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

復調への道

デジタルデトックスを継続していたにもかかわらずリリーフに失敗したことにショックを受ける薬丸。

これで布川も引っ込みがつかなくなり、ネット掲示板を見ながら薬丸を煽る。

ムキになった薬丸はネット掲示板を確認し、そこで自分が叩かれていることを知るが、メンタルの強い薬丸はむしろ自分がここまで注目されるようになったことを嬉しく感じた。

逆に薬丸は顔の見えない相手にムキになって炎上しがちな布川の体質を指摘し、布川を心配してスマホを再びトクに預けるようにアドバイス。

その言葉が刺さった布川はスマホを預けないまでも、変なサイトは見ないようにすることを決意するのであった。

小さなグッズ製作会社

凡田を始め洗練された手作業でグッズを制作するアクション工芸は、丸之内社長専務の八重洲の2人の速人で切り盛りしてきた小さな会社。

丸之内社長が確かな技術力を持つが気難しい一方で、八重洲専務は人当たりが良く部下からも慕われている。

だが八重洲専務には意識高い系の発言や批判をブログやTwitterでするというイタい一面もあった。

丸之内社長も八重洲専務のブログやTwitterのことは知っていたが、友情を優先して見て見ぬふり。

しかしそんなある日、部下の1人が八重洲専務のTwitterの裏アカを発見してしまう。

フォロワーもそこそこ多いその裏アカウントでは、人の気を引くためにプロ野球選手を含む有名人のゴシップをでっち上げてつぶやいているのだった。

本木だけが好調をキープ

オールスターにはアマがき隊から本木だけが選出され、運も味方して本木がオールスターでの勝ち投手となった。

薬丸は自分の力を信じずスマホを預けていることをゲン担ぎにしているフシがあり、布川はデジタルデトックスの反動でスマホにどっぷり。

本木が一番デジタルとの付き合い方をわきまえており、それが結果につながったのかもしれない。

そしてアマがき隊のリリーフもあり、凡田は6勝を挙げる。

この活躍を受けて球団はアマがき隊のグッズ制作にGOサインを出し、アクション工芸がそれを作ることになるのであった。

裏垢バレ回避

アクション工芸の八重洲専務は裏アカでは取引先や顧客を含め全方位的に悪口を呟きまくっているが、丸之内社長はそのことをまだ知らない。

部下たちも社長と専務の激突を恐れて丸之内社長に告げ口をすることもできないなか、アマがき隊のグッズとしてコースターを制作することが決まった。

そこからアマがき隊のグッズは順調に売れ、八重洲専務が発案したぶんちんもヒットしたことで球団広報から八重洲専務との対談の依頼が入る。

しかし八重洲専務は実はSNSで布川にも絡み炎上させていた張本人だった。

アマがき隊の3人との直接対談では緊張を隠せない八重洲専務はろくに話すこともできないまま、3人の爽やかな感謝のコメントを受けて無事に対談は終了。

裏アカバレを回避したことで八重洲専務は胸をなでおろすのであった。

凡田・扇田・則川の最多勝争い

アマがき隊は絶好調であり、相性のいい凡田も9勝がアマがき隊のリリーフによるもの。

凡田は8月終了時点で11勝でリーグ3位タイの勝利数を挙げ、パープルシャドウズの則川も11勝と互いに意識していた。

凡田との直接対決を望む則川だったが、ゴールデンカップスとパープルシャドウズの試合ではゴールデンカップスのエースで12勝を挙げている扇田と投げ合うこととなる。

則川は最多勝を目指し気合十分だったものの、今シーズンからブレイクしたゴールデンカップスのセンター坪内にホームランを浴び、試合は1対1のまま両投手による緊迫した投げ合いに。

そして2人とも完投するが、扇田が最終回にサヨナラホームランを浴びて敗戦。

これにより則川は12勝目を挙げ、パープルシャドウズもゴールデンカップスを抜いて首位に立つのだった。

打線のキーマンは坪内

その翌日、今度は凡田が先発して試合を作り、アマがき隊のリリーフでゴールデンカップスが勝利。

これで凡田も12勝目を挙げ、さらにゴールデンカップスも再び首位に返り咲く。

凡田は30歳を過ぎてからの成長で通算50勝という節目に到達したものの、自身はチームの勝ち頭はエースの扇田だと感じていた。

どちらが勝ち頭かは一概に言うことはできないが、2人合わせて24勝を挙げるまでに変えたのは紛れもなくコーチであるトクの功績である。

このままチームが優勝できるかどうかは打線にかかっており、キーマンは坪内。

そして凡田が13勝目をかけて臨んだ試合では、無失点の好投を見せるも味方打線の援護のないもどかしい展開に。

6回を投げ抜いた凡田の降板が決まるが、6回の裏にはその坪内に打席が回るのであった。

【6巻のまとめ】

布川と薬丸が一時調子を落とすも復活、本木も好調をキープし、アマがき隊の活躍でチームは首位争いに食い込む。

凡田・扇田・則川の3人が最多勝争いを演じるなか、凡田が13勝目をかけて試合へ。

味方打線の援護がないもどかしい展開の中、打撃絶好調の坪内に打席が回るのであった。

次巻へ続きます。

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参考ベテラン投手となった凡田が突き進むのは更なる開花か引退への道か『グラゼニ パ・リーグ編』全13巻【ネタバレ注意】

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