京介は人質を取り睦美に仲間加入を迫るが、千歳が身代わりとなる。
巨大なカマキリの幼虫が学校を襲い、混乱が生じる。
防御の固い学校も一度侵入されると逃げ場を失い、子供たちも危険にさらされる。
睦美は体育館に罠を仕掛け、レーザーポインターで幼虫の共食いを誘発。
成体のカマキリを巧みに誘導し、光に魅かれ動きを止めて撃退に成功する。
多くの犠牲者を出しつつも襲撃を退けるが、再度の襲撃の危険が迫る。
脱出計画を巡り睦美と京介で意見が分かれ、集団は二手に分裂する。
5巻のあらすじを振り返ってみましょう。
薫の登場と船出に向けた準備
漁港に戻ると、下総 薫という若い男が船を修理していた。
色男の薫はすぐさま千歳に目をつけつつ、船はじきに修理完了するがバッテリーがないことを告げる。
水産試験場にあるというバッテリーを取ってくるために睦美と鏡、アキたちが向かう一方、京介や千歳たちは出港の準備をすることに。
千歳は自分の色仕掛けで京介や薫を引きつけ、睦美たちが無事に甲斐らを連れて帰ってくるまで船を出港させないつもりの様子なのだった。
水産試験場での襲撃と実験の真相
水産試験場に到着した睦美たち。
海水と淡水のプールに分かれており、イルカも生きていたが、巨大なミズカマキリの群れに襲われてしまう。
さらに悪いことに、天空を舞いミズカマキリをも捕食する最大の水生昆虫である巨大なタガメも姿を現し、睦美たちの前に立ちふさがった。
強力な前足には捕まれば脱出は不可能、さらに台風が接近しており、雨の中ではさらにタガメが活発に動き回る状況になってしまう。
作戦を練るなか、睦美は施設にあったパソコンで甲斐から預かったSDカードの中身を確認し、そもそもこの水産試験場では短期間でエビやカニを巨大化させて食糧危機を救う実験を行っていたことを知る。
巨大な蟲に関する研究のデータは無かったが、睦美は巨大化した蟲がこの実験と無関係ではないことを悟った。
そして睦美が情報収集する一方、真美とアキが囮となり、その隙に鏡が資材置場からバッテリーを回収。
雨が降りしきるなか、決死の脱出が始まるのであった。
タガメ撃退と台風による足止め
睦美はタガメが苦手とする海水のプールのなかでライトを発光させ、光に群がる習性を利用してタガメたちを行動不能に陥らせた。
残るタガメは1匹。
睦美が自らタガメを引きつけ、発砲ウレタンを吹きかけてタガメの呼吸管を固めて窒息させる。
ギリギリの賭けだったが、これで犠牲者を出すことなくタガメを撃退することに成功。
すぐさまバッテリーを担いで漁港に向かいたい睦美、しかし超大型の台風が接近しており、外は既に暴風が吹き荒れており、鏡が力ずくで睦美を制止するのだった。
薫の裏切りと葵の説得
漁港では薫が船のバッテリーを隠し持っているのを千歳が発見する。
つまり薫はいつでも船を出そうと思えば出せる状態であったのに、わざわざ睦美たちを危険な場所に向かわせたのである。
睦美たちが帰ってくるまで船を出したくない千歳は薫の言いなりとなって犯されそうになるが、そこに目を覚ました葵が京介らを連れて割って入った。
バッテリーを発見した京介はすぐさま脱出しようとするが、葵は台風が過ぎるまで待ってから皆で脱出すればいいと諭す。
皆から慕われる葵の言葉にさすがの京介も耳を貸さざるを得ず、翌朝に台風が過ぎるのを待つのであった。
台風一過とヤンマの待ち伏せ
台風が過ぎ、バッテリーを担いで漁港を目指す睦美たち。
しかし海沿いの道は上昇気流が発生しやすい環境となっており、ヤンマたちの格好の狩場と化していた。
恐るべきスピードで上空から襲い掛かってくるヤンマたちを掻い潜って漁港に戻ることはできるのか―。
【5巻のまとめ】
睦美たちは脱出のため修理中の船に必要なバッテリーを求め、水産試験場へ向かう。
そこで巨大なミズカマキリやタガメの襲撃を受けるが、施設に残された実験データから、昆虫巨大化の原因に迫る。
作戦の末、睦美は知恵を駆使してタガメを撃退するも、台風の接近により足止めされてしまう。
一方、漁港では薫の裏切りが発覚し、葵の説得で脱出は台風明けまで延期。
翌朝、睦美たちはバッテリーを持って漁港へ戻ろうとするが、ヤンマの待ち伏せが立ちはだかる。
【5巻の見どころ】
この巻の見どころは、水産試験場での巨大水生昆虫との死闘と、漁港で進行する人間同士の裏切り劇です。
ミズカマキリやタガメに囲まれる絶望的な状況下で、睦美は光や海水、化学物質を巧みに使って打開策を編み出し、誰一人犠牲にせず乗り切ります。
一方、漁港では薫の企みに千歳と葵が立ち向かい、京介すら動かす展開が緊張感を生みます。

次巻へ続きます。
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