空手の大会に颯爽と現れ、あっさりと優勝した範馬刃牙。
面目を潰された神心会の精鋭である加藤と、謎の男が刃牙に目をつけるが、刃牙は気にも留めずに去っていく。
若くして圧倒的な実力を見せた刃牙とは一体何者なのか。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
超実践柔術を追求する男、本部以蔵
刃牙が授賞式にも顔を出さずに後にした会場。
取り残された加藤と男がぶつかる直前、独歩が2人の間に割り込む。
男の名は本部以蔵。どこへも属さず超実践柔術を追求し続ける男だった。
〈男の名は本部以蔵 [グラップラー刃牙 2巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
独歩の介入によって本部との衝突は回避されたが、刃牙の周囲に様々な相手が集まってきている。
次なる舞台は禁じ手なし
刃牙が住んでいるのは下宿先。
大家の未亡人は夫に先立たれ、一人娘の梢江と刃牙は同じ学校に通う同級生である。
梢江の心配をよそに、刃牙は地下室でトレーニングに励む。
壁には末堂をはじめターゲットの写真がたくさん貼られていた。
その頃、独歩は刃牙に加藤をぶつけるため、一切の禁じ手なしの舞台に加藤をあげることを決める。
学校の番長格を翻弄する刃牙
刃牙の目標は地上最強の男だが、その強さは学校では隠している。
梢江とともに登校する際にボクシング部でアマチュア界の至宝ともいわれる高山に絡まれ、部室に呼び出された刃牙。
〈ボクシングの高山に絡まれる [グラップラー刃牙 2巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙は不敵に笑うのみ。
そして放課後、刃牙がボクシング部を訪れる。
刃牙の方からグローブをつけない対決を申し出、真剣勝負が実現した。
この世で一番早い技である高山の左ジャブをいとも容易く見切った刃牙。
〈最速のジャブを簡単に見切る [グラップラー刃牙 2巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
慌てて顧問が白タオルを投げ、刃牙は高山を破壊することなく、学校に迎えに来た高級車に乗ってどこかへ去っていった。
東京ドーム地下に隠された闘技場
独歩に鍛えられる加藤。
順調に禁じ手なしのルールに適応し、独歩によって東京ドームに連れていかれることに。
東京ドームの地下には徳川のご老公が私的に建築した裏の格闘闘技場があった。
〈東京ドーム地下の闘技場 [グラップラー刃牙 2巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ここで繰り広げられる試合はルール無用。
この日の準決勝では大相撲の現役横綱である龍金剛とプロレスのメーンイベンターである久隅公平が激突する。
さらに、刃牙の正体はこの闘技場のチャンピオンだった。
【2巻のまとめ】
下宿先に住む同級生の梢江の心配をよそに、地上最強の男を目標とする刃牙。
その正体は東京ドームの地下に存在する禁じ手なしの裏闘技場のチャンピオンだった。
独歩に連れられ、神心会の加藤がその闘技場で刃牙に挑もうとしていた。
次巻へ続きます。
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