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前巻はこちら宮本の裏切り、夕実に溺れる建村…3年後、運命の出会いから文太郎は最愛の人の支えを手に入れる『孤高の人』11巻【ネタバレ注意】
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13巻のあらすじを振り返ってみましょう。
1人の父親として
花との結婚生活を送る文太郎。
まもなくして花が妊娠し、娘の六花が産まれると、文太郎は幸せに包まれながら1人の父親として生きていくことを決意する。

「孤高の人」13巻©集英社/ 坂本眞一・鍋田吉郎・新田次郎
危険な山の仕事から離れざるを得ないが、家族のためなら本望。
1人の社会人として文太郎は同僚たちと酒を酌み交わすほどに変わった。
「人は1人では生きてはいけない」
かつて大西先生が言った言葉の意味が今ならわかる気がした。
命を投げ捨てるような単独行になっていた建村
しかしそんなある日、文太郎のもとに1人の男が訪ねてきた。
それは、文太郎の経歴を追うようにして厳冬期北アルプス全山縦走や世界各地の山を1人で踏破した建村だった。
K2東壁に挑む覚悟を固めていた建村は、人間としての生活を捨て、全てを山に捧げた結果、建村は以前とはうって変わって修行僧のような表情をしている。

「孤高の人」13巻©集英社/ 坂本眞一・鍋田吉郎・新田次郎
過酷なトレーニングや危険を顧みないアタックの連続で、いつ命を落としてもおかしくない状況に身を置き続ける建村。
そんな建村を心配した叔父が文太郎を訪ね、「あいつをこのまま1人にしたらきっと死んでしまう、一緒にK2に行ってやってほしい」と懇願する。

「孤高の人」13巻©集英社/ 坂本眞一・鍋田吉郎・新田次郎
既に建村はK2のあるパキスタンへの入国手配などを済ませ、スケジュールも固まっているという。
だが文太郎は家族のため、その依頼を断るのであった。
建村を支えるため、K2東壁への挑戦へ
改めて建村と話し、プランを聞きながらより安全で無難な計画とするようにアドバイスする文太郎。
しかし失うものがない建村の意思は固く、逆に「単独行 加藤文太郎は終わった」とまで言われてしまう。
一方、頭を冷やした建村は改めて文太郎の家を訪ね、プラン自体は変えないものの、成功率を飛躍的に上げる方法として、文太郎と一緒に挑むことを提案。

「孤高の人」13巻©集英社/ 坂本眞一・鍋田吉郎・新田次郎
家族のために断ろうとする文太郎だが、最新の技術を用いた超軽量のピッケルを建村が見せると、文太郎のK2への憧れに火が付いた。
この装備で、建村と2人でなら、本当に長年の夢だったK2東壁を陥れることができるかもしれない―。
ちょうど足立からパキスタンでの実地調査の依頼も入り、渡りに船の状況となると、文太郎は長期休暇を申請してK2に挑む決意を固める。
しかし花には再び山に命がけで挑むことは言うことができないまま。
結局、足立からそのことを聞かされた花は文太郎を「嘘つき」となじる。

「孤高の人」13巻©集英社/ 坂本眞一・鍋田吉郎・新田次郎
それでも決意の固い文太郎は、ついにK2を目指してパキスタンへと発つのであった。
【13巻のまとめ】
子供もでき、愛する家族のために身を捧げるようになった文太郎。
だが建村との再会を機に再び波乱に身を置くこととなる。
過酷なトレーニングや危険を顧みないアタックの連続で、いつ命を落としてもおかしくない状況に身を置き続ける建村。
そんな建村を死なせないため、パートナーとして共にK2東壁へ挑戦することになるのであった。
次巻へ続きます。
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