少女漫画

椿の気持ち、かをりとの1日デート、公生に弟子入りすることとなった少女の正体は…『四月は君の噓』8巻【ネタバレ注意】

 

~前巻までのあらすじ~

演奏を辞めてしまった天才ピアニストの有馬公生と自由に演奏を楽しむヴァイオリニストの宮園かをりが友人の紹介の付き添いという形で出会いを果たす

しかし公生は母親の死がきっかけでピアノを辞め、ピアノの音色が聴こえなくなる症状に悩まされていた。

そんな公生の悩みをよそに、かをりは次のコンクールの伴奏に公生を指名。

ピアノの演奏を恐れていた公生だが、かをりに手を引かれてコンクールに出場することになった。

公生はピアノの音色が聴こえずに一度は演奏を止めてしまうが、かをりに背中を押され、観客を感動させる演奏を披露した。

もうピアノを弾かないと思っていた公生だったが、自分の音楽が届いた瞬間を忘れることができず、もう一度、演奏家として歩みだすことを決意。

自分を表現するような演奏ができずに悩む公生だが、かをりとの交流を通じて前を向く。

一方、幼馴染の椿は公生がピアノにのめり込む姿が心配になり、遠くへ行ってしまうんじゃないかと不安になっていた。

そして迎えたコンクールでは幼いころからのライバルの相座武士と井川絵美と再会。

公生を憧れの対象として強く意識してきた武士と絵美が素晴らしい演奏を披露する一方、公生は母との暗い過去が呪いのように蝕んできたが、かをりのためだけにピアノを演奏することで復活。

その演奏はまるで片思い。一途な想いが観客を魅了していた。

コンクールの予選は通過できなかったが、公生はそれでも前を向き、母の好きだった曲『愛の悲しみ』を通じて、母親と向き合っていく。

次のガラコンサートではかをりと一緒に出場を予定していたが、当日にかをりの姿がない。

公生は1人ステージへと立ち、一度は激情に任せた演奏をするが、亡き母への愛情溢れる演奏で母との決別を果たした。

しかし、かをりが再び入院することになり、公生は亡くなった母の姿を重なて不安になる。

一方で椿は公生に対する気持ちはずっと弟に向けるものだと思っていたが、公生が家を出ることを告げたことで、恋愛感情だったことに気付くのだった。

 

