20世紀末、イギリス。異教徒から国を守る王立国教騎士団…通称「HELLSING機関」には、吸血鬼を狩る吸血鬼がいた。圧倒的な力を持つ正真正銘の怪物、その名はアーカード。そんな怪物に挑む、ナチスの亡霊・少佐。最凶にして究極の戦いの行く末は…?
(U-NEXT作品紹介より引用)
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。
特務機関HELLSING
吸血鬼によって村人が連日殺害されている英国北部の村に、対吸血鬼特務機関である「HELLSING」局長のインテグラと吸血鬼アーカードが派遣された。
先に突入した警官隊は婦警セラス1人を残して全員食屍鬼になり果て、セラスもまた吸血鬼に捕まり危機に陥る。
「ヘルシング」1巻©少年画報社/平野耕太
そこにアーカードが現れ食屍鬼を殲滅し、セラスもろとも吸血鬼の心臓を撃ち抜いた。
吸血鬼は倒され、セラスは生き延びるため吸血鬼となり「HELLSING」に加入した。
インテグラとアーカードの出会い
10年前、幼いインテグラは父を亡くし当主の座を受け継ごうとしていた。
しかしその座を狙う叔父によって命を狙われる。
父の教えに従い屋敷の地下牢獄に逃げ込んだインテグラが目にしたのは、ひからびた死体だった。
「ヘルシング」1巻©少年画報社/平野耕太
間もなく現れた叔父たちに銃撃されたインテグラは、腕を負傷する。
絶体絶命かと思われたが、インテグラの血を口にした死体が蘇り、敵を一掃した。
死体だった者は新たな主人インテグラに跪き、アーカードと名乗った。
黒幕の存在
複数の家が吸血鬼に襲われ、そこに住む家族が全員惨殺される事件が起きた。
派遣された「HELLSING」は犯人の居場所に目星をつけ、アーカードとセラスを送り込む。
「ヘルシング」1巻©少年画報社/平野耕太
アーカードは1人の吸血鬼を瞬殺し、逃げたもう1人の吸血鬼はセラスが撃ち抜いた。
仕事を終え屋敷に戻ったインテグラは、裏で手を引く黒幕の存在を疑い始める。
アンデルセン神父との闘争
カトリックとプロテスタントの境界に位置するアイルランドで、吸血鬼による事件が起きた。
これにより、ヴァチカンの特務局「イスカリオテ」が動き始める。
現地ではアーカードとセラスが食屍鬼を掃討していた。
最初は戸惑っていたセラスも徐々に吸血鬼の力に目覚め、容赦なく食屍鬼を駆逐していくがその最中「イスカリオテ」から派遣されたアンデルセン神父に強襲される。
「ヘルシング」1巻©少年画報社/平野耕太
アンデルセン神父は「HELLSING」が標的にしていた吸血鬼を始末し、次の獲物としてアーカードらを狙っていた。
祝福儀礼を受けた剣と自己再生能力をもつアンデルセン神父はアーカードすら圧倒し、ついに彼の首を落とす。
セラスは逃げようとするが、結界に阻まれた。
アーカードは「本当の吸血鬼」になるため自らの血を飲むようセラスを促すが、拒否される。
絶体絶命の状況だったがインテグラが駆けつけ、時間を稼ぐ間にアーカードが復活した。
現在の装備ではアーカードを殺しきれないと判断したアンデルセン神父は剣をおさめ、その場から去っていった。
「ヘルシング」1巻©少年画報社/平野耕太
【1巻のまとめ】
英国特務機関「HELLSING」は吸血鬼アーカードを有し、人を襲う吸血鬼を殲滅する。
新たに吸血鬼となり「HELLSING」に加入したセラスは、吸血鬼や対立するヴァチカンの特務機関「イスカリオテ」との戦いを経て、吸血鬼の力に目覚めていく。
次巻へ続きます。
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