そんな中、事故で命を落とし、再び令嬢時代のエリーゼとして生きていくこととなった。
同じ過ちを繰り返さないため、エリーゼは皇太子との婚約を破棄し、医師として生きていことを決意する。
皇帝は婚約破棄の条件に、医師としての価値を示せという。
早速医師として働き始めるエリーゼだが、周囲の者たちはまさか彼女が歴史に名を残す医師になるとは夢にも思わなかった。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
エリーゼの実力
エリーゼは衛生管理が不可欠と考え、病室の掃除を始める。
見るからに育ちのよさそうなお嬢様が汚れも厭わず掃除をする姿は周囲を驚かせた。
さらには褥瘡患者の処置を完璧にこなしてしまい、すっかり患者や看護師たちの信頼を勝ち取ることに成功する。
グレアムがエリーゼを野放しにして1週間がたったころ、上司にそれを咎められ仕方なく様子を見に行くと、患者たちは生気を取り戻し、看護師たちは皆エリーゼに心酔しきっていた。
一方そのころ、皇帝は相変わらず体調のすぐれない日々を送っていた。
帝国一の医師と名高いベンは、以前エリーゼが話していた症状がヒントとなり病気の特定に成功する。
リンデンは皇帝に次回の遠征について報告を行うが、以前エリーゼが指摘した懸念はまさに現実のものとなりつつあった。
皇帝はあらためてエリーゼの資質を認識し、医師よりも皇太子妃こそが相応しいと評価を深めていくのだった。
師弟関係
未だエリーゼの実力を信じられないグレアムだが、自身が指導医として教育することを決意する。
ベテラン医師のような正確な診断に、ようやく彼女の実力を認めたグレアムはエリーゼに謝罪し、見習い医師では勤まらない救護所での勤務を命じた。
早速救護所で働き始めるエリーゼの前に、激しい胸痛を訴える患者が搬送され、医師達の診察が始められた。
彼らの診療は的外れもいいところで、焦れたエリーゼはすぐに気胸を起こしていることを突き止め、完璧に処置してしまう。
あわててグレアムが駆けつけたころには、すっかり状態が安定してしまった。
経験の少ないはずの少女が、緊急時にも関わらず困難な処置をやってのけてしまうという事実に、グレアムはみじめな思いさえ感じる。
その一方で、今でもこれほどの実力を見せるエリーゼが、これからどれ程の活躍を見せるのか想像すると、胸の高鳴りを感じずにはいられなかった。
完璧な手術
リンデンは巧みに変装したうえでロンと名乗り、お忍びで城下の様子をうかがっていた。
皇宮に戻ろうとしたその時、強盗に襲われ侍従のランドルが拳銃で撃たれてしまう。
リンデンはエリーゼが働く病院へランドルを担ぎこみ、命を救うよう懇願した。
銃弾が脾臓を貫通しており、天才と名高いグレアムでさえ手の施しようがない状態だが、エリーゼはすぐに脾臓摘出を提案する。
熟練の技術で手術を成功させてしまったエリーゼに、助手として手を貸すことしかできなかったグレアムは夢を見ているような気分にさえなるのだった。
ひきこもるグレアム
ベン医師はランドルの治療報告に驚き、エリーゼが働く病院を訪れていた。
院長は脾臓摘出という突拍子もない手術が信じられずにいたが、ベンの話はどうやら事実のようだ。
当日の執刀医はグレアムであったため、ベンは直ぐにでも話がしたいという。
だが、手術の日以降グレアムは無断欠勤をしており、家に引きこもっているのだった。
自身の手術で劣等感を感じてしまったことが原因かもしれないと考え、グレアムの家を訪ねることにした。
しかし使用人は、グレアムが手術の日以降、研究に没頭し、部屋から出てこないという。
どうやらネガティブな可能から引きこもったのではないと感じたエリーゼは安心してグレアム邸を後にした。
翌日ようやく出勤してきたグレアムは、エリーゼとともにベンと院長のもとへ向かう。
グレアムが執刀したと思い込んでいるベンは、前例のない画期的な手術に興奮して賞賛した。
しかし、グレアムはエリーゼに話を聞くよう促すのだった。
【2巻のまとめ】
エリーゼは診療所でアッという間に信頼を勝ち取る。
グレアムもまた、彼女の実力をみとめ、正式に弟子にすることにした。
次々と緊急手術をこなすエリーゼにグレアムは惨めな気持ちを感じる一方で、自らもまた発奮し、研究に没頭した。
【2巻の見どころ】
この巻の見どころは、エリーゼが医師としての実力を周囲に証明していく姿です。
自ら病室の掃除を行い、患者に寄り添う姿勢で信頼を勝ち取ったエリーゼは、診療所でも救護所でも冷静な判断力と高度な技術で命を救い続けます。
銃で撃たれた患者の手術では、名医グレアムですら尻込みする中、完璧な脾臓摘出手術を成し遂げます。

次巻へ続きます。
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