8巻のあらすじを振り返ってみましょう。

椿が先輩と破局

椿は公生が好きなことに気付いてから複雑な気持ちを抱えていた。

行動が空回りしてばかりで、体育の授業でも怪我をしてしまう。

ある日付き合っている先輩と一緒に帰っていると、突然、他に好きな人ができたと言われる。

いつも自分の隣にいることが居心地が悪そうで、困ったように笑っている。

自分たちは合わないから別れたほうがいいのだと言う。

その言葉を受けて椿は涙を流し謝罪。

フラれたのは椿だったが、椿は自分が先輩のことを傷つけてしまったのだとわかっていた。

放課後の音楽室で椿はピアノの椅子に座っていると、公生が現れて隣に座る。

先輩にひどいことをしてしまったと涙を流す椿。

椿はずっと今の関係のままでいたかった。

だが公生は前に進もうとしている。

周りの人もまた前に進んでいた。

それなのに自分は時が止まったままでいる。

涙を流す椿の横で、ピアノを弾いて話を聞く公生。

そして椿へ「一緒にいるよ」と言う。

椿もまた公生のそばにいたいと強く願った。

突然現れた少女

二学期になってもかをりは学校に来ない。

ずっと入院したままだった。

公生は心配になってお見舞いに行こうとするも病院の前で悩んでしまい病室に行くことができなかった。

そんなある日、紘子の家にピアノのレッスンに行こうとすると、突然、木の上から女の子が降ってきた。

紘子の家で介抱していると、女の子は目を覚ます。

すると突然紘子に向かって自分を弟子にしてほしいと志願してきた。

彼女は胡桃ヶ丘中学の音楽科に通う1年生の藍里凪と名乗る。

胡桃ヶ丘中学は音楽の名門校だ。

弟子になりたいならピアノでその気にさせてみせろと紘子は言う。

凪は公生が毎報音楽コンクールで演奏した曲を弾いてみせた。

中学1年生とは思えない実力に紘子も公生も感心。

凪が紘子に弟子にしてもらえるか聞くと、公生が凪のことを教えるようにと告げた。

紘子の家から帰り道、かをりのお見舞いに今度こそ行こうと決意する。

病室の前に立つと、中から渡とかをりの声がする。

公生は2人の邪魔をしてはいけないと病室には入らず帰ることに。

すると携帯電話が鳴った。電話に出るとかをりだった。

電話番号は教えていないはずなのに。

「なんでお見舞いに来ないのか」と責めるかをりと戸惑う公生。

本当は今日お見舞いに行くときに渡すつもりだったカヌレを1人で食べていた公生は、かをりの希望で改めてカヌレを持ってお見舞いに来るように約束するのだった。

かをりの1日外出許可

凪のレッスンが始まった。

公生は凪の演奏を聴いて細かい部分まで的確に指摘する。

凪は公生の意見に反発しながらも意見を聞きながら練習していた。

公生が学校から帰ると目の前にかをりの姿があった。

「渡を呼んでくる」と公生は教室に戻ろうとするも、かをりは公生を連れて買い物に行くことに。

買い物が終わると学校にカバンを忘れたからと一緒に取りに行く。

しかしカバンを忘れたというのは嘘で、かをりが学校に来たかっただけだった。

かをりは退院したのではなく、1日だけ外出させてもらっていた。

公生はそんな大切な1日を渡ではなく自分と過ごさせてしまったことを謝った。

だが、かをりは今日のことは忘れられない思い出だと言う。

公生もまた死んでも忘れないほど大切な思い出だと感じていた。

自転車の2人乗りでかをりを送る公生。

綺麗な星空を見ながらずっとこの時間が続けばいいと思った。

かをりは背中で泣いていた。

しかしその理由を聞くことはできなかった。

凪の憧れの相手

凪は自分のことを胡桃ヶ丘中学の天使だと思っていた。

実際にピアノの実力も周囲に認めれ、多くの男子生徒から愛の告白を受けていた。

それなのに公生から厳しく指摘され、フラストレーションを溜め込む凪。

学校では学祭の準備が進められ演目を決めないといけなかったが、凪にとってはそれどころではなかった。

そんなある日、レッスンで公生の厳しい言葉についに飛び出して逃げてしまう。

逃げた先はお気に入りの神社の階段。

凪は手が小さくて演奏がうまくできないことに悩んでいた。

すると公生が追いかけてきた。

人に教えるのは初めてだから厳しいことを言ってしまったと、お詫びに焼き芋を持ってきた。

芋になんて懐柔されてたまるかと反発するも、美味しそうな芋を見て屈してしまう。

凪はもともと自分は憧れの人を追いかけてピアノを始めた。

そしてその人に気付いてほしくて、振り向いてほしくてピアノを演奏しているのだった。

家に帰る凪と出迎えたのは、公生のライバルである相座武士だった。

凪は武士の妹であり、武士こそが凪の憧れの人なのであった。

【8巻のまとめ】

椿が先輩にフラれてしまい、公生の隣にいたいと強く想うことになっていく。

他方、かをりは1日だけ外出許可を得て公生と出かけることに。

2人にとって大切な思い出になったが、かをりはなぜか帰り際には涙を流していた。

そんななか、突然現れた凪という少女に対してピアノを教えることになった公生。

なかなかうまくいかないものの、2人は少しずつ打ち解けていく。

次巻へ続きます。

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参考トラウマを抱える天才ピアニストの少年と薄幸の天才ヴァイオリニストの少女の共鳴と成長、涙なしには読めない青春ストーリー『四月は君の噓』全11巻【ネタバレ注意】

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