ウイルスが大流行したためにアキラが旅を切り上げ、街へ戻ってきた。
アキラはレンタルおっちゃんの仕事を引き受けるなかで元彼(川萩)のストーカー被害に悩む女性・静のボディーガードを請け負うこととなる。
そんなある日、アキラに憧れその姿を追い続けるクロがかつて因縁のあった川萩に襲われるトラブルが発生。
偶然通りがかったヨウコの助けでクロは事なきを得るが、それは真黒組との抗争を企む紅白組が仕掛けたものだった。
紅白組はバックについている謎の組織「ルーマー」を使い、ヨウコ・アキラ・ファブルについての調査を本格化。
アキラたちもルーマーが陰で動き出したことを察知し、海老原は紅白組との抗争に備えるなか、ついに紅白組のバックにいる裏の組織「ルーマー」が動き出す。
狙われたヨウコが難を逃れる一方、ルーマーのリーダーの男と対峙した海老原は自爆覚悟で手榴弾を爆発させ、しばらく戦線離脱する。
組長代行に選ばれた鷹一が真黒組とアキラたちと共に戦いに備える一方、組長代行に選ばれなかった幹部の木志田は不満の様子。
他方、ルーマーの殺し屋たちが本格的に動き始め、いよいよルーマーとアキラたちファブルの全面対決へ。
最初に狙われたユーカリが刺し傷を負い、公園の中に身を隠す。
他方、ユーカリの危機を知り助けに動いたアザミにもルーマーの殺し屋9人が迫るのであった。
7巻のあらすじを振り返ってみましょう。
アキラが動き、反撃が始まる
ルーマー9人が講演に集結し、ドローンによるサーモグラフィーなどでアザミとユーカリを探し回る。
ルーマーには動物や一般人をも容赦なく殺す者もいるなか、援護に駆け付けたアキラがまずルーマーのドローンを操る男を制圧。
寄せ集め集団のルーマーは4つの2人組に分かれて行動しているが、統率はあまり取れていない様子。
ファブル側の反撃が始まるのであった。
アザミも反撃で敵を射殺
負傷したユーカリはルーマーのB班の1人に見つかってしまうが、なぜか相手はユーカリを見逃し、口パクであることを伝える。
一方、アザミはC班の2人と接敵。
早撃ちの男はバディもろともアザミを仕留めようと発砲するが、弾はバディに当たってしまい、アザミは銃を奪って逃走する。
ルーマーのリーダーの男がC班の援護ん向かうなか、一足早く接近したアキラは「もう死人を出したくない」と、負傷した敵の男に応急手当を施した。
そしてアザミはC班の早撃ちの男を襲い、ボスやアキラの指示を破って相手を撃ち殺した。
他方、ルーマーのリーダーの男はアキラに手当てされた男に自らトドメを刺すのだった。
ルーマーに潜入していたアイツも参戦
ルーマーのB班の2人はファブルのアジトである倉庫を襲撃するべく接近していく。
中に侵入してターゲットである鷹一を発見するが、ここでB班の片割れが裏切り、もう1人に銃を突きつけた。
裏切ったのはハッシュパピーの使い手でかつてアキラやヨウコ・真黒組とも接点のあった殺し屋・鈴木で今は「佐々木」と名前を変えていた。
佐々木は問答無用で生け捕りにしたルーマーのB班の男を始末し、死体は戦場になっている公園に戻すことにする。
佐々木によればルーマーのリーダーの男は相当の切れ者であり、また殺し屋以外に「アリ」と呼ばれる準構成員たちがいるとのこと。
陽子との再会を望んでいる佐々木は、陽子と会えないなら死体を公園に捨ててそのまま消えるつもりでいるのだった。
ユーカリのピンチにヨウコが駆け付ける
ルーマーのリーダーの男はB班の応答が途絶え、C班もやられた状況を冷静に分析し、A班の女2人組にはB班の後を捜索するように指示。
一方、アキラはアザミと合流、身を隠しているユーカリは電話で手短にアキラたちに居場所などを伝える。
しかしユーカリのもとにはA班の女2人と毒を使う初老の男が接近。
ユーカリは奇襲で何とか女1人に毒針を受けさせて気絶させ再び身を隠すが、そのまま他2人を殺さなかったことからだいぶ弱っていることを悟られてしまう。
A班のもう1人の女がユーカリの血痕を見つけて追い詰めようとしたとき、その背後から援護に駆け付けたヨウコが割り込むのであった。
【7巻のまとめ】
戦いのなかでアザミがボスやアキラの指示を破って相手を射殺してしまう。
一方、アキラ、そしてハッシュパピーの使い手でかつてアキラやヨウコ・真黒組とも接点のあった殺し屋・佐々木(前編では鈴木と名乗っていた)も参戦し、ファブル側が反撃へ。
手負いのユーカリにルーマーの殺し屋たちが迫るが、そこにヨウコが助けに入るのであった。
次巻へ続きます。
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