ドラゴンに食べられた妹ファリンを救うため、迷宮に入ったライオス一行。
ドワーフのセンシに調理方法を教わり、魔物を食べながらドラゴンがいる場所を目指し進んでいく。
カブルーのパーティからの追跡もありながら、ライオスたちはついにドラゴンを倒すことに成功。
マルシルは禁じられた黒魔術でファリンの蘇生に成功するが、迷宮の主である狂乱の魔術師の見つかってしまう。
狂乱の魔術師に大敗しファリンとはぐれたライオス一行は、ファリンを探す道中シュロ―とカブルーのパーティと遭遇。
ライオスたちは下半身が魔物と化したファリンに襲われるが、協力して逃げることに成功する。
シュロ―とカブルーのパーティは地上へ戻りエルフと合流。
ライオスたちはデルガルの孫ヤアドの助言で、迷宮の最深部にいる有翼の獅子の会うためさらに奥地へ進むが―。
\こちらも併せてチェック!/
それでは8巻のあらすじを振り返ってみましょう。
チェンジリングの効果
ライオス一行は謎の高熱に襲われ、目が覚めるとライオスはドワーフに、センシはエルフに、マルシルはハーフフットに、チルチャックはトールマンに、イヅツミは犬に変わっていた。
どうやら茸のチェンジリングを踏んでしまったらしい。
「ダンジョン飯」8巻©KADOKAWA/九井諒子

一行は道を引き返そうとするが、進むうちに最奥の扉を見つける。
ライオスがこの体のまま先に進むことに決めると、ライオスの剣に潜む軟体動物が動き出し最奥の扉を開けた。
そこへガーゴイルが襲ってきたため応戦するが、いつもと体の勝手が違うためにみんな思うように戦うことが出来ない。
なんとか一行は扉の中へ逃げ込むが、すぐにガーゴイルに追いつかれてしまう。
再び戦う中、チルチャックとマルシルが手を繋いで出来た輪をくぐらせると、チェンジリングと同じ効果が得られることに気が付く。
ライオスたちはみんなで手を繋ぎ、ガーゴイルをくぐらせ無力化することに成功。
自分たちも体についたチェンジリングの胞子を洗い落とし、元の姿に戻ることが出来た。
ファリンを救う方法
偶然発見した自動トロッコに乗り、先へ進むライオス一行。
道中ライオスは自分が冒険者になるまでの過去を話す。
センシは今までの経験から、食べて消化された魔物は力を失うため、ファリンも魔物となった下半身を切り離しみんなで食べてしまえば、人間のファリンだけが残るのではないかと話す。
「ダンジョン飯」8巻©KADOKAWA/九井諒子

非現実的ではあるが、ライオスは大いに試す価値があると考えた。
エルフとシスルの対峙
カブルーとシュロー、ナマリはエルフと共に迷宮地下一階へ入る。
そこは以前とは違い人の数がかなり増えていた。
カブルーは島の裏側を牛耳る男に協力を要請するが、男の心は既に迷宮に飲み込まれており正気では無かった。
エルフの隊長であるミスルンが転移術で男の一味を倒し広場へ戻る一方、エルフたちは人々を外へ誘導するために外の世界で金をばらまいており、欲に目がくらんだ人々は我先にと迷宮の出口へ押し寄せていた。
そして人々の高まる欲に呼応して、大きく育った魔物たちも地下から這い出てきた。
逃げ惑う人々がパニックを起こすなか、カブルーは群衆の中から魔物を操っている狂乱の魔術師シスルを見つけ、ミスルンへ報告。
エルフたちが取り押さえ、ミスルンはシスルが固執している国王デルガルは既に死亡していると明かす。
だがシスルは受け入れられずドラゴンと一体になっているファリンを召喚、シュローとナマリはその姿に驚く。
カブルーは自分たちに真実を何も話さず迷宮を取り返そうとするエルフを許せず、人間の手によって迷宮を攻略させるためにミスルンを人質にとってシスルとファリンを逃がそうとする。
「ダンジョン飯」8巻©KADOKAWA/九井諒子
するとそのとき、地面の崩落に巻き込まれてカブルーとミスルンはシスル、ファリンと共に地下へ転落してしまうのだった。
バイコーンの好み
トロッコを降りたライオスたちは穢れを好むバイコーンに出会う。
「浮気のせいで妻が出ていった」という情報からチルチャックに「堕落した成人男性」の烙印が押され、バイコーンを引き付ける餌役になってもらうことに。
だがバイコーンはチルチャックに嚙みつき、チルチャックはバイコーンの好みではない「善良な夫」であることが証明された。
ともあれチルチャックが結果的に餌としてバイコーンを引き付けているうちに慌ててライオスはバイコーンの首を落とし、食糧として確保する。
チルチャックには妻と3人の子どもがいるが、妻は家出して戻ってきていない。
だがマルシルはチルチャックが浮気して愛想をつかされたのではなく、口下手で照れ屋なチルチャックが妻に愛を伝えないがために、妻が気を引こうとして家出してしまったのではと推理する。
マルシルに励まされ、チルチャックは地上に戻った暁には妻に会いに行くと約束するのだった。
【8巻のまとめ】
ライオス一行はチェンジリングに悩まされながらも旅を続ける。
センシは今までの経験から魔物となったファリンの下半身を切り離しみんなで食べてしまえば人間のファリンだけが残るのではないかと提案、ライオスも同意する。
カブルーとシュロー、ナマリはエルフと共に迷宮地下一階へ入り、狂乱の魔術師シスルを見つける。
自分が固執していた国王デルガルが死んでいることを聞かされたシスルは、その事実を受け入れられず、地盤の崩落によってファリンと共に迷宮の地下深くに転落。
カブルーとエルフの隊長ミスルンも巻き添えになる。
その頃ライオスたちはバイコーンを捕らえ、食事にありつこうとしていた。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
\こちらも併せてチェック!/
全巻まとめに戻る
-
-
参考魔物をおいしく料理しながら迷宮攻略!新発想の冒険グルメ漫画『ダンジョン飯』全14巻【ネタバレ注意】
続きを見る